DINIT.SYS

X68000の標準OSである「Human68K」は，MS-DOSクローンな OSであるため，特定アプリケーションを起動させるため OSの環境設定を変更する際には CONFIG.SYSファイルを手動でカスタマイズする必要があります。CONFIG.SYSファイルは OS起動時に読み込まれる デバイスドライバの設定や，起動するシェルの指定等を記述するファイルであり，通常は ブートドライブの ルートディレクトリに 1個だけ存在するものです。

「DINIT.SYS」は，複数用意した CONFIG.SYSファイルを 任意に選択して起動できる環境を提供する，マルチコンフィグデバイスドライバであります。

まずは，デフォルトの CONFIG.SYSの 最初のデバイスとして DINIT.SYSを指定。

　DEVICE= A:＼SYS＼DINIT.SYS /X A:＼CONFIG

この状態で「SHIFTキーを押しながら」X68000を起動すると CONFIGの選択画面が現れます。（A:CONFIG 以下に存在する *.SYSファイルが一覧表示されます）希望の CONFIGファイルを 番号で指定する事で，任意の環境を起動する事ができる仕掛けです。何も選択しなかった場合は，デフォルトの CONFIGファイルで起動されます。

とまあ，特に難しい設定があるわけではないのですが・・・
実は，自分の使い方が「正しくない」事に最近気付いてしまったのです（汗）。

上記の手順で CONFIGは指定できますが，単純に起動すると どの CONFIGの場合でも同じ AUTOEXEC.BATが起動してしまいます。本来は，AUTOEXEC.BAT の中で INICHK.Xを実行し，ユーザーが選択した CONFIGの番号を EXITCODE として取得する事で，AUTOEXEC.BAT内の処理を分岐させるのが正しいやり方のようなのです。

しかし，当時の自分は INICHK.X を所持しておらず，
もちろん，上記のような情報を知っている訳もありませんでした。

結局，苦肉の策として，CONFIGファイルの SHELLエントリの部分で バッチファイルを直接指定して
無理矢理任意のバッチファイルを起動させるような事をしています。

　SHELL= COMMAND.X A:＼BATCH＼Human68.BAT

これでも，とりあえずは普通に動くので OKなのですが，
違っているとわかると 気になって仕方ありません。(≧∇≦)

INICHK.Xを入手できたら 環境を修正するつもりです。

アクアリウム

UltimaOnline「宝珠の守人」にて新規導入された「アクアリウム」を早速設置。

ここ最近，情けないドット絵の追加が多くなっていたブリタニアにおいて，クールな外観のオブジェクトは非常に貴重な存在。「水槽」というよりは「ショーケース」のイメージが強いですが，置いておくだけでも それなりにインパクトのあるオブジェクトだと思います。

アクアリウムというからには，魚がいないと話になりません。

まずは近所の街で「漁師（Fisher）のNPC」を探し，以下ものを購入する必要があります。

・アクアリウムDEED（水槽）
・アクアリウムフィッシングネット（網）
・フィッシュボウル
・アクアリウムフード（餌）

アクアリウムDEEDは 250,000GPと 結構高価なので，設置には若干の気合が必要です（笑）。

自宅に「水槽」を設置したら，アクアリウムフィッシングネットと フィッシュボウルを持って 川（堀）または海に出向きます。あとは ネットをダブルクリック後，水面をターゲットすれば，アクアリウムで飼育できる「魚」を捕獲する事ができます。この際，フィッシュボウルを保持していないと，せっかく捕獲した魚が死んでしまうので要注意。また，釣りスキルが 最低 10以上必要な点にも注意して下さい。

魚を捕獲したら，フィッシュボウルごと 水槽にドロップすれば，水槽に魚が入る仕掛けです。
水の補充や 餌の与え方は，パラリシャン等を参考にして実施すると上手くいくと思います。

