MC68000 Maniacs!
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今更ですが「Pocket BASIC Simulator」に面白い機能が搭載されていたので追記しておきます。

Pocket BASIC Simulatorの画面表示は,基本的に12桁×1行の液晶に英数字のみのシンプルな表示です。僅か1行かつ文字表示のみのインタフェイスは非常に懐かしいものですが,ちょっとでも複雑なゲームを動かそうとすると,殆どの場合,画面表示を理解するだけで一苦労な感じの「文字記号の羅列」が表示されてしまうので,8bitPC&BASIC言語全盛期を知っている人以外は,さすがに馴染みづらいかもしれません。

そういった事を考慮してか,Pocket BASIC Simulator には 標準のフォント群を「任意なグラフィックパターンに書き換える」機能が装備されています。本体とは別に配布されているカスタマイズ用のテンプレート(ビットマップファイル)をベースに,カスタマイズしたい文字データの部分を任意のグラフィックパターンに書き換えた後,Pocket BASIC Simulatorのコマンドラインより「GLOADコマンド」を発行して カスタマイズしたグラフィックパターンを反映させる仕組みです。もちろん,文字以外のグラフィックパターンに書き換える事も可能なので,ユーザーの努力次第では PB-100らしからぬリッチな外観を獲得する事も可能。

しかし・・・1文字につき 僅か32×42ドットのサイズですから,
見栄えのするパターンの作成には それなりのスキルが必要だと思われます。

この機能を見ていると,X1等の8bitPCに搭載されていた PCG(Programmable Charactor Generator)システムを思い出しますね。高校のコンピュータ室に置いてあった 初代PC-8801に,某雑誌に掲載された 機械語のPCGルーチンを投入して,文化祭展示用のゲームを作っていた頃が非常に懐かしいです。

友人Y君が持っていた PB-100 が羨ましかったのも
ちょうどこの頃だったかな。(≧∇≦)


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