① 給食費未納対策
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「給食費の未納対策、保護者と“契約書”・・・千葉・市川市」(2月6日、読売新聞)
千葉県市川市教育委員会は新年度から、給食費の未納対策として市立学校に通う児童・生徒の保護者に「学校給食申込書」の提出を求め、提出を拒む場合は原則として「弁当を持参して貰う」方針を決めた。
市教委によると、各学校は今月から給食の「契約制」を保護者に通知。近く配布する申込書には「保護者と学校が書面で契約を交わす。」等と記されており、保護者は署名、押印して各学校宛てに提出する。
同市立学校の給食費は小学校が月額4,300円、中学校が同5,000円。2006年度の未納額は計約250万円で、年々増加傾向に在るという。これ迄は各学校が電話や文書で催促したり、自宅訪問して独自に徴収していた。市教委は「給食費は食材費だけ。最低限の費用負担はして貰いたい。」としている。
千葉県内では既に山武市が2007年4月から、保護者に同様文書の提出を求めており、「効果を上げている。」(市教委)という。
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社会人としての自覚やモラル等にの欠ける社員を「シュガー社員」と呼ぶそうだ。「シュガー→砂糖→甘い→甘やかされて育った」という発想で名付けられたらしいが、権利ばかりを声高に主張する一方で義務を一切負おうとはしないというのもシュガー社員の特徴とか。
以前書いた記事「優しさが仇!?」でも触れた様に、生活が困窮して給食費を払いたくても払えない家庭は別として、そうでは無い家庭が給食費を未納しているというのは全く以っておかしな話。ブランド品や高級外車を購入し乍ら給食費の支払いを拒否し、その理由として「義務教育なのだから、給食費を支払う必要は無い!」と主張していたりするというのでは、権利ばかりを声高に主張して義務を一切負おうとはしないシュガー社員と何等変わらないだろう。こういった馬鹿親達のツケが献立の切り詰めという形で、決まり通りに給食費を支払っている家庭の子供達に回って来るというのは許し難い。
性善説に基づいての対応が限界に来ている以上、全国的にこの学校給食申込書の提出を義務化しても良いのではないか?
② 畳部屋で勉強
昨日の東京新聞(朝刊)に、北九州市立大学の森田洋准教授の或る研究結果が載っていた。畳等に使用されるイグサの香りや色、感触が、適度に緊張を解して集中力を持続させる効果が認められたというのだ。
森田准教授は、福岡市内の学習塾に畳敷きの特別教室を作って調査を実施。中学1年生233人、小学5年生90人の合計323人を対象とし、畳教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を、30分間に何問解けるかを調べた。その結果、普通の教室で解いた問題の数(解答数)は平均約129問だったのに対し、畳教室では平均約145問で、個人の伸び率の平均が14.4%。特に小5の解答数の伸びは24.3%と、中1の12.4%の倍だったとか。正答率は普通教室88.5%、畳教室90.4%とほぼ変わらなかったものの、集中力には有意な差が表れたとしている。
「イグサにはバニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフィトンチッド等の香り成分が含まれ、リラックス効果が在る。又、畳に加工した際の緑黄色も安心感を与えているのではないか。」と森田准教授は分析し、「低学年程集中力の持続効果が望める。学校や塾、子供部屋に畳を導入する事を御薦めしたい。」と話している。
「畳部屋に集中力アップの効果が在る。」というのは、経験上から納得。ガキんちょの頃通っていた“公文式”の教室は畳が敷き詰められた部屋で、正座&机に向かって問題を解いていたのだが、自分の部屋よりも遥かに集中力が持続出来ていた。「周りが一心不乱に問題を解いているので、その影響を受けて集中力が増す。」というのも理由の一つかもしれないが、鼻腔に漂うイグサの香りが何とも心地良かったのは確か。今でもリラックスしたい時には、畳の部屋で寛ぐ様にしている。
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「給食費の未納対策、保護者と“契約書”・・・千葉・市川市」(2月6日、読売新聞)
千葉県市川市教育委員会は新年度から、給食費の未納対策として市立学校に通う児童・生徒の保護者に「学校給食申込書」の提出を求め、提出を拒む場合は原則として「弁当を持参して貰う」方針を決めた。
市教委によると、各学校は今月から給食の「契約制」を保護者に通知。近く配布する申込書には「保護者と学校が書面で契約を交わす。」等と記されており、保護者は署名、押印して各学校宛てに提出する。
同市立学校の給食費は小学校が月額4,300円、中学校が同5,000円。2006年度の未納額は計約250万円で、年々増加傾向に在るという。これ迄は各学校が電話や文書で催促したり、自宅訪問して独自に徴収していた。市教委は「給食費は食材費だけ。最低限の費用負担はして貰いたい。」としている。
千葉県内では既に山武市が2007年4月から、保護者に同様文書の提出を求めており、「効果を上げている。」(市教委)という。
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社会人としての自覚やモラル等にの欠ける社員を「シュガー社員」と呼ぶそうだ。「シュガー→砂糖→甘い→甘やかされて育った」という発想で名付けられたらしいが、権利ばかりを声高に主張する一方で義務を一切負おうとはしないというのもシュガー社員の特徴とか。
以前書いた記事「優しさが仇!?」でも触れた様に、生活が困窮して給食費を払いたくても払えない家庭は別として、そうでは無い家庭が給食費を未納しているというのは全く以っておかしな話。ブランド品や高級外車を購入し乍ら給食費の支払いを拒否し、その理由として「義務教育なのだから、給食費を支払う必要は無い!」と主張していたりするというのでは、権利ばかりを声高に主張して義務を一切負おうとはしないシュガー社員と何等変わらないだろう。こういった馬鹿親達のツケが献立の切り詰めという形で、決まり通りに給食費を支払っている家庭の子供達に回って来るというのは許し難い。
性善説に基づいての対応が限界に来ている以上、全国的にこの学校給食申込書の提出を義務化しても良いのではないか?
