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「客室乗務員体重減で燃料費削減」(7月4日付け東京スポーツ)
インドの格安航空会社(LCC)「ゴーエア」は、客室乗務員の採用を今後、女性だけに絞る事を明らかにした。男性より体重が軽い女性だけに限定する事で、燃料費を抑える狙いが在る。インドの地元紙が伝えた。
女性乗務員は男性乗務員より平均で15~20kg軽く、年間で2,500万~3,000万ルピー(約4,200万~5,000万円)の費用削減になると言う。採用の際に女性の体重制限が在るかどうかは触れていない。同社には男性乗務員は現在約130人居るが、雇用は維持するとしている。
インドの通貨ルピーは6月下旬に対ドル相場で史上最安値を付けており、地元紙は「(燃料費を輸入に頼る為)ルピー安が、新たな犠牲者を生んだ。」等と報じた。
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先日、「伊集院光氏が土産用として(LLCの)スカイマークの機内に持ち込んだプリンを巡って、客室乗務員と揉めに揉めたという話。」(詳細)が報じられたけれど、伊集院氏の態度には大人気無さを感じる一方で、「格安運賃を提供する為、徹底的に経費削減を図る事で、乗客とのトラブルも少なく無い。」という現実を改めて思い知らされた。
今回の「ゴーエア」の決定には、正直「其処迄するか!?」という思いが在る。幾ら経費削減の為とはいえ、客室乗務員を女性だけに限定するというのは、「職業選択の自由」等の観点からどうかと思うし、少なくとも我が国では在り得ない決断だろう。「カーストが敷かれ、『差別』に関しては“概して”無頓着に思えるインドでだからこその決断。」と言ってしまったら、言い過ぎだろうか?
しかし最終的には世界的に体重に応じた料金設定額が普及しそうな気がします
何より肥満撲滅のキャンペーンにもなりWHOの後押しも有るかも
色んな権力主張が有りますが肥満だけは訴訟しても世間的に賛同を得られそうも無いですからね
俺も含め高度成長期を生きてきた世代の大多数はメタボだから我々の為に今は亡き小林亜星氏が創立した大ピ連(大日本肥満者連盟)に頑張って欲しいです
現在も存続してるなら・・・
所でインド旅客機の客室乗務員は自分よりカーストの低い人間が搭乗した時はどうするんでしょう
航空会社の乗務員採用条件に差別をしてはならないとの条文が有るのかな?
(日本に於いて)「フライト・アテンダント」だとか「キャビン・アテンダント」だとかという小洒落た呼称が定着していなかった頃、もう四半世紀近く前になると思いますが、プライヴェートで西安や石林等を旅した際、中国国内の移動で搭乗した中国東方航空のフライト・アテンダントは凄かった。全て女性なのですが、着用しているのは我々が学生時代に体育の授業で着ていた様な、超ダサいジャージ。愛想笑い一つ見せず、サーヴィスも非常に悪い。「流石、共産圏の国だなあ。」と思ったものです。トランジットでトラブルが発生し、空港内に5時間程足止めを食らったけれど、御詫びに出て来たのは「パサパサの御飯に、肉が殆ど付いていないチキンの唐揚げ(異常に小さい)が2個、其れに乾燥し切ったキャベツの千切りだけ。」という弁当だけ。酷い経験でしたが、だからこそ忘れられない経験にもなっています。
「燃料費の削減→痩せたキャビン・アテンダントの採用」という流れならば、仰る様に痩せた男性の採用でも良いんですよね。元ジャイアンツの篠塚和典(旧名:利夫)氏なんぞは、下手な女性よりも細かったし。
「肥満の人→自己コントロールが出来ない人→無能な人」というコンセンサスが、欧米では出来上がりつつ在ると言われています。御腹が出ている自分には本当に耳が痛い話ですが、世界の流れとしては「肥満=悪」という考え方は増しこそすれ、減る事は無いのでしょうね。
大ピ連、滅茶苦茶懐かしいですね。ケンちゃんシリーズ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)に“デカパンさん”役として出演していた大井小町さん(http://ameblo.jp/beetle999/day-20110421.html)も、大ピ連の会員だったと記憶しています。
「地震に関するとんでも“予言”」で一躍有名となった小林亜星大先生(未だ御存命です。