前回は甘いお芋、紅はるかを炊飯器で美味しく頂いておりましたが、今回は私の更に大好きな食材…
それは
栗
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でございます。
昨年は中々良い栗に巡り合えず、
シーズンがほぼ終わる、というタイミングで大きな利平栗と出会うことが出来ましたが、
今年は10月中に良い栗と出会うことが出来ました
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今回は茨城県産。
大好物である栗は、例年栗ご飯にして、残りを湯で栗にし半分に切ってスプーンで頂く、というスタンスでおりましたが
今年は更に一手間を…!
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先ずは例年通りの栗ご飯。
我が家は焼き栗を入れてご飯を炊くので、包丁で切り込みを入れた栗を250℃のオーブンで15分…
と思いましたら、切り方が悪かったのか15分に到達する前に中でぽんぽこ弾ける音
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急いで止めましたが、オーブンなので怖くて直ぐには出せません
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少しだけ開けて様子見…
まるで猿かに合戦のようでした(笑)
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どうにか栗ご飯として頂くことが出来たので良しとしましょう…
(弾けた栗はそのまま投入された為、ある意味栗に出会える確率は上がりました(笑))
ちょっとこんがりな栗…
見慣れない方もいらっしゃるかとは思いますが、
この方法だとちょっと栗が甘くなるそうです。
そして今年は湯で栗を少なめに…
少しだけ美味しく頂いて、残りは冷凍庫へ。
と申しますのも、湯で栗を冷凍すると皮が剥きやすくなるとの情報を得たのでお試しです。
(まだ剥いておりません…
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)
最後は初の試み、栗の渋皮煮。
普段は作る前に栗自体を全部食べ切ってしまう為、
作るに至らなかったのですが、今年は初挑戦です。
手間暇掛けてじっくり作った渋皮煮を、
お茶と一緒にゆっくり頂いたり、
他のデザートに使ってみたり…
そんな妄想から挑戦致しました
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作り方はシンプルでしたが、如何せん時間と手間が掛かります
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(前回の炊飯器サツマイモとは対照的ですね…)
きっと美味しくなった…はず?
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材料
生栗 お好み
砂糖 栗と同量
重曹 目安は栗300gでこさじ1.5程度
(0.5×3回分)
水 鍋サイズに依存
下準備
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ボウルに生栗と熱湯を入れ、冷めるまで放置
(もしも虫さんがいらっしゃったら
このタイミングでごめんなさい…)
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鬼皮(外側の硬い皮)を包丁で剥く
(下のザラザラのところを先に小さく削るとその後楽々)
(なるべく栗が乾かないようお水に浸けると良いらしいです)
(包丁で取れる筋はここで取っておくと個人的には楽でした)
(ふわふわした綿のような部分は茹でると
直ぐに取れるので、ここでは頑張らなくてもOK)
灰汁抜き
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鍋に剥いた栗と水、重曹を入れて火にかける
※栗300gで重曹小さじ1/2くらい、
水は栗がヒタヒタ程度
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沸騰したら中火にして灰汁を取りながら10分
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火を止め、ゆで汁を捨てる
!この工程をもう2回繰り返す!
※ここは根気よく頑張ります
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(段々と渋皮が柔らかくなってくると
少し傷が付いたところから
ぺろりんと剥けてしまうので
新しいお水を入れる時には要注意です)
※硬い筋が残っている場合には竹串等で取る
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重曹を抜くため、お水だけで沸騰、中火で5分
煮込み
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ゆで汁を捨て、お水とお砂糖半分を加える
※瓶詰めで保存する場合には煮汁ごと保存すると
長持ちするため、お水の量を調整して下さい
(本当は落し蓋の方が良いと思うのですが、
今回はあっさり目でと落し蓋なしで
しっかりお水を入れました)
※保存液はお砂糖の含有率が高い方が長持ちします
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火にかけ、沸騰したら中火で5分
残りのお砂糖半分を加えて10分煮る
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煮沸した瓶に詰める
※きちんと煮沸してあれば未開封で
3~4ヶ月持つそうです
(我が家では直ぐ食べてしまうので定かではありませんが…)
※ジャム同様詰めたら蓋をして逆さまに
今回はお砂糖を上のレシピより控え目にした為、
一度瓶を開封してしまうと、もしかしたら直ぐに駄目になってしまうかもしれませんが、小分けにしてあるので心配なしです。
この渋皮煮、本当に美味しくてついつい手が伸びてしまいます…
そのまま頂いても美味しいですし、
他にもこの時期のデザートとしては何とも合わせられます。
コンフレークスとホイップと合わせれば素敵な和栗パフェ
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アイスクリームに乗せるだけでも特別感
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パンケーキやクレープに添えてみたり
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刻んであげれば、パンやケーキに持ってこいです
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勿論モンブランのトッピングにも
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シュークリームにも入れてしまったり
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因みに生クリームと一緒にはさんだフルーツサンドは、
朝から頂くとにやけてしまいそうなリッチなお味になりますので、是非お作りになった際にはお試し下さい![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a6/4507b6a911f0fd5027731e4a1414e992.gif)
瓶に残ったシロップはヨーグルトに入れてみたり、紅茶に入れてみたり…
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余すところなく頂ける秋の味覚。
まだまだ美味しい食材が溢れる秋
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是非皆様お家でもご堪能下さい。