② 畳部屋で勉強
昨日の東京新聞(朝刊)に、北九州市立大学の森田洋准教授の或る研究結果が載っていた。畳等に使用されるイグサの香りや色、感触が、適度に緊張を解して集中力を持続させる効果が認められたというのだ。
森田准教授は、福岡市内の学習塾に畳敷きの特別教室を作って調査を実施。中学1年生233人、小学5年生90人の合計323人を対象とし、畳教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を、30分間に何問解けるかを調べた。その結果、普通の教室で解いた問題の数(解答数)は平均約129問だったのに対し、畳教室では平均約145問で、個人の伸び率の平均が14.4%。特に小5の解答数の伸びは24.3%と、中1の12.4%の倍だったとか。正答率は普通教室88.5%、畳教室90.4%とほぼ変わらなかったものの、集中力には有意な差が表れたとしている。
「イグサにはバニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフィトンチッド等の香り成分が含まれ、リラックス効果が在る。又、畳に加工した際の緑黄色も安心感を与えているのではないか。」と森田准教授は分析し、「低学年程集中力の持続効果が望める。学校や塾、子供部屋に畳を導入する事を御薦めしたい。」と話している。
「畳部屋に集中力アップの効果が在る。」というのは、経験上から納得。ガキんちょの頃通っていた“公文式”の教室は畳が敷き詰められた部屋で、正座&机に向かって問題を解いていたのだが、自分の部屋よりも遥かに集中力が持続出来ていた。「周りが一心不乱に問題を解いているので、その影響を受けて集中力が増す。」というのも理由の一つかもしれないが、鼻腔に漂うイグサの香りが何とも心地良かったのは確か。今でもリラックスしたい時には、畳の部屋で寛ぐ様にしている。

自分はあまり畳部屋での生活経験がないので、自分がもし畳(+正座)で数学の問題とか解くとすると、しんどかっただろうなぁと思ったりもします。
その森田先生の研究論文を拝読していないので何とも言えませんが、正解率に関しては優位差なしだったとの事から、「あっ、いつもと環境が違う!」てなもんで、若い頭脳はそれだけで一種の興奮状態になりますから、回答数は上がった(なんか知らんけどがんばった)かなと。でも結果(正解率)は変わらないという事なのかしら。
子供ってさ、なんか大人がたくらんでいる?事にたいして敏感に空気を読んで、それに沿うように行動したりすることってあるから邪推したみたりもする
アタシも科学者の端くれなもんでw
きっと、キレる子がいなくなるぞ!!
環境が変わると気分ががらっと変わるというのは我々大人でも在る事ですから、そういった面が影響したというのも考えられますよね。畳部屋では無くても今迄の環境とがらっと変わったら、結果的に集中出来たという可能性も。まあエロ雑誌が詰まれた部屋だったら、集中力が落ちるのは確かでしょうが(笑)。
子供が大人の“期待”に応えて“結果”を出すというのは、自分も「催眠術にかかかっていないのにかかった振りをした経験」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/8a12da7efe9822d3f7f3894824a6102d)が在りますので、その可能性も100%は否定出来ないかもしれませんね(笑)。
唯、正答率はほぼ同じにせよ、解答数(処理数)が大きく伸びたというので在れば、結果的には“得点”も伸びたという事になりますので、畳部屋の効果を或る程度評価しなければいけないのかなあと。自分の経験上も、畳部屋って落ち着きますしね。
従姉妹の子がやけに大喜びで暴れまくり、大変でした。しかし障子はなんと「破れない」ように加工してありました。その寺&和食処!!ビックリしました。思わず自分も試しに(多少は加減して)叩いてみましたが頑丈でした。
聞いてみたらやはり障子を見ると破りたくなる暴れん坊が多いからだそうです。
破れない障子って在りますね。最初見た時「本当かな?」と思って自分も叩きましたが、やはり破れませんでした。何でもプラスチック製のフィルムを和紙で挟み込んだ製品だとか。アイデアマンって居るんですね。
衣食住のあらゆる面で日本文化が世界各国で評価されて来ているというのは、日本人として嬉しく感じます。(日本に対して敵視政策を採っている“北の国の将軍様”ですら、寿司やゴジラ等が大好きというのですから笑ってしまいますが。
「夏は涼しく、冬は暖かい。」というのが昔からの日本家屋の作り。「合掌造りの家では囲炉裏の火で家屋を乾燥させ、煙で駆虫する効果が在る。」というのは有名な話ですが、こういった先人達の知恵が日本家屋には凝縮されていたんですね。戦後は欧米文化が住居の面でもどんどん取り入れられ、機密性が高くなり過ぎた事で却って色々な不具合を生じさせているのは何とも皮肉な事です。