皆さま、こんにちは。レストランスタッフの そめのすけ です。
季節は巡って、いよいよ「梅雨入り」とのことです。
さて「承認欲求」という言葉を最近良く聞きます。フェイスブックやインスタグラム
などのSNSとは無縁な私にとっては、「いいね」など頂く機会は、ほぼ無いのですが
熱心に投稿を続ける方々にとっては、承認が欲しい、褒めて欲しい、認めて欲しいと言う
気持ちは身近なもので、つい「盛って」しまう事も多いのだとか‥
でも、最近気付いたのですが、ネットの世界のみならず、私達は日常の生活の中で、褒めて
頂く、認めて頂くと言う事が大きな原動力になっているようです。
レストランで仕事をしている私にとっては、「美味しかったよ」「また来るね!」と言う
お客様の一言が大きな励みです。
ところが、わが身を振り返ってみると「上手に褒めるとは、いかに難しいことか」と、日々
感じています。
ただ、ご機嫌をとるのとは違うのですね。いかにその相手を見て、ここを認めてもらったら
嬉しいのだろうな、と言うポイントを、効果的な(相手が喜ぶであろう)タイミングで伝えるか。
ところが、これがなかなか出来んとです!
それでも、きちんと見ていると、言葉は足りなくても、その気持ちだけは伝わるかと思います。
マニュアル通りの褒め方よりも、助かったよ、ありがとう!の一言の方が気持ちは届くかも知れ
ません。
思い返せば、昭和ひとけた生まれの私の親の世代の人たちは、駆け抜けてきた時代の厳しさからか
「褒めて育てる」という感じではありませんでした。
それでも、良くみてもらっていたなと言うことは感じていますし感謝しています。
まさに、「木のうえに立って見る」のが、「親」と言う漢字の成り立ちだと教えられた、その通り
の子育てでした。
これからは、親と子は、横に並んで歩んで行くような関係性になって行くのでしょうか。
と、ここまで書き進めて来て、このブログも、「いいね!」と押して頂けるように
なっていることに、わたくし気付いてしまいました。
誰かがポチっと押してくれたら、こんなに拙い投稿でも、きっと嬉しい気分になるん
だろうなと想像して、「ああ、これこそが『承認欲求』なのか?」と、あらためて
気付かされた そめのすけ なのでした。