~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
もしよければ、又次回もお寄り下さいませ(^^)

住人達の様子 ~part 4~

2021年09月26日 13時31分00秒 | アゲハチョウ
アゲハアパート管理人のporukeです

ここ数日、久々に30℃前後という高めの気温になり活発になった住人達を今回もまとめて参ります。
蛹が段々と増えてきました。
(今回もしっかり幼虫の写真が出て参りますので、苦手な方はご注意下さい)



9月18日

昨日脱走したクロアゲハ(小)はやはり見つかりません
ちょっと淋しいですが、無事であれば昨日には蛹化しているはずですので、今後羽化を待ちたいと思います。

ただ気掛かりなこととして、最近はお天気がいまいちだった関係で日照時間が短くなっており、越冬蛹になっていないかが挙げられます。
恐らくまだ夏型だとは思うのですが...
とりあえずナミアゲハ(大)の様子を見ていこうと思います。
(ナミアゲハ(大)が越冬蛹だったら、(中)(小)も越冬蛹のはず)



9月19日

台風が過ぎ去り、台風一過で晴天の関東。
気が付けばナミアゲハの末っ子も、終齢になっていました!
恐らく色合いからすると、見に行けていなかった昨日中に脱皮していたようです。
今日から数日は気温が高めなので、ここからしっかり食べて頂きたいものです!



昼過ぎ、終齢達の姿があまり見えない…と思っていたのですが、夕方きちんと確認してみると、何と1匹下痢で既に大脱走しておりました。
(葉に痕跡があったのですが、既にほぼ乾いている状態でした)

しまった、昨日のお天気ですっかり観察出来ていなかった…!となった今日この頃でした。
この子が終齢になった時、6時間弱遅れでもう1匹のナミアゲハの幼虫も終齢になりました。
恐らく明日にはもう大脱走するかもしれませんね。



9月20日

お昼過ぎ~夕方の何処かのタイミングで、予想通りナミアゲハの2匹目が脱走しました。



9月21日

朝一番で昨日大脱走したナミアゲハの幼虫(前蛹)を発見。

でも…

何故…?!
何故、又、室外機なの…?!

と困惑を隠せない管理人です。
(第1弾の住人達で室外機で蛹化した子は0匹、唯一室外機の直ぐ後ろの壁に蛹化した子が1匹)


おでこをコツンと付けたお馴染みの前蛹。
クロアゲハはかなり縮んで段々腹になりますが、ナミアゲハは殆どこのつるっとしたフォルムでスタートします。
(ここから表面が乾燥し、白く浮いてきます)

今回は室外機の前面に近い側面だったので、まだ良いと言えば良いのですが…(背面付近は吸い込まれてしまう可能性大なので絶対避けて頂きたいものです…)

残り1匹となったナミアゲハの末っ子も、今朝からレモンの木で体に力を入れて上下動中。
これは今夜か明日辺りに大脱走でしょうか?
他のナミアゲハよりも遅く孵化した子なので、もう少し遅い気もするのですが、要観察です。



そして、ここで思いもよらぬ朗報です。

本日行方不明者(脱走した蛹)を捜索していたところ、
何と綺麗な羽化後の脱け殻を発見致しました…!!
クロアゲハかと見間違える程の立派なナミアゲハの蛹でした。
脱け殻が壊れていないところを見ると、恐らく第1弾の住人のものと推測されます。
行方不明者の中でここから密かに羽化した子が居たとは…!


…さてさて、クロアゲハ(小)とナミアゲハ1号は何処へ行ったのでしょうか…?
(未だ見つからず…先のナミアゲハ同様、思いもよらないタイミングで再会することが出来るのでしょうか?)

そんなこんなの本日、ちょっと気になることが…
アオムシコマユバチではないのですが、似た姿形(しかも大きめ)の昆虫を前蛹から半径1mくらいのところで発見。
無害だと良いのですが…



9月22日

昨日室外機側面で前蛹になったナミアゲハ2号は、今朝無事に蛹になっておりました。
白い室外機なのですが、ザラザラしていると判定されたようで、今後茶色の蛹へと変化しそうです。


