ちなみに、『女王の教室』のエンディングで天海祐希さんが軽快に踊るシーンは、内容のイメージとはかけ離れていて不自然さを感じた…という視聴者も多かった…と聞きますが、あれは、冷酷なイメージの先生を演じる天海さんのイメージを『役』であることを視聴者に理解してもらうための演出だったとか…。
そこまでしないと、視聴者のみなさんは混同してしまう…ということらしいですね。
だけど、そこまで役柄がその人の印象を強めるなんて、役者みょうりに尽きる…と言いたいところですが…。
前置きが長くなりましたが、あの頃(現場)で出てきた、素朴なMちゃんの話しです。(厳格なおばあちゃんに育てられ、究極に素朴な人です)
彼女は、『お◯ん』に出演してから、ぼちぼちといろいろなドラマなどに出演するようになりました。
もともとMちゃんは女優を目指していたワケじゃないんです。
おとなし過ぎる性格を心配したお母さんが、性格改善のために入所させた…という感じでした。(有名になった女優さんが『女優になったきっかけ』でよく聞く話しですね)
泣き叫ぶ…なんて事も出来ずに落ち込んでいたMちゃんなのに、あるドラマで、意地悪な役回りを演じることになりました。
ドロドロのいじめ役では無いのですが、彼女にしてみたら、かなり『ひどい人』と言ってました。(すみません、私、それを観てないんです。なので、どのくらいひどい人だったのかも知らないんです)
当然、今回も彼女の迷走がはじまるかな?…と思いきや、わりと淡々と受け止め、着々とこなしていた様子でした…。