グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

MUD教育検定:「色覚編」講義の様子

2020-11-17 12:41:29 | ユニバーサルデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
メディア・ユニバーサルデザイン教育検定を受験しMUDアドバイザーの認定を受けました。これから受験する方のために、また少しでも多くの方にメディアのユニバーサルデザインについて知っていただくために、検定の様子を少しずつまとめていきます。
今回は「色覚編」の講義の様子についてです。「会場の様子」はこちらをどうぞ。


▲メディア・ユニバーサルデザインのテキスト「色覚編」と「文字組版編」


試験対策に「付箋」
メディア・ユニバーサルデザイン3級は10時〜15時50分まで講義、16時から約1時間の試験があります(途中に休憩はあります)。
講義に続いての試験でテキストの閲覧も可能ですから、きちんと講義を聞いて講師の方が「ここ重要!」と言ったところを押さえておけば、試験はそれほど難しいものではありません。
でも筆記問題に時間を取られるうえ、そもそも問題数が多いので「ここ重要!」がテキストのどこに書いてあったかをわかるようにしておくのがオススメです。
「当日持参するもの」として筆記具などのほか「付箋」とも書いてあるので、付箋はぜひ持っていきましょう。


▲付箋を貼って隅にポイントをメモ


「色覚編」の講義
「色覚編」では次のようなことを学びます。
●ユニバーサルデザインとは何か
●メディア・ユニバーサルデザインの対象(者)
●バリアフリーとユニバーサルデザイン違い
●色の見え方
●MUDに配慮した製品の作り方

東京メトロの路線図をユニバーサルデザインに配慮したものに改定した伊藤先生の講義は、デザインに関わる者はみんな知っておくべき!ということが凝縮されていてとても勉強になりました。
特に「色の見え方」や「MUDに配慮した製品の作り方」は自分がほとんど認識していなかったことでしたが、これからの高齢化社会においては知っておかなければならないことだと痛感しました。行政の印刷物などに見かける「デザイン的にいまいち」なグラフが、実はユニバーサルデザインの原則にそってデザインされていたと知り自分の無知を恥じました。


「文字組版編」の講義
「文字組版編」については追ってご報告します!

グラフィックメイトでは、若い方も高齢者も色覚障がいのある方も、誰でも同じものを見て伝わるデザインをご提案していきます。

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