今季のセ・リーグのペナント争いは、タイガースの優勝で先ず間違い無いだろう。昨年10月の記事「然らばジャイアンツ!」の中で詳しく理由等を記したが、昨季限りでジャイアンツ・ファンを“条件付き”で辞め、今季からはカープを応援していた自分としては残念な限りだけれど、タイガースの強さを認めざるを得ない。選手達のプレーも光るが、何よりも岡田彰布監督の“どっしり構えた采配”が素晴らしい。
其の一方で、ジャイアンツの凋落振りは顕著。「過去4年間、“最悪な結果”を残し続け乍ら、平然と“監督の座”に居座り続けた人物が指揮を執れば、組織が“メルトダウン”して行くのは当然の事。」なのに、「今季もとち狂った采配を繰り返しては、其の度に“解説者の様に他人事モード”で試合を振り返り、そして来季も監督を続投する意思を示している。」というのだから、ジャイアンツを見限るファンは増える一方だろう。「ジャイアンツが弱いから。」というよりも、「侍だ何だと、矢鱈に“潔さ”をアピールしていた御仁が、自分の事に関してはこんなに往生際が悪い事への呆れ返り。」が、ファンの心を離れさせている様に感じる。
“苛烈なペナント争い”という状況には無いセ・リーグに対し、熱く燃え盛っているのが“夏の甲子園”。“春の甲子園”も良いが、高校野球と言えば“夏の甲子園”の感が強い。球児達の必死なプレーにどっぷり感情移入してしまい、目頭が熱くなってしまう事も何度か。
そんな高校野球の名物の1つが、出場校のブラスバンドによる応援歌の演奏だ。球児達のプレーを見つつ、「こんなにも古い歌が、今も使われているんだ。」と驚いてしまう事が結構在る。「GO!GO!トリトン」(1972年)【動画】や「宇宙戦艦ヤマト」(1974年)【動画】、「I’m Popeye The Sailor Man」(1959年)【動画】、「バビル2世」(1973年)【動画】、「ルパン三世のテーマ」(1977年)【歌】、「狙いうち」(1973年)【動画】、「サウスポー」(1978年)【動画】等々、自分(giants-55)が子供の頃に流行っていた歌が、こんなにも時を経て使われ続けている事が嬉しい。