探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

真珠そのあと

2017年05月29日 | 自然探索記~採集記(道北)


自宅から10分程で行ける山を探索。
意外なところにオクエゾサイシンの小群落があり、葉に何者かが食べた痕があったので、葉の裏を調べてみると、想像通りエゾヒメギフチョウの卵を発見。
時期は遅いので、既に孵化後の殻のみであったが、隣の葉を調べたら・・・


若齢幼虫を発見。
真珠のような美しい卵から真逆とも思える形態の幼虫が出てくる・・・
12個体おり、卵の殻の数と同じ。みんな無事のようだ。


これは別の葉にて。先程の幼虫よりちょっと成長している。
幼虫は若いうちはかたまって生活するらしい。
大きくなったら単体で見かけることが多くなるが、単独行動に入るのか、それとも捕食されて少なくなるのか?

近くて、邪魔が入らない場所なので、ちょくちょく成長過程を観察しに行こう。


黄色いエゾハルゼミもいたよ(笑)
近づくとブーン、ブーンと羽音を立てて春を謳歌しておりました。