視聴率に見る“関東地区”と“関西地区”の違い

昨日の記事に続き、今日も６日付け報知新聞に載っていた記事を取り上げる。「週刊ＴＶ東西視聴率トップ１０」という視聴率に関する内容で、１０月２９日～１１月４日に放送されたＴＶ番組を対象に、関東地区と関西地区のトップ１０が其れ其れ紹介されている。ビデオリサーチの「テレビ視聴率日報」を基に、報知新聞が作成した物。

 

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「週刊ＴＶ東西視聴率トップ１０」（１０月２９日～１１月４日）

 

【関東地区】

１位：　連続テレビ小説「まんぷく」（３１日）［２３．１％］

２位：　「笑点」［２０．３％］

３位：　「世界の果てまでイッテＱ！」［１８．３％］

４位：　「フィギュアＧＰシリーズ・フィンランド大会」（４日）［１６．２％］

５位：　「相棒」［１５．６％］

６位：　「報道ステーション」（１日）［１５．４％］

７位：　「しゃべくり００７　２時間ＳＰ」［１５．２％］

８位：　「チコちゃんに叱られる！」（３日）［１５．０％］

９位：　「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」［１４．９％］

１０位：「真相報道バンキシャ！」［１４．８％］

 

【関西地区】

１位：　「報道ステーション」（１日）［２０．７％］

２位：　連続テレビ小説「まんぷく」（２９日）［２０．０％］

３位：　「フィギュアＧＰシリーズ・フィンランド大会」（４日）［１７．７％］

４位：　「プロ野球日本シリーズ・広島Ｘソフトバンク」（３日）［１７．６％］

５位：　「世界の果てまでイッテＱ！」［１７．４％］

６位：　「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」［１６．５％］

７位：　「しゃべくり００７　２時間ＳＰ」［１５．６％］

８位：　「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」［１５．５％］

９位：　「サザエさん」［１５．３％］

１０位：「ザ！世界仰天ニュース」［１５．１％］

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トップ１０に入ったＴＶ番組、タイトルは全て知っている。「フィギュアＧＰシリーズ・フィンランド大会」及び「プロ野球日本シリーズ・広島Ｘソフトバンク」を除くレギュラー番組で言えば、欠かさずに見ているのは「相棒」と「報道ステーション」だけ。「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」と「真相報道バンキシャ！」は、気が向いた時に見るといった感じで、他は殆ど見ていない。

 

関東暮らしが長いので「関東地区の視聴率」に関して言えば、１９８０年代位だと、トップ１０の上位は３０％以上のＴＶ番組が並んでいた様に思う。「他の娯楽の発達」や「録画機器の普及」等によるテレヴィ離れが進んだ証左だろう。

 

此れも「関東地区の視聴率」に関してだが、一昔前ならばトップ１０に入っていた「サザエさん」（関西地区では９位に入っているけれど。）と大河ドラマが入っていない。又、野球ファンの１人として日本シリーズが入っていない（関西地区では４位に入っている。）のは、本当に寂しい限りだ。

 

「関東地区」と「関西地区」のトップ１０を見比べると、関東地区では２位の「笑点」が、関西地区では入っていない。番組のファンの方には申し訳無いけれど、個人的には今の「笑点」に面白さを感じていない（昔は面白かったけれど。）ので、関東地区で上位に留まり続けているのが理解出来ないけれど。

 

関西地区で「報道ステーション」（１日）が１位になっているのも、興味深い結果だ。此の日、関西地区に関する特集でも組まれていたのだろうか？