こっくりさんのルール破ったA子ちゃん…。
A子ちゃんとは、友人と言っても、
そんなに親しかった訳では無いんです。
彼女は、隣のクラスの女の子で、友達の友達。
一度だけ、国語辞典を貸してあげた事があったくらいでした。
A子ちゃんもまた、例に漏れず、連日放課後遅くまで残って、こっくりさんをしてました。
その騒動の当日も、A子ちゃん達は、夕方遅くまで教室に残って3人だけでこっくりさんをしていました。
私と言えば、その頃はこっくりさんに飽きてしまっていて💦 (もう聞く事が無くなったんですね)
だから、しばらくこっくりさんはしてませんでした。
その日は、偶然、友達と話しに夢中になって、遅くまで残っていました。
急に隣の教室が騒がしくなり、私は友達と、少し気にしながらも、
見に行く事はせずに話し込んでました。
さらに、悲鳴のような叫び声も聞こえて来て…💦
ただならない雰囲気なのを徐々に感じはじめていました。
「……なんだろう…?💦」
「…なんか、こわいね💦」
「見に行く?」
「…やめよう…、もう、帰ろう!」
私と話し込んでいた友達は、こわい話しは好きだけど、実はかなりのこわがりです。
荷物をまとめて、帰る支度をはじめた時、
隣のクラスの女の子のB子ちゃんが、
「助けて!」
と、真っ青になって飛び込んで来たんです。
…つづく。。。