MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



「ペーパーボーイ」は,1984年にアタリから発売されたアーケード用アクションゲーム。

少年が新聞配達のアルバイトをするだけのえらく長閑な内容のゲームですが,そこはアタリ。なかなか奇想天外なゲームに仕上げています。チャリンコで疾走しながら,顧客の家の庭先やポストに新聞を直接「投げ込む」アメリカンなスタイル。窓ガラス等を壊してしまえば即契約打ち切りの厳しいルールですが,契約がない家は「いくら破壊してもOK」で逆にクラッシュボーナスを貰えたりします。少年の行く手を阻む「車」や「通行人」に接触するとミスになり途中からやり直し。一部の障害物は新聞をぶつける事で破壊したり動きを止めたりする事ができます。新聞を投げすぎて足りなくなったら路肩に落ちている新聞を拾って補充が可能。・・・もはやシューティングゲームです。ちなみに契約が全て打ち切られるとバイトをクビになります(笑)。メガドライブ版は,1992年6月にテンゲンから発売になりました。

学生の頃,自宅近所のゲーセンに純正筐体が置いてあった時期があり,結構頻繁にプレイしたゲームだったりします。立ってプレイするアップライト型の筐体に「自転車のハンドル」が付いていて,ハンドルを前に倒すと加速,手前に引くと減速,だったかと思います。当時はルールなんかそっちのけで爆走しまくり,配達終了後に突入する「トレーニングコース」のゴール地点で範囲外に飛び出して膨大なスコアを稼ぐバグ技ばかり狙ってましたね(笑)。なのでまともにプレイするのは今回のメガドラ版が初。だいぶ前に購入したPSP用「MIDWAY ARCADE TREASURES」にも入ってるんですが,一度もプレイしていませんでした・・・。

メガドラ版は今まで所持していた事がないソフトだったので是非欲しいと思っていたのですが,購入したのはかなり最近になってから。先日の「テンゲン」ネタに書いたとおり,テンゲン製ソフトを集めていた割には「ペーパボーイ」はずっと持っていなかったのです。ゲームの出来はもちろん抜群。あいかわらず面白いマニュアルが付いてます。最後のページには「ソフト完成直後にプログラマーが旅に出た」って書いてるし。本当だったら大事でしょう(笑)。マニュアルだけじゃなくパッケージの裏側にも脱力感が満載。「嵐を呼ぶ少年」ってなんだよ。テーマソングか??やっぱテンゲンのソフトは素晴らしいわ。

月末にまた東京へ行く予定なので,できるだけテンゲンソフトを集めてこようかと。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )