~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
もしよければ、又次回もお寄り下さいませ(^^)

6月のアゲハアパート ~part 3~

2022年06月26日 12時18分00秒 | アゲハチョウ
突然とんでもない暑さになっている関東ですが、
皆様如何お過ごしでしょうか?

あれ?まだ梅雨明けしていない…はず?
と思ってしまう程の夏空です。

さて、本日はアゲハアパート管理人

久々に写真を交えて書き記していきたいと思います。
…が、今回は色々大変なことが起きており、閲覧注意お写真もありますので、苦手な方は確実に回れ右でお願い致します…
これは似たような状況になった方に残せれば…と思っております。




6月18日(土)
クロアゲハ4号がじーっとしています。
もう脱走…のはず…!



6月19日(日)
クロアゲハ4号がいつの間にか大脱走…!
でも…行方不明です…!!

ナミアゲハ1号、2号は元気に活動中。
そして違う木にいるナミアゲハの黒い子は、終齢脱皮前で緑色になり始めていました。
これは明日に終齢になっている予感です。



6月20日(月)
朝一でナミアゲハの1匹が終齢になっていました。
ナミアゲハ3号と、呼ぼうと思います。
気が付けば午後には、もう1匹終齢になったナミアゲハ4号。

相変わらずクロアゲハ4号は見つからず…

そんな最中、クロアゲハ2号に事件が…?!
何と真っ逆さまになっているではありませんか?!
輪っかの方の糸が剥がれてしまいお尻だけがくっついている状態に…
蛹もまだ動い…動いている?(お尻をフリフリ)
問題は真っ逆さまな点です。

お尻分の糸を剥がして入院させても良いのですが、今回は輪の部分も大丈夫そうだったのでセロハンテープで糸束を固定し直しました。

…その後、入院させた方が良かったと後悔することになるのですが…



6月21日(火)
12:35
ん?下痢?!
と慌ててレモンの木を見ると、正に今ダッシュを始めたナミアゲハ1号に遭遇!

そして相変わらず植木鉢トラップ。
植木鉢の縁をぐるぐる周回開始です。
暫くしてぐるぐるしてたら良い感じのところへ移動しようかしら…とか考えていたら行方不明になりました…

クロアゲハ蛹:3匹
ナミアゲハ終齢前:8匹
ナミアゲハ終齢:4→3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹



6月22日(水)
朝一で見てみると、何とナミアゲハ2号がいません。
昨日葉を噛っていたような気がするのですが大脱走したのでしょうか?

ここ数日心配なことが…
クロアゲハ3号の緑色の蛹が何だかおかしいような気が…
少々奥まったところにいる為、まじまじと観察することが出来ないのですが、何だか色が変です。
最初の3~4日は綺麗な緑色のまま変化はなかったように見えたのですが、ここ数日前側の口や脚のパーツ部分を除いて、蛹がちょっと変な茶色になってきた気がします…



因みに昨年まで、我が家では蛹がお亡くなりになったケースは事故以外ほぼありません。

唯一、1件だけ過去に空っぽのクロアゲハの蛹を発見したことがありましたが…
完全に乾いている状態での発見だったので、途中で何が起きたのかは分かりませんでした。
(でも殻は寄生虫の脱出跡も全くなく綺麗なものであった為、個体の寿命だったのではないかと推測しています)



6月23日(木)
本日は色々大忙し、ナミアゲハの終齢が増えて、レモンの木は葉っぱがすかすかに…
もう少し持ちこたえて…!!とフルフルしているアゲハアパート管理人です。
そんな本日はナミアゲハ3号が脱走し、何と、狭いネットの中に入り込んでしまいました。
羽化時は宜しくないという状況で前蛹になってしまい動かせません。
今年の春型の子は、それが原因で羽根が…
同じ轍は踏まぬ…!
と言うことで、この子は蛹になり4日以上経過したら、環境を整備する予定です。
でも…まさかここに入ってしまうとは…
羽化時の足場としては最高なのですが…



6月24日(金)
本日は昨日のネットナミアゲハさん終齢なりたてが1匹。

そして悲報…
クロアゲハ2号と3号の色が変色…
2号は先日糸が外れてしまい逆さまになって動いていた子ですが、まさかのここに来て体液が漏れた痕跡が…
何事?!と焦りました…
細い糸のように漏れた跡があ…るけれど、下に溜まっている様子は…ない…?
でも中は空のような感覚…

細い糸のよう…小さい穴から漏れたような…穴…

まさか…

急いで心当たりを調べてみると、ありました…カメムシの名…!

