MC68000 Maniacs!
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「パクパクマン」は,1981年10月にエポック社から発売されたLSIゲーム。いわゆる「パックマン」の類似品で,小さな縦型の液晶画面にオリジナルのマップが構成されていて,モンスターは2匹,パワーエサも2つ配置されています。モンスターに捕まらず,マップ上の全ての「フルーツ」を食べ尽くせばステージクリアとなります。特徴的なのはマップ上に「立体交差(橋)」が2箇所あること。原作にあるような「モンスターが通過しない場所」という訳ではないのですが,橋の下にも「フルーツ」が配置されているので注意が必要です。また,上下4隅は「ワープゾーン」で,左上×右下および左下×右上が対になっています。どちらかが定期的に「閉じて」いるので,使用する場合は「シャッター」が閉まっているかをよく確認する必要があります。

小さな「パクパクマン」を操作して,画面上のすべての「フルーツ」を食べるだけのゲームですが,とにかく「高速」に展開するのがこのゲームの特徴。モンスターの動きは,最大でスタート時の5倍まで加速します。高次ラウンドではモンスターの姿は速過ぎて見えなくなる(!)ので,2個のパワーエサを上手く「食い繋いで」無敵のうちにステージをクリアするパターンを構築できるかが攻略のカギになります。1ステージあたり10秒~20秒でクリアしてしまうので,あとはどれだけミス無く自機を操作しきれるかです。カンストは2,000点。当時は簡単にカンストしていましたが・・・今になってプレイするとスピードについていけません(泣)。自機もモンスターもろくに見えない状況で,淡々とパターンをこなすという,子供が遊ぶにしてはえらく厳しい設定のゲームだなとあらためて思いました。

自分が入手したのは,1982年頃に発売された廉価版の「II(本体が緑色)」の方です。
当時持っていたのは「Ⅰ(本体が白)」だったので,できればそっちが欲しかったところなんですが,
現在は「Ⅰ」の入手が難しくなっているのだとか。


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