MC68000 Maniacs!
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「フォゴットンワールズ」は,1988年にカプコンから発売されたアーケード向け横スクロールシューティングゲーム「ロストワールド」の移植版です。アーケード版は,ショットボタンそのものが「くるくる回るダイアル」のような機構をしている特殊なコンパネを使用していて,ショットボタンを回しながら押す事でオート連射の弾を16方向にばらまく事ができました。メガドライブへの移植に際しては,この特殊な操作性が「壁」になる事はもはや必至であり,どう考えてもまともに移植される事はないだろう・・・との思いから購入を敬遠したソフトだったりします。まあ・・・ゲーセンでは一部の友人たちがひたすらプレイしていたものの,自分はほとんどプレイせず。ラスボスである「天帝」が指(?)から放つレーザーの派手さだけが鮮明に記憶されています。もともと購入する予定はなかったソフトですが,かなり程度の良い中古品を発見したのでコレクションついでに買ってきました。

予想通り操作性が壁でした。基本操作は「Bボタン」でショット。「Aボタン」でショット方向を左回転。「Cボタン」でショット方向を右回転。というもの。普通にプレイしてみると,ショットボタンを押しながらショット方向を同時に制御するのがえらく難しく1面の序盤で玉砕・・・。OPTION画面にショットをオート連射に固定する設定があるのでこれをONにし,ゲーム中はAボタンとCボタンでショット方向をコントロールする事に専念すればそれなりに「まとも」なプレイが可能ですが,それにしても操作性に対する「慣れ」は絶対的に必要。ゲーム自体の出来は決して悪くないので,この操作性だけが「問題」なような気がしますね(笑)。無理に特殊なショットボタンを再現しようとせず,移動した方向に弾を撃つ,かつ,ショットボタンを押しっぱなしにするとショット方向を固定してオート連射,といった仕様で妥協しておけば,操作性のハードルをもう少し下げれたんじゃないかと思います。

何回かプレイして練習してみると,ボタンでのショット方向回転が徐々に快適な感じになってきました。
こういうところが理解されずに「駄作」と判定される事があるのはちょっと残念ですよね。

・・・このゲームの場合,もうちょっと妥協しても良かった気がする訳ですが(笑)。
某ソダンほど操作性が悪くはないので,まだまだ大丈夫。(≧∇≦)

(2015/01/23修正)


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