なんでも「繁殖」もするらしいので，魚のコレクションを増やしつつ観察していたところ，
先日，突如として「タツノオトシゴ」が出現。これって繁殖じゃなくて発生なのでは！？

その他，何らかの条件で「褒賞品」も入手できるみたいです。
靴と竿を貰いました。モアイ像もでるらしいです（笑）。

意味がわかりません。(≧∇≦)

宝珠の守人

UltimaOnlineの最新アップデート「宝珠の守人」がリリースされました。前回の「武刀の天地」のように あらたな大陸が導入されるわけではなく，新ダンジョンおよび新クリーチャーの追加と，新種族「エルフ」の追加がメインとなるアップデートになります。

なにやら出荷制限なるものがかかっているとの事で，発売当日の 地元某大手家電量販店においては，アップグレードパッケージが販売されたかどうかすら不明。まあ，仕事の関係で 自分が店に向った時間が遅かった事もあるのですが，新規パッケージを数個のこすのみで アップグレードパッケージはきれいに売り切れ状態。その後，幸運にも 某地元パソコンソフト店にて アップグレードパッケージを 2個だけ発見し即購入。辛うじて初日深夜にはログインすることができました。(≧∇≦)

コンビニ版も発売されていないので，今回はさすがに入手しにくかったですねー。
そのうち，飽きるほど買えるようになるんでしょうけど・・・（笑）。

とりあえず，今回の初回購入特典でもある「冥府の軍馬」をゲット。誰もが乗り回せる「少しも希少価値のない」馬ですけど，デザイン的にはなかなか好みな感じ。ちょっとデカくて「置物」っぽいのが難ですけど，普段 乗りまわす分には なかなか重宝してます。もっと爆発的に流行るかな～って思ったのですが，皆さん 思いのほか乗っていないように感じますね。

アクアリウムも試してみましたが，水槽というよりは ショーケース的な印象。
褒賞品の提供など，様々なフューチャーが隠されているようで 今後が楽しみではありますが，
せめて「魚は動いて欲しかった」と思うのは自分だけでしょうかね。

ちなみに，個人的に疑念を感じているのが「クエスト」システム。

街中の NPCから 気軽にクエストが請けられるシステムは良いのですが，「マジックアイテム」を 気軽に報酬で配ったりした影響で，街中が不要品のポイ捨てだらけ。特定の街に住む人物に届け物をするクエストを延々と繰り返し，高レベルのアイテムを狙い続けるようなプレイが横行しており，このままではマジックアイテム相場の暴落は必至です。同一クエストは 一定時間経過しないと 再度実行できない・・・等の配慮を考えるなど，早急に対策をしないと，今以上にゲームバランスが崩れてしまうように思います。

長年ベンダーを経営している者としては，迷惑きまわりない事です。
他にも，派閥ベンダー導入や トレハンマップの陳腐化などで かなりダメージを受けているだけに，
今回の件は 是非なんとかしてほしいと思うのです。

X68000ニュース

「ZOOM ONLINE INFORMATION」が更新されています。

最近ダウンロードコンテンツ関係に動きがないな・・・と思っていたところ，久々の更新で PC用壁紙ダウンロードページが公開されました。公開されている壁紙は全部で 9点。（本日の時点）すべて 1024×768サイズとなっています。

X68000時代からの ZOOMファンには馴染み深いキャラクタ「NECO」がモチーフの壁紙が中心です。「もどき」が登場している壁紙がいくつかありますけど，新たなファン層（いるのか？）は「もどき」が何なのか知らないような気がします。同様に「ってゆーかお前，龍ヶ崎だろ？」と言われて，面白がる人間も少なくなったと思うのですが・・・（笑）。

要は我々あたりの「層」に向けた壁紙と言うことなんでしょう。
とりあえず「NecocideX」をゲーム化して発売して下さい。PS2とかで。
気になって仕方ありません。(≧∇≦)



【関連リンク】

　・ZOOM ONLINE INFORMATION ・・・ ZOOM の公式Webページ