MC68000 Maniacs!
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「SX-Window」とは,1989年以降の X68000シリーズに標準添付されたウィンドウシステムであります。

当時の パーソナルなウィンドウシステムとしては,現在の パソコンOSのデファクトスタンダードとなっている Microsoft Windowsシリーズよりも進んだインタフェイスを提供していたシステムであり,その外観は UNIXの Xウィンドウシステムや NeXTの GUIを彷彿とさせるものでした。1989年は NeXT STEP1.0が世に送り出された年でもあり,SX-Windowの開発において,少なからず NeXTの GUIが影響を与えていたとしてもおかしくはないと思います。

自分が所持しているのは「REDZONE」に添付されていた SX-Window Ver2.0 だけであり,
最終バージョンであった Ver3.1を使用したことは一度もありませんでした。

現在「REDZONE」のハードディスクに残っている Ver2.0の環境は,ほぼデフォルト状態のまま。当時,武尊経由で入手した 電脳倶楽部(だったかな?)に入っていたアイコン集のデータをベタベタと貼り付けてあり,スタートアップさせているのは カレンダーと 時計と 目玉と OPMプレイヤーのみ(笑)。右上の「満開の電子ちゃん」のアイコンに ショートカットメニューを仕込んで,ピンボールや ミサイルコマンド,コラムス等といったゲーム類を起動できるようにセッティングしていました。当時,マルチウィンドウな環境でゲームができる事にえらく感動した覚えがありますが,その割には SX-Windowのインタフェイス(というか使用感そのもの)を好きになれず,結果的に メインで使っていたのは Human68K(ビジュアルシェル)と Ko-Windowでした・・・。

今となっては,XM6等のエミュレータにて 手軽に SX-Window環境を構築できる状況にあるので,Ver3.1環境を試しに構築してみるのも面白いかなと思っています。でも,どうせなら実機のハードディスクに環境構築したいですよね。シャープさんが無償公開した SX-Windowのインストーラは「一部機能が削除」されている状態らしいですし・・・。

今更,パッケージ版が手に入るとは思えませんけどね。(≧∇≦)


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