
昨日、TBSラジオで放送された「爆笑問題の日曜サンデー」。移動中の車内で偶聞いたのが、「サンデー・カラオケベスト10」というコーナー。第一興商の協力で、毎週或るテーマに基づき、通信カラオケ「DAM」で歌われた曲の集計を、ベスト10形式で発表しているのだが、昨日のテーマは「此の1ヶ月、最も歌われたウエディング・ソングは?」 だった。ベスト10発表前、アシスタントの女性アナウンサーが、「飽く迄も第一興商が『ウエディング・ソング』という範疇に入れた曲の中から選ばれた物で、中には一般的に『此れが、ウエディング・ソングって言えるの?』と思われる物も在る事を御了承下さい。」といった趣旨の発言を何度か繰り返していたが・・・。
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「此の1ヶ月、最も歌われたウエディング・ソングは?」
1位: 「未来予想図Ⅱ」【動画】(DREAMS COME TRUE)
3位: 「花」【動画】(ORANGE RANGE)
4位: 「時の流れに身をまかせ」【動画】(テレサ・テンさん)
8位: 「愛が生まれた日」【動画】(藤谷美和子さん&大内義昭氏)
9位: 「Get Along Together」【動画】(山根康広氏)
10位: 「for you...」【動画】(高橋真梨子さん)
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パッと見渡して「ウエディング・ソング」という感じがするのは「Get Along Together」、「愛が生まれた日」、「家族になろうよ」位。番組内で爆笑問題の2人が「『浪漫飛行』はCMソングとして使われていた関係も在って、『ウエディング・ソング』と言うよりは、『旅の曲』という感じがする。又、自身の結婚式で陣内智則氏が弾き語りをした事から、一時はウエディング・ソングとして良く使われていた(コブクロの)『永遠にともに』【動画】も、彼が早々に離婚してしまった事で、『縁起が悪い曲』みたいな感じになってしまい、ウエディング・ソングとしては余り歌われなくなった。「時の流れに身をまかせ」もテレサさんが哀しい最期を遂げた事から、ウエディング・ソングとしては余り歌われない気がするんだけど。」等と話していたが、そういう意味でも意外なラインナップ。
飽く迄も「第一興商が『ウエディング・ソング』という範疇に入れた曲の中から、此の1ヶ月で“カラオケ”で良く歌われた曲」という事で在り、「“結婚式場”で良く歌われた曲」では無いのがポイントなのだろう。
リスナーから寄せられたメールの中に、「ウエディング・ソングと言って私が思い浮かぶのは、Sugarの『ウエディング・ベル』【動画】です。」というのが在った。非常に懐かしいし、良い曲では在るのだが、爆笑問題の2人も言っていた様に、「明るい曲調とはいえ、元彼の結婚式に呼ばれた女性の恨み節だから、流石にウエディング・ソングとしては歌えないよなあ。」というのには同感。
大昔、自分が子供だった時分には、「結婚式で歌う曲」(「ウエディング・ソング」なんて洒落た言い方はしなかったし。)と言えば、佐良直美さんの「世界は二人のために」【曲】やチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」【動画】が定番中の定番だった。結婚式を思わせる歌詞だったし、「ウエディング・ソング」と言われても、全く違和感が無い。
【「世界は二人のために」】
【「てんとう虫のサンバ」】
バブル期の頃は郷ひろみ氏の「お嫁サンバ」【動画】や長渕剛氏の「乾杯」【動画】がウエディング・ソングとして良く歌われていたけれど、今回のベスト10には入っていなかった。「乾杯」は間違い無く入っていると思っていたので、意外な結果だった。
「黒田節」…一部地域に根強い?
「嫁に来ないか」
「あなた」
「瀬戸の花嫁」
…シニアカップルには受けそうですが、その方たちにも「黒田節」「ここに幸あり」は古すぎるかもしれないですね。
シニア婚で替え歌にされそう
「結婚しようよ」…♪ボクの~髪が~
(どこに髪有る!とチャチャ入れられる)
若者に失笑される
「関白宣言」
(10年前本当に失笑されるのを見ました)
夜汽車がもうない
「花嫁」
シニア婚でもこりゃ古い。
「二人は若い」
洋楽マニアのシニア婚なら有
(実はウン十年前、インストルメンタルで私使いました^^;)
「愛ある限り」
http://www.youtube.com/watch?v=MNRgNs7Dsfg
ところで長渕は本人のイメージが悪いのでは。
「嫁に来ないか」、「あなた」、「瀬戸の花嫁」、「花嫁」・・・、結婚式で嘗ては歌われていた曲、他にも結構在りましたね。
洋楽と言えば、20年以上前になりますが、同僚の結婚式に参列した空気を読めないタイプの上役が、マイクを握り締めて朗々と「My Way」を歌っていました。カラオケ店にでも居る様な感じで、其れも延々とフル・コーラス歌ったので、場内はドン引きしていたっけ。
私が結婚することになったら使用したいと思っている曲は、アラサ―としてはいずれもかなりマイナーです。ウェディングプランニングの場でいちいち歌ってみせなくてはならないのではないかと。
『21世紀の恋人』谷村有美さん アニメ『21エモン』エンディング
『光と影のバラード』泉洋次氏 『服部半蔵・影の軍団2』エンディング
『LOVE』GAOさん
『Love is all 愛を聞かせて』椎名恵さん 『おんな風林火山』主題歌
いずれもyoutubeで視聴可能。
後の2つはウェディングをテーマに作られた曲ですが、前2つは、よく聴くとウェディングに使えそうな歌詞の曲です。しかし、それぞれかなり雰囲気が違う曲なので、これらすべてを使用したら「どういうコンセプトの式なんだ?どういうキャラの新婦なんだ?」となりそうな気も。
「高砂」、そう言われてみれば、昔のドラマで結婚式のシーンが在ると、吟じる人が居たりしましたね。自分が出席した中では、実際に出くわした事が在りませんが。
昔から「歌を日常的に聞く。」というライフ・スタイルでは無かった事も在り、今回のベスト10で「タイトルだけから、どういう歌なのかを思い出せた。」のは6曲だけでした。残る4曲はYou Tubeで当該曲を聞いて、「嗚呼、此の曲かあ。」と判った在り様。で、恥ずかしい話ですが、今回ぷりな様が挙げられた4曲は、「タイトルだけでは全く、どんな曲か判らなかった。」というのが正直な所です。
バブルの頃、各地で見受けられた結婚式は、マヌケ様が書かれた様な物が多かったですね。無闇矢鱈にウエディング・ケーキの高さを誇ったり、演出にドライアイスを豪勢に使ったりと、派手さで有名な名古屋の結婚式をも凌駕する様な物が目立った。
自分が出席した結婚式で一番驚いたのは、普通の企業(マスメディアとかでは無いという意味。)の一社員の結婚式に、有名な司会者が司会を担当し、有名人からの祝福スピーチの映像が流されたりした事。出席者には某政治家の姿も見受けられ、「何だ此れは!?」と思ったのですが、後から其の新郎(同僚)の父親が財界ではそこそこ有名な人物と知り、「道理で・・・。」と思ったものです。