まだ緑と茶の中間色くらいの蛹写真です。
どちらかと言うとグレーっぽいですね…

まだレモンの木に残っている末っ子ナミアゲハ3号は、昨晩と同じ場所でじっとしております。
これは…今日中に下痢&大脱走がありそうです。








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住人達の様子 ~Part 3~

2021年09月19日 13時37分00秒 | アゲハチョウ
アゲハアパート管理人のporukeです

台風の影響で、各地お天気が悪いとのことでしたが、皆様如何お過ごしでしたでしょうか。
関東圏も昨日は夜間から雨が断続的に降り、日中も一時は激しく降ることもありました

さてさて、そんなお天気ではございましたが、少し気温が上がってちょっとだけ活発になった住人達を今回もまとめて参ります。
(今回もしっかり幼虫の写真が出て参りますので、苦手な方はご注意下さい)



9月12日

0時過ぎても歩き回っているクロアゲハ(大)
ダッシュ速度はあまり変化がないように思われますので、少なくとも1時間で30m程度は移動したことになります。
恐るべき本能ですね!
(ただ実際にはずっと鉢の縁だったのですが…良い場所に巡り合えるまでひたすら本虫は移動していたのでしょう…)

その後、日が出てから確認したところ、鉢の縁には居らず…

又…?!又、室外機の近くなの…?!

と困惑した管理人です。

何とあれだけ歩き回ったにも拘わらず、更に移動し、室外機の足場にちょこらんと前蛹になっているクロアゲハ(大)を発見しました。


しかもまだ前蛹モードに入って時間が経っていなかったようで、上半身(?)が仰向けに開いてしまいそうになるのを、時折前のめりの姿勢に戻していました。

別の角度からも1枚。


白い模様部分が浮き輪のようにぷくっとしています。

お昼過ぎ、そろそろ蛹になっている頃かとクロアゲハ(大)を覗いてみると、まだ前蛹の状態でちょこちょこ動いており、乾燥も殆どしていなかった為、かなり驚きました。

気温、湿度のせいなのか、元々ナミアゲハ達よりも時間が掛かるものなのか…

他のクロアゲハ(中)もよく食べて立派になり、
他の子達も段々と育ってきました。



9月13日

クロアゲハ(大)は、本日午前に蛹化を確認しました
既に茶色に変化が進んではいたものの、上半身は緑色が残っていたので、恐らく夜間の脱皮だったようです。
(前回ナミアゲハで脱皮後、12時間程度でしっかり全身茶色になっていました)


終齢前の幼虫時に立派だった頭の突起も戻ってきました。
(寧ろ何故終齢だけあんなにつるんとしたナミアゲハと同じフォルムになるのでしょうか…?)

脱ぎたてのお洋服(脱皮後のお顔付きの皮)はこちら。


毎度若干怖い写真ではありますが、ナミアゲハよりも白い模様部分が目立っているように見えます。

何となく7月の子達(ナミアゲハ)は気候も良く、夜間に脱走、翌日午前中に前蛹、昼過ぎ~15時に脱皮し蛹化というサイクルが出来ていたので、今回クロアゲハの幼虫達のサイクルがいまいち掴め切れておりません。
他のクロアゲハ達もどうなるのか気になるところです。
もしかするとこの調子だと羽化の時間帯も、早朝ではなく午前中~昼前にずれ込むかもしれません。

そういえば本日のクロアゲハ(中)は食べずに体に力を入れ、ぎゅっぎゅっと収縮を繰り返すような動きをしていました。
これはそろそろ蛹化への準備を始めたのかもしれません

クロアゲハ(小)もとっても大きくなりました!が、何故か本日は逆さまな気分のようで、この体勢でじっとしていました。
あまりこの体勢は我が家で見かけませんね…


逆さまになり、頭を葉に押し付けているクロアゲハ(小)です。
この子は、他の2匹のクロアゲハの終齢と違い、首回りの模様の下の部分にさらに4つ程模様が付いています。
個体差のレベルのものなのでしょうか?
初めて見ました。


さてさて、ここで最近ご無沙汰だったナミアゲハさんの写真も1枚。



こちらは末っ子のナミアゲハさん。
体長は1.6cm程になっていました。
自主避難で古い葉に居たこともありましたが、若い葉に移動ししっかり食べているようです。

他のナミアゲハは2匹終齢への脱皮に備えてスタンバイ中です。


9月14日

涼しい朝でしたが、朝からナミアゲハさん達が2匹終齢へ脱皮していました

クロアゲハ(小)もガツガツと葉を食べて…
ん?同じ葉にナミアゲハの幼虫?
同じ葉にクロアゲハの終齢が居るのに逃げない?

