こっくりさん。2

2020-02-29 07:05:59 | 日記
こっくりさんのルール破ったA子ちゃん…。

A子ちゃんとは、友人と言っても、
そんなに親しかった訳では無いんです。

彼女は、隣のクラスの女の子で、友達の友達。

一度だけ、国語辞典を貸してあげた事があったくらいでした。


A子ちゃんもまた、例に漏れず、連日放課後遅くまで残って、こっくりさんをしてました。

その騒動の当日も、A子ちゃん達は、夕方遅くまで教室に残って3人だけでこっくりさんをしていました。


私と言えば、その頃はこっくりさんに飽きてしまっていて💦 (もう聞く事が無くなったんですね)

だから、しばらくこっくりさんはしてませんでした。


その日は、偶然、友達と話しに夢中になって、遅くまで残っていました。



急に隣の教室が騒がしくなり、私は友達と、少し気にしながらも、
見に行く事はせずに話し込んでました。

さらに、悲鳴のような叫び声も聞こえて来て…💦

ただならない雰囲気なのを徐々に感じはじめていました。

「……なんだろう…?💦」

「…なんか、こわいね💦」

「見に行く?」

「…やめよう…、もう、帰ろう!」

私と話し込んでいた友達は、こわい話しは好きだけど、実はかなりのこわがりです。

荷物をまとめて、帰る支度をはじめた時、

隣のクラスの女の子のB子ちゃんが、
「助けて!」
と、真っ青になって飛び込んで来たんです。



…つづく。。。


こっくりさん。

2020-02-28 07:19:55 | 日記
またまた、こわい話しを。。。

昔、私が体験した、

『こっくりさん』のお話しです。


私が子供の頃、こっくりさんがすごく流行しました。

10円玉に3人が人差し指を乗せて占うモノで、

戦争時代にも、『愛する家族の安否』を占って、とても流行ったらしいです。 当時は、3本の割り箸をくくり、おちょこを乗せて占っていたみたいです。



私が子供の頃に流行った時の話しに戻りますが…。


当時、…放課後になると、3人集まって、あちこちでこっくりさんが始まる。

誰でも、必ず10円玉が動き出す訳ではなく、動かせない人が多かったと思います。

だけど私は何故かこっくりさんマスター(?)みたいに、私が入ると必ず動いていました。


勿論、誰かが故意に動かすモノでは無いんです。
ひとりでに動くんです。


ルールは、とにかく3人とも、絶対10円玉から手を離さない事。


白い紙の上下に鳥居を二つ書き。
上の鳥居には「入口」
下の鳥居には「出口」
「はい」「いいえ」と書く。
そして、紙の真ん中には、数字とひらがな。



今思い出すと、本当によく当たってました。


3人が知り得ない事まで当てるのですから、凄いです。


やはり何と言っても、一番の関心事は、誰が誰を好きか…。


私の記憶の中で、一番当たっていて驚いたのは、
次に決まる席順です。

とにかく、当時みんな、好きな男の子の隣になりたくて…必死でしたから。

だけど、いつも席順はくじ引きだったので、ぎりぎりまで誰も予測はつきません。

ところがこっくりさんは、3人の席順を
「窓際から○列目の、前から○列目」と、きちんと当てるんです。

今思うと、凄いです、鳥肌モノです。


こっくりさんは、ルールを守って恐がらず友好的な人には優しいんです。

どんどん当たる確率も高まるんです。



ところが、私の友人A子ちゃんが、中学一年生の時にルールを破ってしまって、
今でも忘れられない、とても恐ろしい事件が起きたんです…。

つづく。。。

ウイルス…。

2020-02-27 07:48:21 | 日記
コロナウィルス、早く終息して欲しいですね💦💦

いったい、日本はどうなるんでしょう…。

オリンピックはどうなるんでしょう。

様々なイベントも中止されたりして、経済的損失も大変ですね💦

早く、平和な、いつも通りの日常が戻りますように🙏

せめて、ここではいつもの日常を。。。

お気楽なブログをまだ、続けて行きますので、お付き合いくださいね🍀


スキー場のこわい話し 5

2020-02-26 07:34:14 | 日記
一連のスキー場での体験はありましたが…、

”気のせいかもしれない…いや、気のせいだろう”という理由から、当時の仲間には誰にも言ってない話しがあります。
(ちょっと思わせぶりな書き方をしてますが…、ホントのこと言うと忘れていたんですけどね)

若かりし頃のアンコちゃんの懺悔コーナー!

