8年前、18年近く飼っていた犬が天に召された。話には聞いていたけれど、ペットを失ったショック、即ち“ペットロス症候群”は相当な物で、暫くは犬を飼う気にはなれなかった。ペットと言うよりも、家族の一員という意識が在るので、再び亡くなった時のショックを考えると、飼う事に怖さを感じたので。
でも、一周忌を終えた辺りから、「犬が居ない生活」というのに寂しさを感じ出し、7年前に2匹目の犬を飼い始めた。8年前に亡くなった“子”は、ペット・ショップで購入したが、2匹目の“子”は「ペットのおうち」という里親募集サイト経由で貰い受けた。ペット・ショップで購入するよりも、「里親が見付からなければ、殺処分されてしまう可能性が在る“子”を引き取りたい。」という思いが強かったので。
最近は里親制度等を経由して、殺処分の可能性が在る“子”を引き取る人が増えているという話を良く聞く。非常に良い事だと思うし、1匹でも殺処分される“子”が減って欲しい。
*********************************
「今月末、命の期限 『多頭飼育崩壊』犬50匹救って 有田のNPOが里親急募 佐賀」(6月23日、佐賀新聞)
飼い犬が繁殖し過ぎて世話が出来なくなった「多頭飼育崩壊」の民家で、命の期限が迫っている犬達が居る。6月迄に引っ越し先が決まらなければ、殺処分となる可能性が在ると言う。有田町のNPO「アニマルライブ」が引き取り先探しを支援しているが、約80匹の内50匹は目途が立っておらず、広く里親を募っている。
多頭飼育崩壊の現場は、福岡県南部の民家。去勢、避妊手術をせず飼育する等して増え、数年前から近隣住民から、臭いや鳴き声の苦情が出ていた。飼い主の女性は、引っ越し先を探しているが難航。時間的猶予が生じる可能性は在るが、現時点では今月末迄に見付からない場合、已む無く処分を依頼する意向と言う。
飼い主の関係者からアニマルライブに相談が在り、全国の保護団体等も協力しているが、数が多い為、引き取りが進んでいない。「犬を飼うのに慣れた人で、完全室内飼いが出来る人。」を里親として求めている。
多頭飼育崩壊は、全国で問題となっている。アニマルライブは、此の半年だけでも、佐賀県内の複数のケースに対応。岩崎ひろみ代表は「家も保護犬だけで80匹が居て満杯。殺処分が迫った犬達を収容先から引き出す本来の活動にも、影響が出ている。」と現場の窮状を話し、協力を求めている。
今回の犬達の避妊、去勢手術や検査、ワクチン接種、蚤・壁蝨駆除等の費用も多額で、支援金も募っている。
問い合わせはアニマルライブ、電話(0955)25-8366。
********************************
引き取って上げたいけれど、既に1匹飼っている身としては、金銭面等を考えると非常に難しい。支援金等の形で協力させて貰おうと思っているが、「犬を飼いたいと思っている方、又はそういう方を御存じの方。」は、ペット・ショップで買うのでは無く、今回の子達を引き取る形で、何とか協力して欲しい。残り1週間を切った状況なので、今回のニュースの拡散という形でも、協力を御願いしたい。