東京都港区六本木のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は印刷物メインのグラフィックデザイン会社ですが「編集・構成」も行なっています。編集とは材料を取捨選択して制作側の意図や読み手(閲覧者)の視線などを考えてまとめること。
印刷物にしてもWebにしても、読者や閲覧者が知りたいことは何か。それをどう見せるか・伝えるかといったことを考える「編集・構成」の部分は、デザインをする上でも重要です。
例えばサービス案内などを作るための「原稿」をいただくと、「これはお客様の知りたいことが書かれていないな」と思うことがあります。企業側としては「これを伝えたい」があってそれを原稿にまとめられますが、それは必ずしもお客様(ユーザー)の知りたいことになっているとは限らないし、伝わるとは限りません。
・高齢のお客様向けなのに流行り言葉やイメージ先行の言葉が多用されている。
→平易で一般的な言い方にする。
・一般ユーザー向けなのに専門用語が多い。
→言い換えができない場合は注をつけて説明する、図示するなどの工夫を。
・説明文は長いがイメージが湧かない。意味が分からない。
→箇条書きにする。写真を掲載する。図解する。など見せ方を工夫する。
また業界内で通じる言葉、考え方で書かれた原稿は、社内の人など同じ立場の視点で見ても違和感は感じません。全く業界の違う人、年齢や環境の違う人。別の視点から見て初めて「これはどういうこと?」に気づくことも多々あります。「先にこれを説明されていれば分かりやすい」「写真で見れば、図解があれば、分かりやすくなる」と検討することで、流れやデザインも変わってきます。
社外の人、初見の人からどう見えるているか。受け手側にどう伝わるっているか。
「ユーザー目線」と「編集・構成」を意識して、より「伝わるメディア」を作りましょう。
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●こんなこともご相談にのります。
社史年史ってそもそもどうやって進めれば良いかわからない
○周年までに制作したいけれど、間に合う?
社員みんなで作る方法はある?
社員はあまり関われないけどどこまでやってもらえる?
社史年史の有効な使い方は?
他社さんの見積額や進行について適切か知りたい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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