大寒の20日、〝お袋さん〟が世話を頼まれている、お隣の猫「白チビ」が、亡くなっていました。
特派員や〝我が妻さん〟が出かけた後に、餌と水を与えに行って、見付けたそうです。
〝お袋さん〟は、お隣のお婆さんが入院するときに、餌やりを頼まれてから、ずっと続けてきたもので、ひとしおの悲しさだったようです。
昼前に帰宅すると、既に、亡骸(なきがら)をバスタオルで包み、ビニール袋に収めてありました。
「飼い主さんや家族の人に、連絡が付かない…」と言うので、午後一番に、最寄りの斎場へ「ペットの火葬」を確認し、搬入時間も打ち合わせしました。
ところが、午後になって、飼い主の息子さんが、作業のため帰られたのです。
これは、「きっと、白チビが呼んだがや…」とは、〝お袋さん〟の言葉です。
説明を聞いた 息子さんは、長年 世話をした〝お袋さん〟に 礼を言いながら、手厚く葬ることを約束してくれました。
ホッとしながら、斎場への 依頼取り消し電話を入れた、特派員でした。
今朝は、掃除や洗濯をする〝お袋さん〟が…、天気に関係なく続けてきた、毎日・三度の餌やりなどから解放され、「ホッとしながらも、なんとなく 寂しい」様子です。