新型コロナウイルス感染症が初めて確認されたのは、2019年12月の事だった。中国・武漢市で原因不明の肺炎患者が現れたのが発端だが、少なくとも他国では、此の感染症に対する警戒感は薄かった様に思う。然し、年が明けた2020年、世界中に感染が広がり、死者数がどっと増えた事で、世の中はガラッと変わった。
日本で言えば「マスクの常時着用。」、「到る所に置かれた除菌液で、小忠実に手を拭う。」、「不要不急の外出を控え、外出した際には、ソーシャル・ディスタンスを保つ。」、「室内外を問わず、大声で騒がない。」、「時短要請等に基づき、営業時間の大幅短縮や休業を決めた店が続出。」等が、“普通の光景”となった。
未だに終息しない新型コロナウイルス感染症だが、日本では「感染した著名人の訃報が大きく取り上げられた2020年~2021年が、国民の不安感の高まりが最大だった。」様に感じる。
其れを思うと、今は大分落ち着いて来た。政府が「3月13日から、新型コロナウイルス感染症対策のマスク着用を“個人の判断”とする。」と打ち出した事も大きいのだろう。(個人的には「大丈夫かなあ?」と言う思いが在る。「マスクを外しても構わない。」とアピールするなら、同時に「唯、外した場合、飛沫感染予防の観点から、大騒ぎは絶対にしない様に。」と釘を刺すべきだ。)
昨年前半位迄と比べると、街中での変化を感じる事が少なく無い。マスク着用率は相変わらず高いが、“外出を恐れる人”が格段に減った様に感じるし、一時期の“大袈裟な程のソーシャル・ディスタンス”を取る人は皆無に近くなった。
そして、最近特に感じるのは、「街中に置かれている除菌液が、少しづつ減って来ている。」事。此れは店内で顕著だが、「一気に撤去してしまうと客からクレームが殺到しそうだから、余り目立たない所から、少しづつ撤去する。」という感じが在る。個人経営の店とかでは感じないけれど、超有名な総合スーパーや回転寿司等で、実際に何店か確認している。(くどい様だが、「目立つ場所は今迄通り置かれているけれど、目立たない場所からは少しづつ撤去されている。」のだ。)
「経営状態が厳しく、少しでも経費削減を図りたい。」と考える店からすれば、そうなってしまうのも判らないでは無いけれど・・・。