カメムシは、幼虫の体液を吸うとのことで、以前から警戒はしていたのですが(結構そこらを歩いていました)、まさか蛹も対象になるとは今回調べて初めて知りました。

クロアゲハ3号ですが、こちらは徐々に緑色の蛹が下の方から茶色に変色、湿っぽい感じになってきていたので、ヤドリバエの可能性が…
となると…被害はこの1匹だけではないかもしれません…
衝撃です…

この先、少々心の準備が必要な写真を1枚載せますのでご注意下さい…

クロアゲハ3号はかなり奥まったところにおり、最大まで拡大して撮影した関係で少々画像が粗くなっています。
(寧ろ粗くて良かった…のかもしれません…)

元々若干普通の正常な蛹と比べると、いびつな蛹ではありました。
下の写真をご覧頂けると分かると思うのですが、正面右側目の下辺りに、まるで鎖骨のように外側へ曲がっているところが…
反対側は何だか液体のようなものが光っています…


そして気になるところとして、正面左側の脚(?)部分。何故か上にずれたような形で固まっているように見えます…

最後にお顔と脚部分以外の体の色合い…

明らかに正常な蛹の色合いではありません…
一体何が中から出てくるのか…
写真に収める勇気はないですが、もし確認が出来たら事後報告させて頂きます。
(因みに蛹の右下にくっついているのは脱皮後の皮です)

こうしてクロアゲハ4匹中、無事が確認出来ているのは1号ただ1匹だけとなりました。
クロアゲハだから…?
それとも今年レモンの葉っぱに虫か何かが付いたのでしょうか?

クロアゲハ蛹:3匹→恐らく2号と3号はお亡くなりに…
ナミアゲハ終齢前:5匹
ナミアゲハ終齢:4匹
ナミアゲハ前蛹:1匹
ナミアゲハ蛹:1匹(?)

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹


朝観察していると、終齢に脱皮しそうば色合いの子が2匹居たのですが、そのうち1匹は目の前で体を左右にゆさゆさ振り始めました。
これはそろそろ脱ぐのかも?と側で待つことに。

しかしちょっと時間が掛かりそうだったので離れました。

そして気が付けば無事に脱皮が終了しー…
夕方には殆どのナミアゲハさん達が一気に終齢に…?!?!

クロアゲハ蛹:3匹→恐らく2号と3号はお亡くなりに…
ナミアゲハ終齢前:0匹
ナミアゲハ終齢:8匹
ナミアゲハ前蛹:0匹
ナミアゲハ蛹:3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹



6月25日(土)
あぁ、今日はなかなかハードな日です…
クロアゲハ2号は完全に空っぽになって無惨な姿になっていました…
カメムシかと思いましたが、寄生虫にやられたという可能性もありそうですね…
(前日まで湿っぽい感じになったりはしていなかったので、ヤドリバエではなさそうと考えてはいるのですが)
流石に写真は控えさせて頂きます…

そして新たに昨日前蛹、本日蛹になったと思われる緑色のナミアゲハ4号…
まだ動いているのですが、まさかの黒ずみあり…


右の真ん中辺りと、左の少し下辺りに1ヶ所ずつ、計2ヶ所…

そう、寄生虫にやられた様子…
アオムシコマユバチでしょうか?
この黒ずみはアゲハの体液が出て固まったもの。
一度穴が空いたという証拠です…(落下で傷ついたりしても同じように黒っぽくなることがあります)
数匹の幼虫であれば、手術という形で助けることも出来るという動画を見たことがありますが、アオムシコマユバチだと100単位の卵になるので絶望的です。
精密ピンセットと液体絆創膏買ってこようかしら…(液体絆創膏は手術後に傷口を塞ぐのに使用している方がいらっしゃいました)

現在のアゲハアパート
クロアゲハ蛹:1匹
ナミアゲハ終齢前:0匹
ナミアゲハ終齢:7匹
ナミアゲハ前蛹:0匹
ナミアゲハ蛹:3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹

お亡くなり
クロアゲハ:2匹

…今年はいつもより早いアゲハ到来だったこともあり、偶々今まで難を逃れていたのが当たってしまったのか、それとも昨年と環境が変わって危険度が上がってしまったのか…
非常に残念です。

何はともあれナミアゲハ4号の蛹をどうするかが課題ですね…
救えない場合、アオムシコマユバチだったら早めに隔離しないと他にも被害が広がりますので…

2022年のアゲハアパートは大波乱です。
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6月のアゲハアパート ~part 2~

2022年06月18日 20時05分19秒 | アゲハチョウ
梅雨で雨が降ったり、晴れたりの関東。
今年の夏は暑くなるとのことで、涼しい日が続いて欲しいのに…と思う今日この頃です。

さてさて、そんなこんなではありますが、本日もアゲハアパート管理人は張り切って住人達の様子を纏めていきたいと思います





6月11日(土)
朝一で覗いてみると…
葉が…レモンの葉が食べ尽くされている…?!

衝撃…!!!


14時頃覗いてみると、クロアゲハトリオの1匹が移動し垂直方向を向いてじっとしていました。
これは…もしやそろそろ大脱走前の下痢…?
(アゲハチョウの終齢は、蛹になる前に体内の未消化分を排出します)



6月12日(日)
クロアゲハトリオの1匹が先陣を切って大脱走。
やはり昨日から垂直になっていた子が最初でした。
そして、既に発見時には前蛹になっていました。
なかなか良いところで前蛹になっていてくれたので、このまま寄生虫と捕食者(鳥)から逃れて頂きたいものです。
気温も20℃前半と梅雨時期は少々低くなりますし、ただでさえナミアゲハより蛹期間は長いと聞いていますので、一体いつ頃羽化するのか興味津々です。

そして、日中より葉の上で垂直になっているトリオの1匹が…
トリオは皆堂々たるサイズ感になっていたので、この子も今日脱走すると思い観察…

18:32
ポロリンと糞をし…た次の瞬間
目の前で下痢!!

実は実際にその瞬間を見たことがなかった為、突然の出来事にびっくり!!
お尻を浮かせて残りを一生懸命出しているご様子…
(真偽の程は定かではありませんが、体内に未消化分が残ってしまうと、蛹の間に腐ってしまうからとどこぞで読んだ記憶が…)

下痢ですが、いつも見ていた乾いた後からは想像も出来ていなかったのですが、緑色の透明な少し粘度のある綺麗な液体で更にびっくり。
例えるならば、緑色のゼリーを固める際にボールから型へ移す時の色合いと粘度です。
(分かり辛いですね(笑))
とりあえず、とろっとした感じです。

18:36
体を大きく空中に伸ばしたりしながら移動を開始。
さぁ大脱走の始まりです…!!
住み慣れたレモンの木から離れるべく、いるもより格段に早いスピードで歩くのですが、丁度通り道に先日終齢になったクロアゲハの幼虫が居り、イヤイヤしていました。

そこを避けるべく、ちょっと迂回してせっせと移動を続行。
今までの住人達は殆どが木から降りて地面を大移動していたのですが…
まさかの隣にある頼りないゼラニウムのお花へ…!!
クロアゲハの立派に成長しきったお体では、明らかに強度に難が…とハラハラしていると、そのまま転落。
運良くその下のゼラニウムのお花に掴まって、どうにかこうにかレモンの木から離れることに成功しました。



6月13日(月)
昨日逃走したクロアゲハトリオの1匹(2号と命名)、今朝前蛹で発見されました。
が、ここは…事故率(人災)が高そうな場所…

前回の春型クロアゲハ、羽化目前にして事故にあったことを考えると、ここは個人的にかなり嫌なところです。
でももう前蛹ですし、蛹になってから数日は動かせんませんし…

そんな中、クロアゲハトリオ最後の1匹は朝からじーっとしております。
今日中に下痢で脱走すると思いますが、やはり昨日と同じく18時過ぎになるのでしょうか?

17:48
下痢直後を発見。

17:52
空中に宙ぶらりんだったお尻を枝に戻し、動き…出さない?あれ?
昨日の子は下痢4分で脱走を始めたのに…?

18:10
微動だにしません。
風が強くて体感気温も低いから…?
それとも体調が悪い…?