その後暫くして覗いてみると、葉がありません。
クロアゲハの幼虫が噛み切って落としてしまった可能性があるので付近を見てみると…
何とナミアゲハの幼虫ごと葉が落とされていました。

慌てて回収してみると…

ナミアゲハの幼虫は随分縮んでしまっています…
この子は末っ子ではなく、最初の3匹(今日終齢になった子達2匹と同時期)の1匹。
そのはずではあるものの、縮んで末っ子以下の大きさになっていました。

この状況は、恐らく具合が悪くなってしまったからか、寒さからか葉から水分を接種出来なかったようです…
もう足先さえも動かすことが出来ないような状態だった為、室内へ入れることにしました。


夕方頃、朝に脱皮した終齢の子は葉をガツガツ噛り始めました
とても小さい終齢なので、ここから少しでも大きくなってくれると良いのですが…
因みにもう1匹は脱皮が遅かったので、まだじっとお休みしていました。

クロアゲハ(中)は今日から鉢の側面でお休み。
これはそろそろ前蛹準備に入りそうです。



と思いつつ20時30分頃覗いてみると…
又もや予想外で、既に下痢をし忽然と姿を消しておりました…!!
室外機だけはやめていただきたい、と暗い中、明かりを手に恐る恐る捜索開始。
日中と違い足元で万が一見落とし踏んでしまったら一巻の終わりです。

すると暫くして室外機の周りをうろうろしているクロアゲハ(中)(ダッシュ中)を発見…!!

試しに割り箸を差し出してみると、

無視

避けて別の方へ進んでしまいます。

進路方向へ角度をなだらかに接地させてみたところ、今度は登ってきてくれました。
そしてピタッとお祈りポーズになったので、これはここで蛹になってくれるかも?と油断してその割り箸を木の根本に立ててその場を離れたのですが…
まだダッシュ期間が終わっていなかったようで、22時頃確認したところ、再度行方知れずに…

明日明るくなったら探してみようと思います。


9月15日

幼虫(前蛹)大捜索です。
先ずは一番居て欲しくない室外機周辺…
居ない…はず…
徐々に捜索範囲を広げたところ、何と思わぬところで見つかりました…!!

何と壁の下の方も下の方。
若干ここで安全に羽化できるか不安にはなりましたが、一先ずこのまま無事蛹になるのを見守って行きたいと思います。


実はそのすぐ斜め上の所には、第1弾のナミアゲハの蛹の抜け殻が付いたままになっているのですが、実はこの抜け殻…ちょっと今回の不安要素となっております
と申しますのも、この抜け殻、とても綺麗なのです
どう綺麗かと申しますと、殻の中に排泄物が全くないのです

通常、蛹から羽化する際に、体から余計な水分を排出する関係で、殻から抜ける直前に成虫は殻の中に排泄をします。
正常に羽化した子達の残した抜け殻には、必ずこの排泄物が茶色く残るのですが、この綺麗な抜け殻は全くなし。

殻の頭部分は綺麗に取れており、無事にそこから出た痕跡はあるのですが、綺麗に羽を広げることが出来たのかは非常に怪しいのです

第1弾の住人の中で羽化に失敗し飛び立てなかった子は3羽(内1羽は室内で最後飼育)
その蛹がどこにあった蛹かは定かではありませんが、この綺麗過ぎる蛹はかなり怪しいです。

その怪しい蛹の斜め下に今回場所を決めてしまったクロアゲハ(中)
大変心配ではありますが、無事を祈るのみです。

先ずは、アオムシコマユバチに見つからないことが先決ですが!

