法明寺の桜もきれいだ。
例年桜の季節に屋台はなかったが・・・
そこになにやら立て看板。
どうやら屋台の売上の「一部」を震災復興のため、
赤十字に寄付するらしい。
すばらしいことだと思う。だが・・・
「一部」ってどれだけ?
そもそもお寺の境内で屋台を出す ”業界ルール” を私は知らないんだけど。
いわゆる ”ショバ代” ってヤツとかね。
ヤッちゃん業界じゃないんだから、汚れた上納金じゃなくて、
キレイな奉納金なんだろうけど。
( ”キレイ” と言うか ”絵にも描けない美しさ=よく判らない” ってイメージが・・・)
テキ屋さんたちも利益の「一部」を寄付するの?
それとも、お寺が得る出店料(テキ屋さんからの奉納金)の「一部」ってこと?
つまりは「一部」って 誰がどのくらい寄付するの~ ???
そこのところが全く判らない・・・
< ここからは法明寺さんのイベントの話ではありません >
例えば、通常500円で売っていた「たこ焼き」を、
「チャリティ代込みなので600円なんです」って売っちゃうこと、できますよね。
買う方も「んじゃぁしょうがない、私も寄付することになるのなら・・・」と。
その実、寄付に廻る額面は数円程度だったりして・・・
このテの義援手法をとやかく言う以前に、
「何をもって震災復興に貢献できるか、各々ちゃんと考えてみましょう」
ってコトのほうが、重要だと思っています。
今、多くの方々が震災復興を支援したいと思っているハズ。
でも悲しいかな、この状況に便乗した詐欺など「悪事」を考えている輩はいます。
また悪意はなくとも、システムが不透明な「義援金」集めとかも。
各々が考え、参加する「復興支援」がどのようなものなのか、
しっかり認識していくことが「便乗集金」「便乗詐欺」を阻止できる、
唯一の手段となるのではないでしょうか。