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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“頭の悪い野球”をすれば、負けるのは当然

2014年07月23日 | スポーツ関連

オールスターゲーム明けに迎えた「タイガースvs.ジャイアンツ」の3連戦。一昨日の試合を勝利したタイガースが、昨日もサヨナラホームランで勝利した。此れ首位ジャイアンツと2位タイガースとのゲーム差は「1.5」となり、優勝争いの行方混沌として来た。

 

6月23日の記事「パ・リーグの影響小、セ・リーグは影響大」の中で、ジャイアンツ以外で優勝争いに加わるのはカープとタイガースと記した。特にタイガースに関しては、冗談抜きにして先発陣は良いし、一旦火が点い時の打線は強力なので、必ずや優勝争いに加わると信じている。と、ジャイアンツ・ファンとして要注意のチームと捉えていたのだが、“不安”が的中してしまった形だ。

 

レギュラーシーズンで優勝するチームには、「ミラクルとしか言い様が無い試合」や「ラッキー・ボーイの存在」が在ったりする物。昨年のゴールデンイーグルスで言えば“無敗男”の田中将大投手の存在がそうだし、1985年のタイガースで言えば、伝説となった“バックスクリーン3連発”【動画】だ。(ジャイアンツ・ファンとしては、トラウマとなったシーンだけれど。

 

7月13日の「ジャイアンツvs.タイガース」戦、6回裏を終えた時点で「3対1」と2点リードしていたジャイアンツだが、7回表に(ジャイアンツの)先発・澤村拓一投手が(タイガースの)関本賢太郎選手に逆転満塁ホームランを打たれ、最終的に「4対6」で敗戦。彼の逆転満塁ホームランなんぞは、「今季、タイガースが逆転優勝するかも・・・。」と思わせる物だった。

 

其れにしても一昨日と昨日のジャイアンツは、表現は良くないけれど「“頭の悪い野球”をすれば、負けるのは当然。」という感じだ。

 

一昨日の先発・澤村投手は毎度毎度の「先に点を与える投球」だったし、昨日の先発・杉内俊哉投手は5回は好投したものの、6回裏に「2走者無しからの失点」、其れも「相手投手に打たれたのが切っ掛け」という“最悪の失点”。

 

投手陣以上に御粗末だったのが野手陣で、兎に角打てなさ過ぎ。タイガースの投手陣が良かったとはいえ、揃いも揃って“明らかなボール球”、其れも殆どが“外角のボール球”に手を出し、クルックルッと空振りしていたのだから、全く学習能力が無い。

 

昨日の試合で言えば、「2対2」の同点で迎えた11回表、1塁の走者をバントで送れなかった許りか、走者として盗塁死してしまった長野久義選手なんぞは、“頭の悪い野球”をしてしまった代表格と言えよう。(昨日の試合、ジャイアンツで“給料泥棒”と言われない仕事をしたのは、高橋由伸選手と西村健太朗投手、そして山口鉄也投手位ではなかったか。)

 

今日の第3戦、流れから言えば、タイガースの勝利濃厚。でも、ゲーム差が「0.5」に縮まったとしても、本当の勝負所未だ未だ先に控えていると思う。ジャイアンツの選手達に望むのは、基本に忠実なプレーを心掛け、呉々も“頭の悪い野球”をしないという事だ。


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4 コメント

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判りませんよ (雫石鉄也)
2014-07-23 09:00:42
きょう(7/23)の阪神の先発は能見でしょう。今年の能見はいささか頼りないです。
それに、呉昇桓は絶対的守護神の「絶対的」がない時が、時々有ります。
巨人には、高橋、阿部などコワイ選手がおります。かれらには何度煮え湯を呑まされたことでしょう。
阪神には、かっての全盛期の金本がそうでしたが、今の阪神は、そんな選手は関本ぐらいでしょう。
昨日のヒーロー福留は、確かに中日の福留はコワかったです。でも阪神の福留はコワくありません。きのうはたまたま中日の福留が復活したのでしょう。
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波があるから・・・ (村長)
2014-07-23 09:19:19
 全く仰る通り。いくら打線には波がある、とは言え11安打で本塁打2本による2点だけじゃあね。
 21日に岩田にやられた試合の9回表一死一二塁になったとき、その日の昼間に起きた高校野球青森予選の準決勝でノーシード校の「青森」が優勝候補の「青森山田」を下した試合が頭をよぎりました。8回裏に3点目となる本塁打を喫して0-3、もうここまでか、と思った瞬間。青森が驚異の攻撃を見せ、一挙5点を奪い5-3の大番狂わせで決勝進出を決めました。
 巨人の攻撃陣も、高校生の粘りを見せてほしいものです。
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>雫石鉄也様 (giants-55)
2014-07-23 10:06:59
書き込み有難う御座いました。

能見投手、確かに試合試合によって調子の出来&不出来がハッキリしていますが、今のジャイアンツ打線ならば、恐らくは抑えられると思います。何しろボール球に矢鱈と手を出し、挙句に打ち取られるというのが、ジャイアンツ打線の現状ですから。

昨日の試合、共に2死からホームランを放った高橋(由)&福留両選手は見事!唯、ジャイアンツとしては、勢いに乗って勝ち越さなければいけなかったのに、其れが出来ない。

タイガースの好調さには幾つかの理由が在るけれど、梅野隆太郎選手が捕手として定着したというのは大きいと思います。捕手というのは中々育たないものですが、プロ1年目にしての活躍は凄い。リードでも、相手打者の弱点を執拗に突いて来る。一昨日&昨日の外角攻めなんぞは、正に其れ。
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>村長様 (giants-55)
2014-07-23 10:11:53
書き込み有難う御座いました。

落合博満氏が監督を務めていた時のドラゴンズを相手にした際、ジャイアンツの選手達、そして其れ以上に原監督が浮き足立っている様に感じたもの。焦りから奇策や無茶な策に走り、挙句に惨敗を喫する。今のタイガースに対しても、そんなジャイアンツの焦りが感じられる。

粘りも然る事乍ら、地に足の着いた野球をして欲しい。「今のジャイアンツならば、最終的には必ず勝てる。」と相手チームに思わせてしまったら、もう御仕舞いですから。
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