そして悲しいお知らせです。
昨日室内へ入れたナミアゲハの幼虫ですが、残念ながら旅立ってしまいました。
やはり第1弾のように殆どの子が何事もなく蛹化、羽化を迎えられるのは環境だけの問題ではないですね。
(今回は卵の孵化率もあまり良くなく驚きました)


9月16日

今朝はクロアゲハ(小)が、鉢の縁に水平のままじっとしているのを見掛けました。
でも少し影になっている場所だったので、他の2匹と同じく蛹化準備に入ったのかもしれません。

昨日大脱走を果たしたクロアゲハ(中)は今朝無事に脱皮を終えて前蛹から蛹になりました。
発見後は脱いだ直後だったようで、まだ幼虫時代の模様の名残のある柔らかそうな体でもぞもぞ動いていました。
シャキーン!まではもう少し掛かりそうです


他の幼虫達は、皆じっとしています。

さて、朝から何も食べず鉢の縁でじっとしているクロアゲハ(小)ですが、きっと(大)(中)の行動からすると、今夜大脱走をするはず…!と予想したまでは良かったのですが

なかなか見に行くことが出来ず、気が付けば22時。

…既に下痢をして大脱走した後でした
予想が当たったのは良いのですが明日見つかりますように


9月17日

朝一番で、昨晩大脱走したクロアゲハ(小)を捜索しましたが見つかりません
前回の計測結果から、数十m以上移動することも珍しくなさそうですから、目の届く範囲外に行ってしまっている可能性も大です。
しかも、かなりの障害物も迷わず越えていくという行動力が発揮されていたのを目の当たりにしたので、羽化迄(もしくは羽化後も)行方不明かもしれません。

さてさて、レモンの木に残ったのはナミアゲハの幼虫3匹となりました。
2匹は終齢で、末っ子の1匹はまだ黒と白の姿。

終齢になった2匹の方は最初こそ小さかったですが、ここ数日で葉をしっかり齧り随分大きくなってきたようです。
(勿論クロアゲハの終齢と比較するとかなり小さいですが)
白と黒の子は、少々気温が低いからかじっとしています。

そして、昨日蛹になったクロアゲハ(中)は、シャキーン!としたものの


若干へっぴり腰気味
風で少しぴょこぴょこ動いてはいましたが、糸の掛ける位置と、足場の位置が良くなかったようで、地面から垂直方向で見ると、態勢が左に傾いてしまっている状態です。

ただ、元々の位置が壁の下で、直ぐ上には段差があることから、逆に垂直方向にきちんと蛹が向いてしまうと、羽化時に殻から出られない可能性があるようにも思えます。
そこまで計算しての斜めだとしたら…凄いですよね



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住人達の様子 ~Part 2~

2021年09月14日 21時10分51秒 | アゲハチョウ
アゲハアパート管理人のporukeです

暫く秋のような涼しさが続いていた関東ですが、また週末にかけて30℃近い気温が戻ってきました。
お陰様でずっとじっとしていた幼虫達もここぞとばかりに葉を噛っておりました。

さてさて、ちょっと活発になった住人達を今回もまとめて参ります。
(今回もしっかり幼虫の写真が出て参りますので、苦手な方はご注意下さい)



9月7日

クロアゲハの中くらいの子が、朝一(6時頃)終齢に脱皮していました。

でも…小さい…!

今朝も18℃程度と気温が低く、恐らくもう夏の終わりと判断し、あまり大きくなっていない状態で終齢になったようです。
もう少しすると少し暖かくなるので食べる量も増えるかと思いますが、どこまで大きくなれるでしょうか?


9月8日

本日は涼しい朝からクロアゲハ(大)さんがゆっくりレモンの木を移動…
又いつもの木の根本で落ち着くのかと思いきや、何とそのままゆっくりと木を降りていきました…?!


どう見てもこのスピードでは大脱走でもないですし、周辺を見渡しても下痢(蛹前の恒例行事)の痕跡も見当たりません。

どうも体長も5cmと管理人の小指も目前の大きさになってきたので、すかすかになってきた葉の間では安心できず、木から離れ鉢の影で休むことにしたようです。
これは前回のナミアゲハには全く見られなかった行動です。
興味深いですね…

クロアゲハ(中)さんは、終齢になったものの、まだあまり大きくなった感じがしません。
やはりこの連日続く低い気温のせいで、活動量も少ないのかもしれませんね。

クロアゲハ(小)さんは、寧ろクロアゲハ(中)さんを凌ぐ勢いで大きくなり、本日終齢への脱皮に向けて足場を固め、じっとスタンバイモードに入りました。


9月9日

終齢の子達は移動範囲が広くなり、何処にいるのかを確認するのが日課になりつつありますが、今日は別の子に気を取られているうちにクロアゲハ(中)に近付きすぎてしまっていたようで、真っ赤な臭覚で威嚇されてしまいました。
匂いも…何となくナミアゲハとは違うような気がします…

それにしてもクロアゲハの幼虫達は、ナミアゲハの幼虫達よりも少し臭覚を出す頻度が高いと以前書いたかと思うのですが、特にこのクロアゲハ(中)はダントツで威嚇してくるように感じます。
過労死なんて人間界でも昆虫界でも宜しくないので、なるべく穏やかに過ごして頂こうと思います。


9月10日

久々に気温が上がった本日、朝一でクロアゲハ(小)が終齢に脱皮していました!