18:20まではその場に居ることを確認し離れました。
20:00過ぎにみにいってみると、流石に姿はなく一安心しました。
良かった良かった…ちょっと時間を空けてから移動する子もいるのですね。勉強になりました。
後は良いところにスタンバイしてくれることを祈るのみです。


6月14日(火)
昨日随分経ってから大脱走をしたクロアゲハトリオ最後の1匹(3号)を捜索。
何とクロアゲハトリオの2号と比較的近いところで前蛹になっていました。

因みにまだ午後の時点で、2号はカピカピしていたものの、まだ前蛹でした。


6月15日(水)
本日、クロアゲハトリオ2号が無事に蛹になりました
そして3号はまだ前蛹です。
4号となる終齢のアオムシも、ぐんぐん大きくなり、もうそろそろ脱走かしら?と思う程成長しました。

ナミアゲハの最初の2匹は、大きくなってきましたが、ここに来て新たな一面が発覚。
ハダニ取りでお水をかけていたところ、何処からともなく柑橘系の香り…むむ、この匂いは…!
と、周囲を見渡すと、少し離れた所で黄色の角(臭覚)をMAXにしているナミアゲハさんが…(まだ終齢じゃないですが…)

今迄気が付かなかったのですが、意外とこの2匹は短気のようです。


6月16日(木)
クロアゲハトリオ3号が午前中に無事蛹となりました!
脱皮した皮を空中にぶら下げたままですが…
過去にお尻にくっつけたままの子もいましたが、特に問題なかったですし、脱げてますので全く問題なしです。

クロアゲハ4号が、大脱走前のスタンバイに入ったようで、垂直になりじっとしていました。
終齢になるまでは少々長かったですが、終齢に入ってからの巻き返しが凄いです。

ちょっぴり短気なナミアゲハさん1匹(1号)も、緑になりつつ終齢脱皮スタンバイ中のようでした。

そしてナミアゲハの小さな1匹には、葉の都合上お引っ越しして頂きました…が、この子も短気なご様子…
まだ1cm弱なのですが、プリプリ臭覚を出していましら。
お休み中のところ失礼致しました…


6月17日(金)
朝一でナミアゲハ1号が終齢になっていました!
既に脱皮の皮は無かったので、暗いうちに脱皮したのでしょうか?
時間帯は定かではありません。

クロアゲハ4号は、場所を変えて垂直スタンバイのご様子。
今日脱走かな?脱走かな?と楽しみです。



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6月と言えば紫陽花

2022年06月15日 20時32分03秒 | 日記
6月と言えば紫陽花!
今年もこの季節がやってきました!

先日友人より万華鏡という品種の紫陽花を頂き、一足早く紫陽花シーズンに突入していたのですが、やはりまだ近所で見かける紫陽花は色付く前のものが多い状態でした。

そして...!
やっと6月になって、あちらこちらと素敵な色合いが目に入るようになって参りました!

そんな今回は、ちょこちょこ撮り溜めてきた今年の紫陽花達を纏めたいと思います。



1枚目、先ずは大好き青の紫陽花。


2枚目のこちらは、紫と青の2色を一緒にパシャリ


素敵な紫陽花が溢れていますね…

運良く雨ではない時に撮影できたので、更に色合いが鮮やかです。



こちらは白い紫陽花。


白い紫陽花は何ヵ所かお気に入りの場所があるので、毎年楽しみにしているのですが、昨年はそのうち1株があまり元気がなく心配していました。

でも今年は元気良く色付いており嬉しい限りです。
白い紫陽花はあまり小さい時に気が付かなかったのか、それとも近年増えてきたのか、ついつい写真を撮りたくなります。



以前より好きになってきたと、はたと気が付いたのは額紫陽花。


内側の小さなお花達のカラフルさに気が付いたからでしょうか?


額部分が薄紫で、内側の小さなお花は青と紫の2色。
何とも言えない可愛らしさです。



好きなものでも視点が変わるのは新たな発見があることは面白いですね…
そして、それを何らかの記録(私は日記やblog)で残していると変化を追えて楽しいです。


そう言えば、最近はレース編み以外の手芸にあまり手を出せていないので、紫陽花関係のものとも随分ご無沙汰です。
眠っている紫陽花も使ってあげたいものです…
(専ら近年ではハーバリウムにしかなっておりませんが)

今年は梅雨明けが早いとの話も聞きますが、又素敵な紫陽花に会えることを期待する梅雨です。



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6月のアゲハアパート ~part 1~

2022年06月13日 21時11分00秒 | アゲハチョウ
6月になり少し経ちました。
本当に月日の流れがあっと言う間な今日この頃...
この数年で外に出る機会、時間も少なくなっているので、余計突然感じる季節の違いに驚くことがしばしば...

