一週間前に風邪でダウン。週末はずっと熱を出して寝込み、でも、仕事が休めない状態なので、月曜から会社。
で、よたよたと毎日を過ごしていたんだけど、やっと、復活してきたみたい。
寝込んでいる間、本がたくさん読めるかなと思っていたんだけど、熱があったら無理ですねえ。残念。
黒死館殺人事件 小栗 虫太郎
青空文庫のをiPadでだらだら読んでいました。やっと終了。
犯人が誰かというのはもうどうでもよく、どこまで蘊蓄が繰り広げるかという謎のミステリ。
いやー、嫌いじゃないんだけど、謎が解けたすっきり感はゼロです。
マルドゥック・フラグメンツ 冲方 丁
マルドゥックシリーズの短編集です。
ほとんどはSFマガジンで読んでいたけど、NewTypeに載っていたのは初めてです。
第三部の予告編がイメージの断片ながら、たたみかけるようで迫力があります。
アジャストメント―ディック短篇傑作選 フィリップ・K・ディック
映画に合わせて、出版された短編集。
でも、過去の短編集にのっていた話ばっかりだからなあ。
でも、エッセイはディックの考えが伝わってきておもしろかった。
この短編集の中では私は「ウーブ身重く横たわる」が好きなんですよ~。
「怪奇小説という題名の怪奇小説」 都筑 道夫
都筑さんの本はつい、買っちゃいます。
肌触りが独特で雰囲気が最高。
これも怪奇なんだか、よくわからないんだけど、なんだか、薄気味悪い。
天と地の守人 1,2,3 上橋 菜穂子
とうとう、守人シリーズも完結!
チャグムもバルサも最後まで逃げない。その姿勢がいい。
バルサの「みごとなホイだったね」と言う一言。それにじーんときました。
それにその一言のための伏線から何からが見事なストーリー展開だわ~。
ちなみに文庫を買ったのですが、巻末に特別鼎談つき。
上橋さんに荻原規子、佐藤多佳子という豪華な鼎談です。
湯木美術館は小さな美術館です。吉兆創始者の湯木貞一さんが集めたコレクションを展示しています。
http://www.yuki-museum.or.jp/index.html
展覧会は常時やっているわけではないのかな?
今回、初めて行ったのですが、茶道具がすごいです。
やっぱり、千利休が作った茶杓や花入れを見ることができてびっくり。湿度調整のために水を入れている器もガラスコップとかじゃないし。
展示している器に料理を盛った写真が展示室の外に飾ってあって、それがまたおいしそう。
ついでに(?)帰りに大阪駅、ルクアと伊勢丹に行ってきました。品揃えが若すぎて、ちょっと買う物がなかった(-_-)
「銃夢 Last Order」16 木城 ゆきと
フォギア・フォアって、もう、なかったものとして扱われているようで、悲しいなあ。
あのキャラは青年漫画というより、少年漫画だけど、そこがいいと思うんだけどね。