又、24℃になったタイミングで全員一斉に動きだし、今までが嘘のようにガツガツと葉を噛り始めました。
久々に葉を食べるパリパリ(パツパツに近い)音が聞こえてきて、夏の一時を過ごしたような気分です。

さて、ここにきてクロアゲハ(中)が猛烈な成長を見せております。
他の子が一息ついている間にもお気に入りの葉に通っては、端から平らげていきます。

丁度ナミアゲハの末っ子幼虫が居た近くだったのですが、ナミアゲハの末っ子(体長1cm弱)はクロアゲハの幼虫の大きさに、別の場所へ自主避難したようです。
ただ、滞在先はかなり古めの固そうな葉…
きちんと若い葉を食べて貰えると良いのですが…

本日の身体測定結果はこちら。



クロアゲハ(大)はお休み中でも5cm超えです。
移動中はもっと体長があるかと思います。

本当に立派な幼虫になって…
このまま昨年の子達の分まで大きくなって頂きたいものです。


9月11日

本日も昨日に引き続き少し気温が高めだったこともあり、朝から張り切ってクロアゲハ(小)が葉を噛っておりました。
終齢になって育ち盛りのようです。

そして逆に一日中動きを見せなかったのがクロアゲハ(大)
お気に入りの休憩場所に一日中居たようで、偶にその場で上下に小刻みに揺れていました。
これは…そろそろ蛹になる準備では…?
明日もしかすると下痢&大脱走をするかもしれませんので要観察です…!!
出来れば事故率の高い室外機の辺りはご遠慮頂きたいものです…

……

と思っておりましたが、気になって夜間23時前にこっそり覗いてみると…!!
まさかの既に大脱走ダッシュ中のクロアゲハ(大)を発見…!!

そして、まさかまさかの又植木鉢トラップに引っ掛かり、ひたすら縁をグルグルと猛ダッシュする幼虫。

やはり速い速い
折角の機会なので移動速度を計測してみることにしました。
鉢の直径が約21cmなので、1周約65.94cmにて20周計測
途中であちこち見渡したりすることもありましたが、なかなか良い記録が取れました。
これは今度別途備忘録として纏めようと思います。

因みに気温は24℃程度。

0時前、既に発見して1時間近く経過してはいますが、歩く速度を緩めずダッシュ中…
一体何処に落ち着くのでしょうか?



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住人達の様子 ~Part 1~

2021年09月09日 20時15分00秒 | アゲハチョウ
アゲハアパート管理人のporukeです

何だか突然涼しくなって、秋が来たかのような過ごしやすい日々を過ごしております。
暑がりな私にとっては本当に嬉しい悲鳴…なのですが…
我が家のアゲハアパートの住人達にとってはちょっと気温が低すぎるようで、少々生活し辛そうです。

さてさて、そんな本日もここ最近の住人達の様子をまとめたいと思います。
(今回も幼虫の写真がばっちり出て参りますので、苦手な方はご注意下さい)

少々前の日程になってしまいますが、折角のクロアゲハの幼虫達なので今後も小分けにして纏めていきます。


9月1日

先ずは小さなナミアゲハさん。


6mm弱というところでしょうか。
やはり今回は成長が遅いですね。


クロアゲハの中くらいの子は、丁度脱皮を終えたところでした。


乗っていた葉が随分と小さかったこともあり、脱いだ皮の上で休憩中。
お顔の前にはお面(前のお顔)もころり。

最後、クロアゲハの大きい子は、縮こまっていても2.5cm程度に成長。


本当にしっかりした逆三角形ですね。
この頭の角っぽいものもクロアゲハの特徴の1つでしょうか。
終齢(アオムシ)になると、ナミアゲハと同じような角のない姿になりますが、蛹にな4うと、又しっかりとした角のようなものが現れます。



