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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

時代に合わなくなった謎々

2010年09月24日 | 其の他
「車のハンドルは幾らか?」

今回の記事を書くに当たっネット上で一寸調べてみた所、冒頭謎々載っていた。書かれた方が小学生だった頃に流行った謎々だと言う。“当時の”答えは「180円」。「ハンドル→半分のドル」という意味で、当時は「固定相場制」が敷かれて「1ドル=360円」と固定されており、従って「180円」という答えが導き出される訳だ。固定相場制は1973年に変動相場制へと移行したので、「180円」という答えが成立したのは1973年厳密に言えば、1973年に変動相場制へと移行した時点迄。)という事になる。今ならば「“大体”42円」という事になるのだろうが、謎々の答えとして「大体」が付くのは何とも締まらない。「時代に合わなくなった謎々」と言えるだろう。

何故此の様な謎々を紹介したかといえば、先達て読んだ「藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎 6」内に1965年の「小学一年生」(4月号~8月号)の記事が再録されており、其の中には「“今となっては”時代に合わなくなった謎々」が幾つか載っていたから。当時の子供だったら普通に答えられたのだろうが、今の子供が答えるのは難しいと思われる謎々。、今ならば子供だけでは無く、一定年齢以下の若者でも答えられない可能性は高いだろう。何しろ、答えとなる「物」自体を知らないだろうから。

の本に載っていた物に加えて、時代に合わなくなった謎々を下記してみる。

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【問1】 上の部屋で算数、下の部屋でブランコは何?

【問2】 御家の中に在る、網の御家は何?

【問3】 上は洪水、下は大火事って何?

【問4】 針で顔を擦らないと、何も言わない一つ目小僧って何?
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一定年齢以上の方ならば、「こんなの簡単じゃないか。」と即座に答えが浮かぶ事だろう。昔、一度や二度見聞したで在ろう、割合有名な謎々なので。では、答えを下記する。








































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【答え1】 柱時計

【答え2】 蚊帳

【答え3】 (五右衛門)風呂

【答え4】 レコード
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念の為補足説明すると、【問1】の場合は「『上の部屋で算数』が文字盤を、『下の部屋でブランコ』は振り子」を意味している。【問3】の(五右衛門)風呂だが、「嘗ての風呂は風呂釜(=上)に水を張り、其の下で火を炊いて温めた」事からの謎々。【問4】の場合は「顔=レコード盤、一つ目小僧=レコード盤の穴」を意味している。


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