さてさて、そんなこんなではございますが、本日も最近のアゲハアパートを纏めていきます
(今回も幼虫やら何やら写真が出て参りますので、苦手な方はご注意下さい)



6月1日(水)
やはり昨日足場の糸を張り直していたクロアゲハさんは、本日午後に脱皮致しました。
気が付いた頃にはモシャモシャと脱皮した皮を食べていたのですが、流石に終齢ではありませんでした(笑)

流石に小さすぎますよね(笑)
と一人ツッコミを入れておりました。

でも何となく緑がかって見えたのは偶然だったのか、それとも本当にそのような要素があったのか…

ナミアゲハのおチビさん達も一生懸命に葉を噛り、段々と大きくなってきました。


あー、シャクガ(シャクトリムシ)さん…1人だけえらい大きくなっているなぁ…
と思っておりましたら、何と近くに1cm程の小さなシャクトリムシを発見…!!
えぇ、いつの間に…?!と驚きました。

シャクトリムシは、体の構造上、アゲハよりもかなり俊敏に大きな範囲を移動することが出来ます。
それもあってか、当初は別の木にいたのですが、今は葉が柔らかい木に移っており、片っ端から小さい葉っぱを食べ尽くしています。

アゲハさんの分残しておいて下さいね…



6月2日(木)
皆様順調に成長中。
おチビのナミアゲハさんも脱皮しました!
が、何と夕方?!

脱皮は朝一か午前中のイメージがあるので、夕方はなかなか珍しい印象がありました。


こちら、ご本虫の頭直ぐ脇にある黒い丸いものがお面(脱皮前のお顔)です。
そして左上の黒いのが脱皮後の皮ですが、少し休んでからしっかりご本虫が召し上がります。
食べないのは終齢から蛹に脱皮する時だけです。


6月3日(金)
クロアゲハさん達の体格がかなりしっかりしてきました…!!

そして新規入居の卵が1つ♪
(きっとまた見落としているかと思います…)

まだ流石に葉は枯渇しないですが、少々住人達が1本に集中しすぎてしまい、お引っ越ししてもらいたい気持ちも出て参りました…


6月4日(土)
朝一からせっせと念入りに葉に足場の糸を張っているクロアゲハの幼虫さんを1匹発見。
体格もかなり良くなってきているので、そろそろ終齢脱皮への準備でしょうか?

あれあれ?他の子は...?

と探しておりますと...

まさかの木から降りて、スミレの葉に隠れていました!!
しかも2匹重なり合って(笑)

今日1日じっとしていたようだったので、恐らく3匹とも終齢になる準備かと思います。

それにしてもクロアゲハさん、以前の子も鉢の裏に毎日いそいそ帰っていったりと、中々念入りな行動です。
恐らくナミアゲハよりもかなり大き目になることもあり、より一層注意を払う個体が多いのかもしれません。
(因みに食べる葉と普段休んでいる(?)葉は別の葉が多いですが、これは外敵から身を隠す為だと考えられます)


さてさて昨日の卵ですが、流石に他にもあるだろうと考え捜索。
すると付近にもう1つ小ぶりな卵を発見...
と思ったら、そのまま5つ発見...?!

恐らく全て小ぶりだったのでナミアゲハさんだと予想しています。
ここにきて一気に密になりそうな予感...
(やはりお気に入りの木があるのか、葉が少なくなっている木に密集しております)


6月5日(日)
朝一でスミレに隠れていたクロアゲハさんが終齢に脱皮していました。

夕方には最後に居場所を整えていたクロアゲハさんも終齢へ脱皮。
まだ脱皮直後で休んでいたので、1枚撮影。



6月6日(月)
大雨で肌寒い日でしたが、ナミアゲハさんのおチビさんがあさいちで脱皮していました。
もう1匹も恐らく脱皮してはいると思うのですが、いつも丸まった葉の中に隠れているので、なかなか脱皮を見ることが出来ません…

クロアゲハさん達のうち、最後に終齢になった子だけ、せっせと動き回っていました。

癒される~と見ていたところ…
まさかの葉の裏に、もう孵化間近の黒っぽい卵を追加で2つ発見…!!


