けんちゃん 20

2021-01-31 07:56:53 | 日記
お化け屋敷の荒れた広い庭を横切ることになった…。

走り抜ければなんてことはない。

お化け屋敷の庭に足を踏み入れた。

走り抜けたいところだが、破壊された椅子やテーブルが家の中から引っ張り出されて転がっていて、ちょっと無理そうだ💦

「…ゃ…」

……?

何だろう?何か聞こえる。

「に…ゃ…」

猫!

しかも、子猫のようなか弱い微かな鳴き声だ。

子供の頃から無類の猫好きな私は、ソレを無視することなど出来ない。

しかも、弱っているように聞こえる。

「に…ゃ…」

鳴き声のする方に行ってみることにした。



けんちゃん 19

2021-01-30 09:17:08 | 日記
威嚇するけんちゃんとすれ違いたくない💦

だけど、学校に戻らないと。。。

横路を使って学校に戻ることにした。

ただし、その横路は『お化け屋敷』と呼ばれる家の荒れて広い庭を通り抜けないといけない💦

最近、特にコワイけんちゃんと、出るかどうかわからないお化け屋敷…、どっちがコワイか…?

お化け屋敷を通り抜けることにした。

お化け屋敷と言っても、子供たちの噂話しで、たぶん作り話だろう…と、自分に言い聞かせた。

横路に入ると、すぐに大きな家が見えて来た。

長い間放置されて、『お化け屋敷』と言われて、子供たちが肝試しと称してさらに荒らして行く。

窓は割れ、ボロボロになったカーテンが割れた窓からはみ出している。

壁には蔦が張っていて、家の中の家具なのか、庭に放り出されて破壊されている。

見た目は、それなりにコワイ。

しかもまだ、そんなに暗くはなっていなかったけど、その日は天気が悪く曇り空。

けんちゃん 18

2021-01-29 07:36:14 | 日記
何かと、問題の多いけんちゃん。

彼は将来、どうなっちゃうんだろう…💦
なんて、思うこともありました。

正直、何をするか読めないけんちゃんがこわかったのは事実です。

そして、また、ある日、また帰り道のこと…。

「ガンガン…ガンガン❗」

後ろから例の音。

けんちゃんがやってくる。

最近では、知ってる人を見つけると、近くにやってきて、威嚇するようになってきて、素行の悪さがエスカレートしていた。

関わりたくない💦💦

早足になった。

あ、忘れ物💦💦

今日中に仕上げて明日までに提出しなければならない課題を学校に忘れて来た💦

まだ、学校を出てそんなに経っていないので、戻るのは簡単だ…けど、このまま戻れば、けんちゃんとすれ違う…。

知ってる人を見ると威嚇するけんちゃんの横をすれ違うのがコワイ💦💦

あ、横路がある!

普段は通らないけど、学校への近道がある。

だけと、その道は、人の家の庭先も通らないといけない…💦
まぁ、人の家と言ってもその家は、もう何年も前から人は住んでいない。

…そこは、大きな家で、庭も荒れ放題で、無駄に広い。

しかし、この家が問題があるんです。

子供たちの間では「お化け屋敷」と言われているんです💦

どうしよう…、威嚇されても、けんちゃんとすれ違う方がいいか…思いきってお化け屋敷の荒れた庭を通り抜けるか…💦

けんちゃん 17

2021-01-28 07:15:20 | 日記
また、お巡りさんがけんちゃんちに。。。

今度は何だろう?

お巡りさんがけんちゃんちに入って、わずか数分で出てきた。

おじいちゃんが平謝りに謝っている。

お巡りさんは、笑顔でおじいちゃんの肩をポンポンと。。。

まぁ、たいしたことは無いようだ。

その日の事の次第は、数日後に知った。

その日、おじいちゃんがあまりに言うことを聞かないけんちゃんを大声で叱った。

いつも穏やかなおじいちゃんだけど、最近のけんちゃんの素行をとても不安に思ったのか、
「そんなに言うことを聞かないなら!」
…と、すりこぎ棒を持ち出した。
もちろん、威かすためだけのパフォーマンスだ。
いつも優しいおじいちゃんです。孫を本気で叩くなんて出来ない人だ。

驚いて家を飛び出したけんちゃんは、近くの公衆電話から110番した。

「恐い人が入ってきて、棒を振り回してる」…と。

地元に根付いたお巡りさんなので、けんちゃんからの電話には何やら察したらしい…。(…と、言うことは、私が知らないだけで、けんちゃんはもっとお巡りさんを呼んでいるのかも💦)


けんちゃん 16

2021-01-27 09:06:19 | 日記
奇想天外なけんちゃん。

自作自演で誘拐騒ぎまで起こしてしまった。

まぁ、事の次第がずさんだったので、賢明な大人たちは、すぐに自作自演と気づいたので、"騒ぎ"とまではならなかった。

ただ、私には、けんちゃんはコワイ💦という思いだけが残りました。

そして、もう一度、けんちゃんは警察を呼ぶ騒ぎを起こしたことがあります。

ある日の午後、庭の雑草を引き抜いていた私の目の前を、いつものお巡りさんが深刻な顔をして通りすぎる。

前にも書きましたが、子供を見ると必ず優しい声を掛けるお巡りさんなので、"何か"があるとすぐにわかります。

なんとなく、お巡りさんの行く先を見送るとけんちゃんちの方へ。

この日のお巡りさんは一人だけだった。

また、けんちゃんちで、何かあったようだ…。