~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
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備えあれば憂いなし ~part 2~

2021年03月11日 23時58分21秒 | 何の日
本日は3月11日

2011年から早10年

日本中を震撼させたであろう大地震でした。



恐らくここに来てくださっている殆どの方は、既に生まれていらっしゃったかとは思うのですが、今では当時まだ生まれていなかった子供達ももう小学生かと思うと何だか不思議です。

昨日のことのように思い出すことが出来るのに、もう知らない世代がいる訳ですから…



そんな本日ふと当時のことを振り返ってみたのですが、日本の小学校では防災訓練というものをやりますよね。
当たり前のようですが、実はかなり重要だと今更身をもって感じています。

と申しますのも、私が当日とった行動の1つに扉を開けるというものがありました。
勿論、地震で建物が歪み外へ避難出来なくなるのを避ける為とご想像頂けるかと思うのですが、
このことを想像出来るということ自体が地震がある国特有かと思います。

実は私自身は子供時代の多くを地震の無い国で過ごした為、避難訓練を受けたのは一時だけ。
東日本大震災までは大きな地震なんて体験したことも無かったのです。

それでも、体がきちんと動いて避難行動が出来たというのは、幼少期の記憶からに他なりません。
体験したことがない場合には、訓練で学ぶというのが大変有効、あとは如何にして本人に意識させるかなのだと改めて感じた次第です。




さてさて、避難も勿論大事ですが、
場合によっては自宅で過ごす可能性もあることを忘れてはいけません。

先日は避難用の防災グッズについてちょこっとup致しましたが、今回は自宅の備えについて。

何となく食料は沢山あるから大丈夫かも?

と漠然的に思っていることはあっても、実際にどれくらい持つのか正確に計算していることは然程多くないのではないでしょうか。
(斯く言う私もそんな一人でして…)

自宅にどれだけの備えが必要なのか、
人数と性別、年齢層を入力すると算出してくれるサイトがあるそうなので、ご興味のある方は是非。


当たり前と言えば当たり前ですが、お水…やはり結構必要ですよね…

我が家も先ずは何が不足しているのか目星だけでもつけておこうと思います。
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うちの子知りませんか?

2021年03月05日 21時34分22秒 | アゲハチョウ
気が付けば3月

ぽかぽかしやお天気とは一転、先日はとんでもないお天気だった関東ですが皆様如何お過ごしでしたでしょうか。

タイトルにもあるうちの子…
お猫様のことではございませんのでご安心を(笑)

実は今回のお話、我が家の居候揚羽蝶のお話...
(今回は写真なしです)



昨年の夏はベランダにある小さなユズやグレープフルーツの小さな木に揚羽蝶達が来ることが多く、何匹かは無事に羽化し旅立っていった我が家

揚羽蝶と言えば、暖かい時期にひらひら飛んでいるなぁ

というのは皆様もご存知かとは思いますが、
実は季節で言うと春先と夏場の2回成虫になるシーズンがあります。

え?春から夏に掛けて皆ちょっと時期がずれているだけじゃないの?

そんな風にも思えますが、実はとても大きな違いが1つ。

夏場は成虫(我が家はナミアゲハとクロアゲハ)が橘柑系に産卵し、その夏の間に羽化して、また産卵...という形になるのですが、何度かこの夏場の産卵が続くと、秋口になっても幼虫がいるのを見掛けます。

そう、実はこの遅い時期に青虫だった子達...
何と蛹で越冬するのです
そして暖かくなってきた春先に羽化するで、成虫は春型と夏型に区別されます。

因みに、春型は上記にもある通り、幼虫の期間が寒くなってきている期間に重なるので、省エネタイプ(勝手にそう呼んでおります)になり、食べる葉の量も少ないので一回り小さな蛹、成虫になります。

ちょっとマニアックな話になりますが、
この春型と夏型の分岐点は実は気温ではなく、日照時間にあります。
段々と日が短くなってくると、幼虫の時点で越冬蛹になるぞ!という判断がされます。

蛹になるタイミングで、幼虫達はせっせと安全な場所を探しに住み慣れた木を離れ大脱走を始めます。
(この大脱走含め揚羽蝶の生態等についてはまた別の機会にお話ししたいと思います)
そしてめでたく外敵に襲われず、しっかりした蛹になれると寒い冬をじっと乗り越え、晴れて春先に羽化する訳です。


さて、ここで話を戻します。

我が家のベランダの隅っこには、1匹だけ越冬蛹がおりました。
丁度雨風も鳥の目も届かない(であろう)良い場所に落ち着いていたので、暖かくなるのを心待ちにしていたのです。

が、ちょっと真冬のど真ん中に突然暖かい日が数日続いてしまい、

間違って羽化しないかしら…?!

と心配して見に行ってみたら…


何と


蛹自体が…ない…!!


え?!


正に目が点。


蛹は大変丈夫な糸で固定される為、ちょっとやそっとの事では取れません。
ですが、天井に居たはずの蛹が…見当たらないのです

念の為、落ちてしまっていないか確認してみたのですが、蛹の欠片も見つけられず…
3日前にはあったはずなのに、一体何処へ…?

天井が高く、近くで確認出来ないのが大変残念ですが、暖かい陽気に誘われて羽化し旅立ったと信じてやみません。
何処かで同じくちょっとフライングした仲間と出会えていますように




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