今日「2月14日」という日に付いて、個人的に良い思い出が無い。
今からウン十年前、某大学を受験したのが此の日だったが、朝から物凄い雪で、受験会場に辿り着く迄悪戦苦闘させられた。試験を受ける際には、もう疲労困憊状態。結果がどうなったかは、言う迄も無いだろう。
「2月14日」と言えば、多くの人が思い浮かべるのはヴァレンタイン・デーだろう。モテモテ男にとっては嬉しい日だろうが、幼少期から非モテ男だった自分には、“嫌な日”以外の何物でも無かった。「今年もチョコレートは貰えないだろうな。」と判ってはいても、此の日は登校すると、下駄箱の自分のスペースを開ける時にドキドキしたもの。開けて「矢張り無かった・・・。」と思うものの、教室に入って、更に自分の机の中を捜すという諦めの悪さ。チョコレートなんか入っていないのが常だったが、一度だけ入っていた事が在った。「マジかよ。」と一瞬喜ぶも、こっそり送り主の名前を確認すると、申し訳無いけれど全くタイプじゃ無い子からで、「うーん・・・。」と肩を落としたっけ。
・・・と、「2月14日」に良い思い出が無い理由を書いて来たけれど、一番大きな理由は、此の日に“大事な人”を失ったから。此の日の事は今でもトラウマとなっている。もう長い年月が過ぎ去っているけれど。