現在のアゲハアパート状況
 ナミアゲハ終齢前:2匹
 クロアゲハ終齢前:1匹
 クロアゲハ終齢:3匹
 卵:7個(内3個は今日or明日孵化予定)



こちらはすっかりお顔が透けているナミアゲハさんの卵です。


そして関東、梅雨入り。


まさかの夕方、2匹真っ黒な子が孵化。
ナミアゲハさんです。
訂正して…

現在のアゲハアパート状況
 ナミアゲハ終齢前:4匹
 クロアゲハ終齢前:1匹
 クロアゲハ終齢:3匹
 卵:5個

そして18時以降にアオムシ3匹は一斉に葉っぱを食べ始めてびっくり!!
え、こんな時間帯に?!



6月7日(火)
予想外のところも合わせて5匹のナミアゲハさん幼虫が誕生。

いきなり大所帯になってきた感じですね…
そして、当初から観察していた4つの卵も明日には孵化しそうです。



6月8日(水)
昨日の孵化しそうだった卵達、無事朝一で3つナミアゲハさんが誕生。


少し時間をおいてお昼前に1匹クロアゲハさんが誕生?ん?いや、これはナミアゲハ…?



卵の殻を食べる頃にはちゃんと真っ黒になっていました。
ナミアゲハさんです。
卵から出てきた穴もしっかり写っている写真が撮れて、内心嬉しかったアゲハアパート管理人です♪
(まだ孵化後直ぐだったようで、卵の殻も若干水分がある感じです)

やはり例年梅雨以降しか経験したことがなかったので、アゲハの幼虫達の行動が違い興味深いです。

クロアゲハの終齢幼虫3匹は、朝1匹葉を食べていましたが、その後は皆一緒に集まって陰でじっとしていました…

が、まさかの20時頃覗きに行ったら、全員フル活動中。
あちこちを移動してお食事中だったようです。
(あまり明るくしても可哀想なので、ちらっとしか見ておりませんが…)



6月9日(木)
昨日生まれたナミアゲハさんの小さな幼虫も、涼しい中移動していたようです。
クロアゲハさんの終齢間近の1匹はここ数日動いたところを見たことがありません…
涼しいので脱皮の準備に手間取っているのでしょうか?
無事に終齢になれますように。

お馴染みクロアゲハさん終齢トリオは、日中は3匹くっついて薄暗いところでじっとしておりましたが、日が落ちてからは嘘のように活発的に…!!
本日は19時半頃に様子を見に行ったのですが、もうパリパリと小気味の良い音を立てながら大きな葉っぱをペロリと完食していきます。
ただ、1匹は中途半端に自分の体が乗りきらないようなサイズの葉を食べる為、微妙に先端まで食べきれないまま葉を落としてしまったり…
(少ない葉だから綺麗に食べて下さい…!!と内心思う管理人です)

現在のアゲハアパート状況
 ナミアゲハ終齢前:11匹
 クロアゲハ終齢前:1匹
 クロアゲハ終齢:3匹
 卵:0個(のはず…)


6月10日(金)
朝一でクロアゲハさんの幼虫が脱皮して、小さな終齢になっていました。
丁度横に先に終齢になったトリオが側にいたので大きさの差にびっくりしました。

良い比較写真が撮れなかったのですが、
 脱皮したて:体長約4cm、横幅約8mm
 トリオ  :体長約6cm、横幅約1.5cm

今まで脱皮してから大きくなる割合と終齢だけ違いすぎない?と驚く成長率を見せるアオムシ達。
胴回りに関してはほぼ2倍です。


こちらは、ちょっとお引っ越しをして貰おうと一度お箸(昨年からアゲハ人気高めのアゲハ的良質割り箸)に移って頂いた際のお写真。

遠近法の関係で、若干細く見えますが、本当の頭部分が5mm、一番横幅があるところで1.5cm近いサイズ感です。

こちらは背中の模様をしっかり確認出来る1枚。


緑色の体に何本か入っている模様、この模様の違いでクロアゲハとナミアゲハのアオムシを見分けることができます。
(ここまで立派に育っていたら、流石にもうクロアゲハと一発で分かりますが…(笑))


何とも立派なアオムシになってくれた今日この頃。
そろそろ蛹のシーズンが近付いてきたようです。


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恐るべし100円ショップ

2022年06月04日 15時09分03秒 | 雑貨・小物etc...
先日から今年のアゲハチョウ達のお世話が始まり、改めてそう言えばこうだったな、ああだったなと過去を回想しております。
それにしても卵から生まれて間もないこの時期の子達のサイズ感は本当に小さく肉眼で見るのにも限界が…(しかも屋外なので風で揺れます)

そこで役に立ったのが携帯(スマートフォン)なのですが、実際かなりの接写となる為更に限界が…


そこへ文明の力…!
スマートフォン用広角・マクロレンズ…!
しかも何と税込110円…!