9月2日

連日20℃前後と涼しい中、大きくなり、じっとしているクロアゲハの幼虫達を横目に、小さなナミアゲハの幼虫は元気良く葉を噛っていました。
正確には一番最初に発見した古い葉に居た子が、ですが。
(孵化した環境が悪かったので、食べられるうちに食べないと…!と思ったのかもしれませんね(笑))

じっとしているクロアゲハの幼虫ですが、各々居た環境によって随分と成長具合に変化が出ています。

一番大きい子は現在4齢の4cm程度。
うっすら緑がかってきたので、近々終齢に脱皮しそうなのでその準備期間中のようです。
(今回は位置が悪く良い写真が取れなかったので割愛)

2番目の子は小さな木に居て葉を食べ尽くしそうだったので、ちょっと寒い中恐縮でしたが、朝のうちにお引っ越しして頂きました。
(ここで一度葉から転落…?!申し訳ございませんでした)

暫く経って身体測定の為、定規を近づけてみますと…


とっても怒っていらっしゃいます…
もう臭覚全開です… 
申し訳ございません…

そして臭覚が…長い…! 

さてこの臭角ですが、この齢数の段階で既にうっすらと赤味掛かっています。
クロアゲハは終齢になると、臭覚がもっと真っ赤になります。


最後にクロアゲハの一番小さい子。
例ののんびりさんです。
やっと黄色から茶色味がかった体になりました。


この少し歪んだ葉がお気に入りのようで、生まれてからずっとここが休む時の定位置となっております。
やはり隠れている感じがあって、安心感があるのではないでしょうか。

同日夕方頃、クロアゲハ達が活動開始。
20℃くらいとのことでしたが、この時間帯から食べ始めるとは、気温よりも時間帯重視なのでしょうか?


9月3日

本日も昨日に続き雨の関東。
幼虫達は皆じっとしています。

一番大きいクロアゲハの幼虫が緑に変化中。


これは明日脱皮して終齢(アオムシ)になりそうですね!
今年初のクロアゲハ終齢、楽しみです

折角なので横からも1枚。



この脱皮前の準備期間は大事な期間に違いないので、刺激しないよう身体測定はなしです。

それにしても…縮こまっているからというのはありますが、何だかお顔が凄い位置にあるように見えるのは私だけでしょうか



9月4日

本日も雨で気温20℃程度と涼しい為、アパートの住人達は朝からじっとしております。

13時頃、気温が22℃程度に上がったタイミングでクロアゲハの幼虫達が活動開始。

一番大きい子は、脱皮すべく、時折体を揺らしながら準備を進めます。



中くらいの子は、ガツガツと葉を噛ります。
ナミアゲハの幼虫が残してしまう葉脈中心部もお構いなしに噛っていくので、綺麗さっぱり葉が消えます…
やはり顎が強いのでしょうね…



13時17分
遂に大きい子の脱皮開始、かと思いきやまだ踏ん張っている状態のようで頭の方を一生懸命縮めていました。
やはり涼しいと色々時間が掛かりますね。

13時38分
少し上半身を葉から浮かせて、中で脱いでいる様子。
この間に、中くらいの子は葉を1枚食べ終えて所定の位置へ戻って行きました。

13時41分
体をゆさゆさ左右に揺らしています。

その後、全然脱がない為、離れていましたが夕方頃に見てみますと


あ、脱ぎ終わっている…!

脱ぎたてでまだちょっとまだら。
19時頃には脱皮した皮も綺麗に食べ終わってじっとしていました。

そして…
今まで噛っていないはずの葉に小さな噛り跡を発見…

ん?

よくよく見ると、小さな小さな孵化して直ぐのナミアゲハの幼虫。

え?
今まで一体何処に…?!


