MC68000 Maniacs!
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久々に PS Vitaのタイトルを購入してきました。巷で噂の「VA-11 Hall-A」通称「ヴァルハラ」であります。ビジュアルノベル型のアドベンチャーゲームで,もともとはベネズエラのインディーゲーム開発者が開発したものを,株式会社アクティブゲーミングメディアが運営するインディーゲームレーベル(?)「PLAYISM」が日本語版としてローカライズし販売しています。ここ数年,ビジュアルノベルには一切手を出していなかったので,なんだか懐かしい感じです。ゲーム関連の様々なサイトにて「PC-98風のグラフィックが・・・」とやたら話題になっていたのも,購入した理由のひとつ。なんで「ヴァルハラ」っていうのかな??って思っていたのですが・・・「VA-11 Hall-A」→「VAll HallA」ってことなんですね。ちなみに「VA-11 Hall-A」は,ゲームの舞台となるバーの名前です。

本作「VA-11 Hall-A」は,バーテンダーアドベンチャーゲームという位置付けになっています。物語の主人公「ジル」は,腐敗した政府と大企業が牛耳る街「グリッチシティ」のバー「VA-11 Hall-A」で働くバーテンダーという設定になっており,バーテンダーとしての日常業務に従事しながら,様々な「客」たちと接しつつ,ストーリーを展開させていくことになります。物語の分岐は,ありがちな「選択肢」式のものではなく,主人公が「客」に提供するカクテルがトリガーになっています。客のイメージをもとに注文以外のカクテルを提供してみたり,アルコールの量を微妙に変化させてみたりすることで,会話の内容が変化していったりします。まだ序盤しかプレイしていませんが,これはなかなか面白いシステムだと思います。・・・最初はレシピとにらめっこになりますけどね(笑)。

本作は音楽面でもかなり優れていて,80年代の日本のゲームやアニメ作品で使われていそうな音楽が大量に詰め込まれています。ベネズエラ産のゲームと聞いていたのでこれはちょっと意外でした。さらに言えば,作曲者は米国人。これまた意外。まあ・・・作曲者はかなり日本のゲームが好きな人物のようなのでちょっとだけ納得しましたが。で,本作の初回特典にはサントラが付いていたりします。もちろんゲットしました。インディータイトルということで,パッケージ版の価格は3,240円,ダウンロード版に至っては2,000円と格安。序盤を触った限りですが,なかなか良作な感触なので,この価格ならば買いかなと。


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