5月18日付けの日刊ゲンダイに、面白い記事が載っていた。東京商工リサーチの調べによると、日本で多い社名のトップ10は以下の通りなのだとか。
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【社名トップ10】
1位: アシスト(609社)
2位: ライズ(515社)
3位: アドバンス(478社)
4位: トラスト(433社)
5位: サンライズ(427社)
6位: フロンティア(422社)
7位: サンテック(384社)
8位: アイテック(382社)
9位: アクト(375社)
10位: アクティブ(372社)
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「アシスト(援助する。)」、「ライズ(立ち上がる。)」、「アドバンス(前進する。)」等、社会貢献や躍進するイメージの社名が顔を揃えている。因みに「アシスト」という社名を付けている企業の内、31.7%はサーヴィス業だったとか。
前回の調査(2008年)ではトップ10に、漢字社名は3社入っていたけれど、今回は零。13位迄は全て片仮名社名で、14位に漸と「鈴木工務店」(前回の調査では、第7位。)と漢字の社名が登場している。トップ20でも14位の「鈴木工務店」の他は、15位の「佐藤工務店」(前回の調査では、第4位。)、17位の「田中工務店」(前回の調査では、第6位。)、そして19位の「田中建設」(前回の調査では、第11位。)と、合計で4社だけなのだとか。
全国レヴェルでは、大苦戦している漢字社名。海外風の呼び名を持つ子供が増えている中、「漢字の社名は堅苦しく、古臭い感じがする。」という事なのかもしれないが、地域によっては漢字社名が健闘している所も。東北では「1位:佐藤建築、2位:佐藤工務店、3位:佐藤建設。」、又、北陸では「1位:山本組、2位:田中建築、3位:山田建設。」と、トップ3が全て漢字社名というケースも。