とある登山道にて
ヒグマの足跡があった。
少し前まで雨が降っていたのにもかかわらず、明澄な足跡・・・
これはついさっき通ったに違いない。
しかも結構大きい。
本日のヒグマの糞
水が流れている場所なので形は崩れてしまっているがこれも新しい。
足跡のそばにあったので、おそらく足跡の主のものであろう。
緑色のものは、フキかなにかの植物の繊維質。ヒグマは植物よりの雑食というのが糞を見ても分かる。
この日は濃霧で視界が悪く、強風で音が聞こえづらいためヒグマとの遭遇確率が高い。
いろんな意味で十分な探索のできる状況ではない。
恐怖心と不安が探索好奇心を上回って珍しく引き返した。(かなり無謀な探索をする自分が)
探索者はあらゆる状況から危険予測して回避する能力があると思うが、その判断基準はそれぞれ異なるよね。
今回の状況は自分にとって限界超えてた。