アゲハアパート、現在の住人
 ナミアゲハの幼虫:4匹
 クロアゲハの幼虫:3匹


9月5日

今朝も20℃と涼しかったのですが、今日はクロアゲハの大中コンビが元気良く葉っぱを食していました。

その後、大きい子は何と今まで滞在していた葉を卒業し、木の幹でお休み。
終齢(アオムシ)になってぐぐっと大きくなりましたから、行動範囲もかなり広くなりました。

行動範囲が広いと言えば、今回同時期孵化のナミアゲハの幼虫。
イメージとしては終齢になるまでは、広くても2~3枚の近い葉を行き来するイメージだったのですが、何と、まだ体長1cmちょっとにも拘らず、枝から枝へとかなり長距離を移動し往復しているようで驚きました。

午後、中くらいのクロアゲハの幼虫は何となくうっすら緑がかってきている様子。
涼しいこともあり明日脱皮するのか、明後日脱皮するのか気になるところです。




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レモンを彫る

2021年09月05日 10時02分00秒 | 手芸
先日の手帳用ミニミニ消しゴムハンコを作ってから、ヘリコプターと続き、その後もあれこれ欲しかったハンコを作っております。

相変わらず手帳の方眼紙ページに下絵を描くので、方眼紙のページはワイヤー用と消しゴムハンコ用の図案で一杯になりそうです


さてさて、そんな今回はこちらを彫ってみました。


今回はレモンセット
ちょっと彫ったものを確認するのに濃い色合いのインクを使用している関係で、イメージし辛くなってしまっておりますが、左からレモンの輪切りと、レモンの葉っぱ、そしてレモンの果実を横から見た物の3点です

実際に押してみるとこのような感じに…



2枚の葉っぱがセンスゼロの場所に押されてしまっておりますが、お気になさらず…
レモンの輪切りを彫った際に、あまりにも綺麗(均等)に彫り過ぎると、何を彫っているのか分からなくなってしまう為、敢えて不揃いになるよう果肉の大きさを変えてみました…が実際に効果は出ているのでしょうか?
輪切り自体はインクの色を変えれば、レモンだけではなくオレンジやカボス類いの物としても使用出来るので楽しみです

そう言えば、肝心のインクですが、青系が好きだったこともあり、保管しているインク色にはかなり偏りが…
少し手元にハンコの在庫が増えたら、インクも買い足したいなとにまにましております

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いつもよりちょっと複雑な消しゴムはんこ

2021年09月04日 15時15分27秒 | 手芸
少し予定外のアゲハチョウの内容が連日upされておりましたが、今回は又最近作っていた消しゴムはんこについてupです。

前回は久々にも関わらず、随分小さいものに手を出してしまい、慣れるまで少々掛かってしまいましたが、今回は少し大きめのものに挑戦です。

…ですが、いきなり難易度を上げすぎてしまい、途中からかなり真剣に彫っておりました。
消しゴムはんこの難点は、一度失敗するとその時点で終了となってしまうこと…

複雑なものを彫るのはちょっと緊張しますね

そんな今回彫ったのがこちらです。



ヘリコプターセット
今回はドクターヘリとヘリポート2種を彫ってみました
又随分趣向の違うものを彫ったなと自分でも感じつつも、楽しく彫っておりました。

先ず最初に明らかに難易度の高いであろうドクターヘリに着手してしまった為、後から彫ったヘリポートはとっても気が楽でした。

これなら幾つでも彫れる…!

でも今回気が付いたのは、案外直線の方が大変だということ(私だけかもしれませんが)
最初にきっちり1回で彫っておかないと、その後はゴムの摩擦と弾力に阻まれ微調整が難しかったです。
(ヘリポートは枠線がちょっとガタガタになってしまいました…)


製作工程はいつもと同じで、図案をトレーシングペーパーではんこ土台に転写し…


今回は細かい部分が多かったので、大まかに周辺を残して彫りました。



今回はかなり広範囲を彫った関係で、カッターだけではなく彫刻刀も登場。
やはり、作業が早いです!
このサクサク進む感じもなかなかクセになります。


続いてはカッターの登場
外側を彫り進めます。


段々とヘリっぽくなってきました


次に内側も慎重に彫り進めます。


ここで余計なものを切り落としてしまったら…と、細かい所にはかなり集中…

一先ずここまで来たら、後は微調整です。

インクを付けて実際に押しながら、次に彫るところを見極めます。
今回一番気を遣ったのが、後方のローターやブレードが重なっているところ(写真だと左の方の部分です)

絵柄が反転していることもあり、残す場所と彫る場所が段々と混乱してくるという…
迷ったら即インクを付けて押して確かめていました。

無理して彫り進めない、これが合言葉です。


お陰様で3点セットは無事に完成
乗り物系、今度は飛行機も良いかもしれませんね。

まだ消しゴムはんこの土台があるので、暫くはあれこれ思いついたままに彫っていく予定です


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新入りが判明しました…!

