東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。
2020年11月にオープンした「市谷の杜 本と活字館」は本づくりの文化施設です。活版印刷を事業の原点とする大日本印刷印刷株式会社の市谷工場が、竣工当時の姿に復元されてモノづくり工房として生まれ変わったものだそうです。
今は「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」という企画展が開催中。娘から「お母さん好きそうな企画展あるけど一種に行かない?」と誘われ行ってみました。
この企画展では「書籍用紙」という、本のためのさまざまな用紙が展示されています。その数なんと61種!
B5サイズに裁断された用紙が台に並べられていて、この中から好きな用紙を選んで(全種類選んでもOK!)自分だけのオリジナルのノートを作れるというもの。それぞれ微妙に色や厚みの違う61種、全部欲しいに決まってます!
B5サイズの用紙が乗っている台の上には、その用紙の全紙(裁断されていない紙)が吊るされていて自由に触れます。
それぞれ触ってみるのですが、全紙を触ったときとB5サイズに触ったときでは触り心地が微妙に違うように思えます。不思議。
あとでスタッフの方に話してみたら「そうなんです。サイズによって張りとか変わるんですよ。それに気づいてくれて嬉しいです」ほんとに紙がお好きなんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/52a6fc9d375bf52fbe2e26ca97acbdc3.jpg)
▲カラフルな用紙は裏表紙用。奥に向かってさまざまな書籍用紙が並んでいる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/47/bc2c120add7f9995a4c9aabfe366c93c.jpg)
▲台の上にはB5サイズの用紙が重ねて置いてある。上から吊られているのは全紙サイズの用紙
目に優しい紙色、文字の透け具合、触り心地…書籍のための白を基本とした用紙でもそれぞれ違いがあり特性がいあります。当社はデザイン会社ではありますが、社史・年史、記念誌などの「本」を作る会社でもあります。お客様から相談されたときにはいろいろご提案できるようにしておきたい。
今回のオリジナルノートはそういう意味でも貴重なサンプルとなりました。娘、でかした!
企画展は2階の展示室で開催されていましたが、2階には制作室というコーナーもあり、卓上活版印刷機ほかさまざまな印刷機があり、しおりなどオリジナルの印刷物を作ることができます。2階の一角には図書閲覧コーナーがあるのですが、ここのベンチはなんと、大きな活字になっています。
1階は常設展で、活字を作るところから本ができあがるところまでの工程を見ることができ、これも興味深い。
竣工当時の姿に復元された建物もとても趣があり、温かみを感じる空間でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/32/da1ca28d95abb1e640a49676a3af35de.jpg)
▲大きな活字になっているベンチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/42/2a3d9347adde17ccc929077cfdacbf9d.jpg)
▲竣工当時の姿に復元された「市谷の杜 本と活字館」
企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」は2月16日までですが、次の企画展は2月22日(土)から予定されています。
ぜひ一度足を運んでみてください。
「市谷の杜 本と活字館」のWebサイトはこちら
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2020年11月にオープンした「市谷の杜 本と活字館」は本づくりの文化施設です。活版印刷を事業の原点とする大日本印刷印刷株式会社の市谷工場が、竣工当時の姿に復元されてモノづくり工房として生まれ変わったものだそうです。
今は「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」という企画展が開催中。娘から「お母さん好きそうな企画展あるけど一種に行かない?」と誘われ行ってみました。
この企画展では「書籍用紙」という、本のためのさまざまな用紙が展示されています。その数なんと61種!
B5サイズに裁断された用紙が台に並べられていて、この中から好きな用紙を選んで(全種類選んでもOK!)自分だけのオリジナルのノートを作れるというもの。それぞれ微妙に色や厚みの違う61種、全部欲しいに決まってます!
B5サイズの用紙が乗っている台の上には、その用紙の全紙(裁断されていない紙)が吊るされていて自由に触れます。
それぞれ触ってみるのですが、全紙を触ったときとB5サイズに触ったときでは触り心地が微妙に違うように思えます。不思議。
あとでスタッフの方に話してみたら「そうなんです。サイズによって張りとか変わるんですよ。それに気づいてくれて嬉しいです」ほんとに紙がお好きなんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/52a6fc9d375bf52fbe2e26ca97acbdc3.jpg)
▲カラフルな用紙は裏表紙用。奥に向かってさまざまな書籍用紙が並んでいる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/47/bc2c120add7f9995a4c9aabfe366c93c.jpg)
▲台の上にはB5サイズの用紙が重ねて置いてある。上から吊られているのは全紙サイズの用紙
目に優しい紙色、文字の透け具合、触り心地…書籍のための白を基本とした用紙でもそれぞれ違いがあり特性がいあります。当社はデザイン会社ではありますが、社史・年史、記念誌などの「本」を作る会社でもあります。お客様から相談されたときにはいろいろご提案できるようにしておきたい。
今回のオリジナルノートはそういう意味でも貴重なサンプルとなりました。娘、でかした!
企画展は2階の展示室で開催されていましたが、2階には制作室というコーナーもあり、卓上活版印刷機ほかさまざまな印刷機があり、しおりなどオリジナルの印刷物を作ることができます。2階の一角には図書閲覧コーナーがあるのですが、ここのベンチはなんと、大きな活字になっています。
1階は常設展で、活字を作るところから本ができあがるところまでの工程を見ることができ、これも興味深い。
竣工当時の姿に復元された建物もとても趣があり、温かみを感じる空間でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/32/da1ca28d95abb1e640a49676a3af35de.jpg)
▲大きな活字になっているベンチ
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▲竣工当時の姿に復元された「市谷の杜 本と活字館」
企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」は2月16日までですが、次の企画展は2月22日(土)から予定されています。
ぜひ一度足を運んでみてください。
「市谷の杜 本と活字館」のWebサイトはこちら
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