ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
ポール・ラッシュ記念館のハッターです。
清泉寮のある清里高原は、秋分の日が近づくにつれ、
秋の気配がぐっと深まってまいりました。
清泉寮のまわりは空を広く見渡せる場所が多く、
この時期は、雲が様々な模様で青空に浮かびます。
今日9月18日はあいにくの雨模様ですが、今日は
皆様に秋の朝の散策をおすすめいたします。
清泉寮の本館の前から牧草地を眺めながら坂をおりて行きますと、
しばらくして右手に清泉寮パン工房が見えてきます。
パン工房の南側にある白いダブルサイロの牛舎、これはキープ協会の
農場の建物の中では、歴史的なもののひとつです。
青空に建物の「白」が映え、秋の澄んだ空気とあいまって、目を楽しませてくれます。
時々、その手前の牧草地にジャージー牛が放牧されています。
朝のやわらかな陽射しをたっぷりと浴びている牛たち。のんびりと過ごしています。
キープ協会の農場は生産牧場なので、いつも牛たちに出会えるとは限りませんが、
朝は比較的見かける確立が高い時間帯です。
さらに、坂をくだって、大きなカーブをぬけると保育園と教会への入り口が見えてきます。
その入り口から坂を上っていくと、見えてくるのが「清里聖アンデレ教会」です。
主日(日曜日)は朝6時の聖餐式、10時30分からの聖餐式、夕方6時に夕の礼拝が、
平日(月曜をのぞく)は朝6時の聖餐式、夕方6時に夕の礼拝が行われています。
清泉寮を作ったラッシュ博士が戦後民主的に農村開拓をしていこうと考えた時に、
地域の方々の精神的な支えとなるようにと考えて建てた教会です。
こちらもキープ協会にとって、歴史的な建物のひとつになっています。
この後、教会から十字架の道行をたどって、自然学校の前に
出るコースもおすすめいたします。
※散策には「清泉寮まるごとマップ」というご案内がキープ協会の
各施設に設置されておりますので、ご利用ください。
森の中のトレイル散策はもちろんですが、建物を見ながらの
散策も発見があります。
清泉寮から教会までの往復は、約1時間ほどになります。
散策をされる時は、ぜひ歴史的な建物にも注目をしてみてください。
(清泉寮に歴史に関するご質問は、ポール・ラッシュ記念館までお寄せください)
朝夕はカーディガンが手放せなくなっております。
清里にお出かけの際は、一枚羽織れるお召物をお持ちください。
皆さまのお越しをお待ち申し上げます。
ハッターでした。