早稲田校舎の屋上から見える穴八幡。
新学期が始まって1週間が経った。
あちこちにあった段ボールもなくなり、
これからこの校舎でどういう風に使い勝手をよくするかを考えるのは楽しい。
前の校舎は先輩たちの残した物や、訳の分からないものがたくさんあっても、
収納する(隠しておく)場所があって見て見ぬふり? ができた。
私は織り室が物置になることにちょっと不満だったが、
今度は収納場所がないので整理整頓は必須。
職員室は「テキスタイル」「きもの」「国際情報処理科」「事務局」「経理」
校長先生と全部一緒。
そこで面白かったのは、「きもの」の先生たちの机の上。
みなきれいに片づいている。学院創立者の大塚末子先生の教えで、
机の上にはなにもおいてはいけない、という教えを守っている。
私は初めてそのことを知ったのだけど、さすが60歳から学校を作られた末子先生。
あと引っ越しの時面白かったのが、「きもの」は前から収納用の箱が決まっていて
(紙の箱で組み立て式、かなりクラシックな箱)
その箱に収納し、表にはきれいな手書きで入っている物がきちんと明記されている。
この引っ越しのために用意した箱ではなくてずっと使っていた箱、
引っ越しが終わった後はまた畳んでしまわれていた。
私などは引っ越し屋さんの用意した段ボールを山盛り使って、終わった後はお役ご免。
「きもの」はエコだな。私も末子先生の精神を見習いたい。