2021年09月01日 21時47分00秒 | アゲハチョウ
アゲハアパート管理人のporukeです

気が付けばもう8月も終わり、本日から9月…
関東は突然20℃と気温が下がって驚いておりますが、皆様のお住まいの地域は如何でしょうか。
段々と秋めいてくるであろう今日この頃ではありますが、アゲハアパートはまだまだ賑やかです。

さて、今回も張り切ってアパートの住人達の様子を纏めていきたいと思います。
(今回も卵や幼虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意下さい)


8月28日

前日27日(金)に新たに発見した小さな卵が早々と孵化しました



やはりナミアゲハの幼虫のようです
小さい…!
あまりにも小さく、しかも葉が古くて緑色が濃く、幼虫が見え辛いので、手元が狂い幼虫に害が及ぶかも…と怖くなり、本日は身体測定なしです。
恐らく2.5mm程度かと思われます。

それにしても、突然のナミアゲハ。
流石に卵が1つだけということもないかと思うので、他にもナミアゲハの幼虫が孵っているかもしれません。
(ただ発見出来ておりませんが…)

残り2つの卵は濃いオレンジ色ですが、まだ孵っておらず、クロアゲハの方が孵化までの期間が長いのかしら?と思いつつ過ごしております


幼虫の方ですが、9時過ぎに例ののんびりさんも目の前で2齢へ脱皮。
頭をフリフリしているので、見ていると、せっせと脱ぎ脱ぎ…
途中で黒いお面も取れて、最後にお尻をフリフリ。


因みに幼虫の上にある黒い丸いものがお面(脱皮で取れたお顔)です

本日は全員身体測定なしですが、他の2匹もお気に入りの葉があるらしく、他の葉を食べてはその定位置に戻っているようです。
(いつも居る葉は噛り跡なし)


8月29日

夕方、残り2つの卵は透けて透明になっていました。


黒いお顔らしきものがはっきり見えています。
今日の朝辺りには孵化すると思っていたのですが、明日の朝迄待つのでしょうか…?


さて、こちらは新入りナミアゲハの幼虫
昨日は硬い葉を全く食べられずに居たので、このままだと餓死する可能性があると思い、小さくて気が引けましたがお引っ越しして頂きました。


お引っ越しの甲斐あって、体長は3.5mm程に成長。
小さな噛り跡が何ヵ所かにあったのでほっとしましたが、かなり控え目な量だったので、今後頑張って食べて頂きたいと思います。

さてさてお次はクロアゲハ…


あーっ
又、近付くだけで臭覚半開…
慌ててしまい、ちょっとピンボケです。

気を取り直して、少ししてからこっそり身体測定を実施。


何と既に1.3cm…!
恐らく3齢。
そしてナミアゲハと違う逆三角形な体型がしっかり出てきました。


8月30日

…卵が孵っていません…?
ん?流石に少々遅いような…?

透明…になっているこの卵、中には何かいらっしゃるのが見えるのですが…

ナミアゲハのおチビさんも、ちょっと硬くなりつつある葉に頑張って噛りついています


やはりどうしても小食になってしまうので、若葉の時程成長は早くありません。


8月31日

…やはり卵が孵っていません…
これは中でお亡くなりになっているか、はたまた全く別のものがいらっしゃるのか…
今の所まだ中身が見えているので、寄生の可能性も0ではなさそうですが、判断出来ない為、様子を見たいと思います。
…あまりにもこのまま変化が無かった場合には、採取してみるのも手でしょうか?
どちらにしても、クロアゲハの幼虫は増えないことは決定です…残念…
そう考えると、第1弾のナミアゲハは相当健康な親蝶が産卵して下さったようです。
(発見した卵は全て孵り、殆どが成虫迄辿り着いたという奇跡的な数値!)


さてさて今回のナミアゲハの幼虫ですが、やはり私の見落としだったようで、本日おチビさん達を新たに2匹発見致しました。
(6月末と違い、あまりにも暑くて長時間探す余裕がありませんでした…)

これで幼虫はクロアゲハが3匹、ナミアゲハが3匹の計6匹となりました


今回は気温や葉の成長具合から、全員かなり成長がゆっくりとなっている為、全員成虫になれるようゆっくり見守っていきたいと思います。


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