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FF7AC「LAST ORDER」以来のアニメネタ。角川エンタテイメントの「時をかける少女」であります。もともと「原田知世」のファンだったこともありますが,角川映画版「時をかける少女」は個人的にもの凄く好きな作品です。何度かリメイクされている作品ですが,どの作品にも絶対的な違和感があり,正直なところ楽しんで観れるのは角川映画版のみでした。

しかし。今回のアニメ版「時をかける少女」はちょっと違います。

主人公の「紺野真琴」がタイムリープできる事と,きっかけが「放課後の実験室」である事以外,角川映画版とは明かに異なるストーリーを持っていますが,20年以上前の「原作」を現代版として絶妙にアレンジしているところが単純に素晴らしいです。角川映画版の主人公「芳山和子」はタイムリープを徒に使う事はしませんでしたが,紺野真琴は問答無用で使いまくり(笑)。このあたりに時代の差を感じますね。もちろんその行為がアダになっていくのですが,最後の1回のタイムリープをめぐるストーリー展開には非常に感動させられました。特にラストシーン。紺野真琴が空を見上げる表情が焼きついて離れません。

自分の好きなアニメ映画に「猫の恩返し」がありますが,主人公「ハル」のラストシーンの表情も同じようなイメージでしたし,「耳をすませば」の主人公「雫」にも通じるものがあります。要は主人公の「達観したかのような決意の表情」に弱い訳ですね・・・。

今回の「時をかける少女」は,主題歌も抜群。奥華子の「ガーネット」という曲で,紺野真琴の心情をもののみごとに代弁している名曲だと思います。特にサビの歌詞「あなたはずっと特別で。大切で。またこの季節がやってくる」のくだりは最強。一度ストーリーを知ってしまうと,スタッフロールだけで泣けてきます。

かなり名作ですよ。(≧∇≦)


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