昨年、採卵したエゾコバネササキリが1個体のみ孵化して、脱皮不全により飼育失敗したのは2月の事。
それ以来、他の卵は孵化することなく、数か月経過した。
その間、乾燥した底に敷いてあるキッチンペーパーを度々湿らせていたが、全く期待はしていなかった。
先日、ふと卵を保管していたシャーレを見たら、1個体孵化していた。
しかし、気が付いたのが遅く、完全に乾燥したシャーレ内で瀕死状態。急いで水分や餌を与えたがすでに遅し。またしても失敗。
まさか孵化するとは・・・嬉しいというより驚いて慌てた。
その日についでにキッチンペーパーを湿らせてみたところ、翌日、更に2個体孵化していた。
この子と・・・
この子。
前回の失敗から、飼育環境を改善してみたが、それが正しいのか分からない。
生息環境から高温には弱いと思われ、これから部屋の温度が上がる夏場を乗り越えられるか不安。
あたしゃ雄の成虫が見たいのよ。これ失敗したら今年も現地採集しなくてはいけない。(いつも雌ばっかり)
まぁどうせ別目的で訪れる予定なので、それほど気にする事ではないけど、少しでも負担は減らしたいところ。
まだ少し卵が残っているが、孵化するかね?
今までの飼育で、しばらく乾燥させた後、霧吹きで湿らすと翌日に孵化する確率が高いことから、生息地では雨が孵化のきっかけになるんだろうね。
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