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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

息子を訪ねて約163里

2019年02月18日 | 時事ネタ関連

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「8ヶ月振りに家族と再会 640km離れた中国で発見」(2月17日、テレ朝news

 

タイで去年6月から行方不明になっていた認知症の女性が、自宅から600km以上離れた中国南部で発見され、8ヶ月振りに家族との再会を果たしました。

 

娘(35歳)と抱き合って涙を拭うのは、タイ北部のチェンラーイ県に住む59歳の認知症の女性です。去年6月、近くに住む息子に会いに出掛けた、行方不明になっていました。女性は先月末に、自宅から640kmも離れた中国雲南省昆明で発見され、身分証明書を持っていた事から、家族に連絡が付きました。女性の娘は昆明の病院に駆け付け、8ヶ振りに母親との再会を果たしました。女性は歩き続けていた。と話していて、体重が20kg落ちたという事ですが、どういうルートで昆明辿り着いたのかは判っていません。

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近くに住む息子に会いに出掛けて行方不明となり、約8ヶ月振りに家族と再会出来た。「母を訪ねて3千里」に擬えると、「息子を訪ねて約163」という感じか。

 

「歩き続けていた。」と当該女性は語っている様だが、其れならば体重が約20kmも落ちたのは理解出来る。タイという国柄を考えると、飲食物や寝泊まりする場所は、行く先々で“提供”して貰えたのだろう。でも、「国境越えが、良く出来たなあ。」という驚きが。

 

兎にも角にも、無事に家族と再会出来て本当に良かった。

 

高齢化が進む我が国に在って、認知症罹患者の徘徊は大きな問題になっている。以前に書いたと思うが、近所で認知症と思われる高齢女性が徘徊しているのに出会し警察に保護して貰った事が在る。

 

又、数年前位から近所の店等で、「(認知症罹患者と思われる)高齢者が行方不明となっており、見付けた方は連絡下さい。」と、当人の写真や特徴、行方不明になった状況等が記された貼り紙を、良く見掛ける様になった。自分が知るだけでも、数人は居る。1年以上貼られている場合も在り、「こんなにも長い間見付からないというのは、どういう事なのだろう?」と、どうしても最悪の事態を考えてしまう。

 

昨年、警察庁が発表した所によると、2017年、警察に届け出が在った認知症の行方不明者数は1万5,863人(男性8,851人、女性7,012人。)で、2016年よりも431人上回った。と言う。統計を取り始めた2012年以降、5年連続で増加しているそうだ。となると、2017年の認知症の行方不明者は、1日に約43人も記録されている事になる。


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