「記憶鮮明、文章不明」というブログを運営されているおりがみ様は、保育士として働いておられる。未来を背負って立つ子供達を、必死で保育されている様子が記事から窺い知れ、頭が下がる思い。
そんなおりがみ様が、「俺の後ろに立つな・・・」という記事を書いておられる。保育現場の労働環境の厳しさを改めて痛感させられ、遣り切れない思いになってしまった。何はともあれ、当該記事を読んで戴きたい。
大昔、看護師をしている女性と良く飲む機会が在り、彼女達が如何に厳しい労働環境下で働いているかを聞かされ、唖然とさせられた物。今は改善されたかもしれないが、当時は「長時間労働」、「休みが滅多に取れない。」、「給料が安い。」等、「良くもまあ、我慢して働いてるなあ。」と同情してしまった程。
労働環境が改善されるどころか、悪化していると言われる保育現場。「辞めてった人の中には、『もう二度と』保育の仕事はしたくないという人も居ると聞く。」、「私(達)が身銭を切って、公に声を上げても、壁は高く堅く。其れを後ろの方から『もっと頑張らないと。』と他人事の様に言われると、背後から撃たれたっていう感じです。」というおりがみ様の記述は、悲痛な叫びとして胸に迫る。
「個人の職業意識の高さ&責任感の強さに、国が何時迄も甘えている現実。」を、少しづつでも改善して行かないと早晩、大きな破綻”が生じてしまうだろう。