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先日破損した「WindowsXP機」から「Windows7機(ACER Aspire 5740)」への「iTunes環境の移設」にトライ。Win7機側にiTunesをインストールした後,iPod touch(iPad)を単純に同期させれば,ライブラリ内容がそのまま新環境へ反映されるんじゃないか・・・とか甘い事を考えましたが,実際試してみたら無理でした(笑)。音楽やアプリのデータはiPod touch側にも入っていますが,それを格納するライブラリのパスなんかはiTunesが持っているはずなので,iTunes環境がしっかり構築されていない状態ではデータを逆流させられないのは当然ですよね。

実際にiTunes環境を移設するためには,以下の手順で移設作業を実施する必要があります。

・新PCへの「iTunes」のインストール
・iTunesの起動(必要なライブラリやフォルダを生成するため)
・旧PCから新PCへのライブラリファイルおよび設定ファイル等の移設

移設対象となるライブラリファイルおよび設定ファイルは以下のものです。

・Album Artworkフォルダ(ジャケットイメージの格納先)
・iTunes Mediaフォルダ
・iTunes Musicフォルダ(音楽ファイルの格納先)
・Mobile Applicationsフォルダ(アプリファイルの格納先)
・Previous iTunes Librariesフォルダ
・iTunes Library Extras.itdbファイル
・iTunes Library Genius.itdbファイル
・iTunes Library.itlファイル
・iTunes Music Library.xmlファイル

音楽ファイルやアプリファイルの格納先を変更してしまっている場合は,設定した格納先にあるファイル群も同時に移設しておかないと意味がありません。また,上記ファイルを含む「iTunes」フォルダは,通常「マイミュージック」フォルダの直下に作成されますが,WindowsXPとWindows7で,マイミュージックフォルダへのパスが違っている事にも注意が必要です。ライブラリへのパスは,iTunesの設定画面にて再設定可能ではありますが,ライブラリが再構築されてしまうと,楽曲の再生数等のデータがリセットされる可能性があるので,移設作業については,面倒でも丁寧に行う事をお薦めします。

移設作業後,iTunesを起動すると,楽曲名やアプリ名に「!」のアイコンが付いているものが出てきます。これは,iTunesが自動で「検索しきれなかった」ファイルですので,個別にダブルクリックし,物理ファイルの格納場所を指定してやれば解決します。本当にファイルがない場合はこの限りではありません(笑)。数が多い場合はかなり面倒な作業ですが,これを完了しなければ移設が完了しないのでやるしかありません。

ここまで実施すれば環境移設完了。(≧∇≦)
何事もなかったようにiPod touch(iPad)の同期ができるはずです。
旧環境のPC認証解除をお忘れなく。


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