社長 14

2021-03-31 07:31:47 | 日記
店先で、御札?らしきものを燃やす社長。

大きな火ではありませんが、なかなかの燃え具合い。

お店の女の子も心配そうに見守っている。

どんどん火は大きくなり、煙が蔓延し始める。

ここは、商業施設の中なので、火災報知器が鳴ってしまうのではないか…と、ハラハラ💦

ひとしきり燃やすと、手品のように燃えかすも残さずに、スッと消えた。

「…どうしたんですか?」

お店の女の子が不安そうに聞く。

「商売繁盛のおまじない」

社長は、満足げにつぶやいた。

さすがに、建物の中で火を使うとは焦りました。


だけど、それはそれで、すごいんです。


その謎の御札を燃やしたとたん、お客様がどんどん来るんです。

謎のまじない?は、しっかり効いたようでした。


社長 13

2021-03-30 07:42:15 | 日記
社長の"すごい友人"について話してみました。

そういえば、すごい友人のひとり、中国の占い師さんの話しです。

お弟子さんではなく、お師匠さんが元気だった頃の話し。


ある日のこと、

「火事?!」

お店の女の子と顔を見合わせた。

あきらかに何かしらが燃えたにおいだ。

キナ臭い💦💦

すると、店先で手に火を持つ社長が見えてきた。

社長の手にあるのは、何かの紙。

中には何か文字が書いてあるらしい。

そんなに激しく燃えているワケではないが、社長の手の紙の炎は、どんどん大きくなっている。






社長 12

2021-03-29 07:15:00 | 日記
「時計、動き出しました!と、視聴者からの電話です❗」

MCが興奮して伝える。


私と言えば、父の時計を握りしめて、「動け…、動け…」と、TVの前に正座して、頑張って時計に念を送ってるわりには、うんともすんとも言わない…。


「うちのは、無理だな…」

あきらめて時計を置いた。

「無理だぞ!電池無いからな…」

父が、ビールを飲みながら苦笑している。

「え?電池無いの?そりゃ無理だ!」


だけど、私は、こんな雰囲気が好きで、番組的には、どっぷりハマる理想的な視聴者だったと思います。


…ところが、話しはここで終わりません。


…なんと、翌日、時計は動いていたんです。


まぁ、その場で動き出さず、寝静まった頃にひっそりと動き出すなんて、父の時計らしいです。


社長 11

2021-03-28 08:34:41 | 日記
私も、壊れた時計を持ってTVの前に正座❕

画面いっぱいに映るU。

眉間にしわを寄せて、一生懸命念を送るU。

Uを信じたい自分と、『まさかね…』と思う自分がせめぎ会う。

しばらくのUのアップが終わると、念を送ったのが終了となり、画面が切り替わる。

「さぁ、いかがだったでしょうか?」

MCが相変わらず興奮気味で話す。

「あ、視聴者からの電話があります

スタジオには、たくさんのオペレーターが電話で通話している。

「お電話かわりました。司会者の◯◯です!時計が動き出したそうですね!」

「はい。おじいちゃんの形見の腕時計なんです。ずっと動かなかったんですが、今動き出しました。」

「おじいちゃんの形見ですか!動き出したんですね!」

MCは、興奮して話す。

「あ、また、時計が動き出したという視聴者からの電話です!」

次々に掛かってくる電話。。。



社長 10

2021-03-27 09:48:52 | 日記
『壊れた時計を動かす』とUさんの番組。

その昔、学生だった頃の私にとって、衝撃的でした。

番組MCの言うように、たくさんの視聴者が、壊れた時計を持って、TVの前に集まったことと思います。

そんな不思議大好きな私は、是非とも信じたいところでしたが、そんな私でさえ、半信半疑…どころか、無理だろう❗と思っていました。

「これ、壊れてるけど。」

一緒にTVを観ていた父が壊れたまま放置していた時計を引き出しから出してきた。

電池が無くなったのか、故障しているのかはわかりませんが、確かに秒針は止まっている。

それを受け取った私は、とりあえず、Uさんの指示とおり、手のひらにのせてみた。