探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

【撮影】主にゼフ卵で練習

2021年02月05日 | 標本・探索用具


今回のサムネ
※ もちろん今回もサムネと記事に関連はありません。

撮影練習の続き
前回の撮影で納得いかなかった被写体をもう一度練習してみた。

<ヒゲナガオトシブミ>
前回は上側から撮影したが今回は側面から。
やはりこの子は側面からではないと魅力をお伝えすることはできない。
奇怪な体型だが、世界にはもっと奇妙奇天烈な体型の生き物がうじゃうじゃ存在する。
それに比べ日本に住む生き物は人を含めて、控えめで個性に乏しい。
日本特有の協調性を重んじる集団主義的な考えが日本に生息するあらゆる生物の体型にも表れるのだ。(gecko論)


<アイノミドリシジミ卵>
前回ピントすら合っておらず、過去(2代前のカメラ)に撮影した方がましだったため再撮影。


同じくアイノミドリシジミ卵
卵は白一色なので、光が強いと白飛びしたり、適度な影ができないので細かい凹凸がつぶれてしまう。
明るければ良いってもんじゃないね。


ちょっと暗く露出補正
もう少し卵にピント合えば良いと思うが、今回はこれでいいんじゃないだろうか。
貴兄たちは納得して頂けるだろうか?


<ウスイロオナガシジミ卵>
ゼフィルスの仲間の卵はどれも幾何学的で芸術的。
確か10年前、その魅力に取りつかれて、冬に越冬卵を探しては撮影していたっけ。懐かしい。
その中でもこのウスイロオナガシジミとウラゴマダラシジミが個人的に好きだが、ウラゴマダラシジミ卵は時間が経過すると色が褪せてくるので、標本にしても美しい色を維持することは難しい。


<ウラゴマダラシジミ卵>
これが時間の経過した卵のなれの果て。
採集時はきれいな赤色だったのに。


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