稽古は着々と。

2018-12-18 10:47:49 | 日記
着々と、稽古は進んでいます。

今回の内容は、エンターテイメント❗
そして、福が来るように笑って貰えたらいいな…という願いがあります。

『カメラを止めるな』は観ましたか?

あの、あちこちに散りばめられたたくさんの「伏線」

それを、見事に回収してくれて…、他の人は笑っている場面でも、私は感動しました。

私は、映画のPRを見て、期待をして観に行くと、「…そうでもない」となる事が多いんです。

私の期待度の方が高まってしまうのか、想像力の方が上なのか…。

…なので、期待せずに観に行ったものの方が感動したりします。←へそ曲がりなんですかね?

『カメラを止めるな』は、かなり期待して行ったのですが、その高まった期待をしっかりと上回りました。

私の作品は、まさに「伏線」が大好きでして、そんなに多くはありませんが、「伏線回収」を楽しみます。

そういえば、劇団を結成して20年目に突入します。

過去を遡って、、、出演してくれたメンバーは50人以上になるんじゃないでしょうか?

本当に素晴らしい役者ばかりです。






名付けは、役に命を与える

2018-12-12 10:02:50 | 日記
例えば、『たまこ』という、愛されるキャラクターの役柄があったとします。

舞台上で『たまこ』呼ばれる時、そのキャラクターは、生まれます。

『たまこ』は、『たえこ』『たかこ』などの、よく聞く名前とは少し違って、『玉子』なのか『珠子』なのか『丸子』なのか、いずれにしても、丸くて角の無いイメージですね。

『たまこ』は、おっちょこちょいで、お人好しで、みんなから愛される人柄だとすると、『たまちゃん』と呼ばれるイメージがあると思うんです。

『たまちゃん』と呼ばれると、笑顔で振り返る。

『たまちゃん』は、スキップが出来ない。笑うとき、お腹に手をあてる。泣き虫で、猫好き。歌が下手で、あんパンが好き。。。な~んてイメージを付けると、さらに面白くて、愛すべきキャラクターがイメージ出来て来ますね。

稽古を繰り返すごとに『たまちゃん』が成長していきます。


そうやって、たまちゃんだけでなく、すべてのキャラクターひとりひとりに命を吹き込み、融合させて『世界観』を作り上げます。

名付けと役作りによって、素敵なキャラクターが出来上がり、役者の努力によって、お客様も、『たまこ』に感情移入をして、一緒に泣いたり笑ったりしてくださる。

見終わった頃には、お客様の記憶に『素敵なたまちゃん』が残って、数日間は、『たまちゃん』がお客様に元気を与える存在になれたら、どんなに嬉しいか……と思います。




名付けのこだわり

2018-12-04 10:42:59 | 日記
私は、役柄の名付けにこだわります。

まず、呼びやすいこと。

親しみを感じること。

名前に、役柄のイメージが表れていること。



呼びやすさは、当然ですね。
同じ文字が二つつづく。名前とか、舌を噛んでしまいます。

そして、私的には、劇中で出来るだけ「苗字」ではなく「名前」で呼ぶこと…を心掛けています。

ただし、キャストの関係性が他人ばかりという設定だと、苗字で呼ばざるを得なくなりますが、それでも、どこかのタイミングで名前で呼ぶ設定にしたり、ニックネームを付けて呼ぶという設定にしてしまいます。

そして、親しみを感じること、
見ているお客様が、「こんなお姉さんがいたらいいなぁ」とか「こんな先生だったらいいのに…」と思ってもらって、記憶に残して欲しいんです。

そうそう、似たような名前にしないこと❗も大切ですね。
観ていて混乱しますよね。

名は体を表すと言いますが、名前にはとてもとても思いを込めるので、無意識に役柄で呼びたくなることもあります。