当時、同室だった一番怖がりのMちゃんへ

当時、霊感の強いS子の
「この部屋に男の人の幽霊がいるよ!」
と言う衝撃発言して部屋を出て行った。

とんでもない発言の後に、残された私たちは凍りつく…

「こわい!今、耳に何か触った気がする…💦」

泣き出しそうなMちゃん。 

そこで、私、

「Mちゃん、大丈夫だよ!私も霊が見える事あるけど、Mちゃんの周りにはな~んにも無いから大丈夫❗」

「ホント?大丈夫?」

「大丈夫❗」

「幽霊なんかいないよね~~!」

と涙目で訴えていたMちゃんに

「そうだよ!S子は人を驚かすの好きだから、私たちをからかったんだよ!」

と話しを合わせてましたが、嘘ついてごめんなさい。

私も、Mちゃんの横にほんの一瞬だけど男の人の姿…、私も見ました。




それと、翌日、「飲まなきゃ寝れない!」と、皆でお酒を飲んでいた時、飲み過ぎて居眠りしているMちゃんの肩に、ポンポン…と寝かしつけるように、何度か手の平らしきモノが乗ってるを見ました…💦

でも、”ソレ”を確認する勇気は無かったので、見て見ぬふりをしました。

また、入浴中にもMちゃんの後ろに“人のようで人でない気配”を感じていたのに、とっととお風呂を出てきました。

それと…、Mちゃん、ある日の夕食の後、耳鳴りがする…と言ってたよね。それから、しばらく耳鳴りに悩まされていたよね。

あの、耳鳴りが始まった日の夜遅くお風呂に入るために一緒に部屋の廊下に出た時、ガラス窓に写るMちゃんの耳に“その男の人”が何かMちゃんに『内緒話』をしてる様に見えました。それが、耳鳴りの原因ではないか…と思いましたが…言えませんでした。


私、基本的に"ソレ"は見えないタイプですが、よほどエネルギッシュなMちゃん大好きな生き霊だったと思うのです。

正直、怖かったので、“気のせい”にして知らないフリをしてました。
何事もなく東京へ帰って来られて良かったです。



スキー場のこわい話し 4

2020-02-25 05:46:33 | 日記
熱をだして、仕事を休んだ日。

私の寝ていた部屋に謎の訪問者が入って来た…。

『ス…。スゥ……。スゥー…。』

え?! 何?

何の音?

タバコ?

『スゥー…スゥー』と煙を吐く様な音。

タバコを吸いはじめた?


その時、数日前に夜中に『ギィ』と扉が開いた音がして、
みんなが怖い思いをしたことを、不意に思い出した。

こわい💦💦

あれ?静かになった…。

謎の訪問着は、煙草を吸い終えたようだった。

『スッ…スッ…スッ…』

今度は何の音?

『スッ…スッ…ミシッ…』

どうやら歩き回っているようだ…。

しばらく部屋の中をゆっくりと歩き回る。

……あきらかに”人の気配”ではない。

「…ミシッ」

立ち止まった…。

『ガタッ…』

窓?

『ガタッ…ガタッ…』

窓を開けようとしてる?

鍵はかかってないはずだけど…。

『ガタッ…ガタッ…………ガタガタガタッ…』

窓を揺らしはじめた💦💦💦

恐怖の限界だった。

『お願い早く出て行って』

と心で何度も叫んだ。


『私はあなたのためにしてあげられることは、何もないから、帰って❗』

とお願いした。

すると、急に『ガタガタ…』がおさまって、静寂が戻った。




『……12時をお知らせします。』

スキー場の放送が聞こえてきた。

戻った。

え?一時間も経ったの?

5分くらいしか経っていない気がした。

謎の存在の気配も消えた…。

音も気配も感じられなくなった時、金縛りが解けた。

よかった…💦💦

何だったのか…確認しなければ…。

恐る恐る振り返ると、

………誰もいない。

出ていった形跡もないのに…。

もちろん、扉も開いていない。

いろいろ考えると熱が悪化してきたように、頭がボーっとしてきた。

「考えるのやめよう…寝よう💦」

と頭から布団を被ると

『コーン』『コーン』とスキー場のわずかなざわめきに混じって、微かに聞こえてきた。

つづく。。。