これは本当に素晴らしいです。
100円ショップにはDAISO、Can★Do等色々なお店があるかと思いますが、私のオススメはこちら。


Can★Do
 スマートフォン用広角・マクロレンズ
スマートフォン用広角・マクロレンズ

スマートフォン用広角・マクロレンズ

スマートフォン用広角・マクロレンズの大量注文、まとめ買いの通販なら100円ショップCanDo(キャンドゥ)公式ネットショップへ!品質やデザインにこだわったシーンにあう商...



現在使用しているスマートフォンは比較的広角に強い為、基本的にはマクロレンズしか使用していませんが、本当にこれが100円とは驚きです。
万が一失くしてしまったら、迷わず又リピートする商品です。




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野良(野生)アゲハさん達

2022年06月02日 20時51分01秒 | アゲハチョウ
年間を通して珍しく、かなり更新頻度が上がっているアゲハアパート管理人のporukeです
(手芸やら、お菓子、その他趣味については頻度が低くなってしまっているのに…)

本日もアゲハさん幼虫の写真が出て参りますので、苦手な方はご注意ください。


今回は珍しく、我がアゲハアパートの住人ではない子達をupです。

と言うのも、毎年シーズンになるとナミアゲハが飛んでいるのを見かける場所があるのですが、今まで特にその周辺をしっかり見たことがなかったので、丁度通りかかったタイミングで見てみることにしました。


ちびちゃん達見つかるかな~

何て思いながら、こっそり探してみると…


ありました、ありました…!!
(いました、ではなく)


何と他の種類の木の後ろに、そしてとても狭い隙間に凄い密な柑橘系の葉っぱ郡発見…!!
アゲハのお母様達はここに来ていたのね!!と納得。

これだけ葉も立派だったら、何匹かは見つかるかしら…

と目を凝らしたところ




ドーーン…!!

おぉぉぉお!
まさかの終齢ナミアゲハ…!!

かなり立派で、もう蛹化まで近そうな大きな個体でした。
もりもりと葉っぱを食べていたのですが、カメラを向けると、警戒して下を向いてしまいました…

お食事中に失礼致しました…



そして直ぐ脇で見つけたのは…



何とこちらも、かなり立派なクロアゲハさんの終齢…!

クロアゲハさんの終齢は、ナミアゲハよりも深い緑になるので、個人的にはとても好きなのですが…この写真では、遠目から撮ったこともあり、全く色の違いが分かりませんね…残念…

きっと今週末にでも、蛹化前の大脱走をする子達かと思いますので、無事に成虫になれることを祈るばかりです。



アゲハアパート管理人、野良さんは連れて帰らないの?というお声があるかもしれませんが、個人的には卵からがメインなので、例え立派な終齢でも連れて帰らないことにしています。

と申しますのも、野良(野生?天然?)さんは既に寄生虫に寄生されている可能性もあるからです…
やはり可愛い住人が寄生虫で命を落とすのは見ていて相当辛いかと思うので、我がアゲハアパートではなるべくそのリスクを下げるべく格闘中です。

因みに幼虫の段階で寄生する寄生虫としては、寄生バエ(複数種あり)がいます。
これはアゲハの食草(柑橘系の葉等)に卵を産み、その卵をアゲハの幼虫が葉ごと食べてしまうことにより内部から寄生します…

食べられても大丈夫…?!と存在を知った当初は驚いた覚えがあります。


出来ればこちらにはお会いしたくございません…
(苦手な方は、興味本位でも絶対に検索しない方が良いです)


さぁさぁ話が大分逸れてしまいましたが、立派なプニプニボディーも拝見できて、我が家の子達も頑張れっ!と感じた今日この頃です。

アゲハさんは結構身近な蝶なので、是非ご興味のある方は近くに生えている柑橘系の木をじっくり見てみてください。

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