「野球自体が好きで、特に特定のチームを応援している訳では無い。」という人も居られるだろうが、プロ野球ファンならば其の多くが御贔屓のチームが在ると思う。自分の場合はジャイアンツがそうで、何度も書いている様に「大好きな王貞治選手が居たから。」というのがファンになった切っ掛け。もし王貞治選手が他チームに所属していたならば、恐らくはジャイアンツ・ファンになっていなかっただろう。基本的には捻くれ者で、反体制的思考の人間なので。
御贔屓にしているチーム、乃至は御贔屓にしていたチームに関して、「此の監督の時代が、特に好きだった。」というのが在るだろう。其処で今日は、ジャイアンツ及び既存の11チーム、そして今は亡き大阪近鉄バファローズの合計13チームに関して、「此の監督の時代が、特に好きだった。」というのを挙げてみたい。尚、紹介する順番は昨年の順位に従わせて貰う。
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【セ・リーグ】
ジャイアンツ: 藤田元司監督時代
投打のバランスが実に良かった。1983年の日本シリーズ等、手に汗握る名勝負が多く、今でもリアルに試合内容が思い出せる。
ドラゴンズ: 与那嶺要監督時代
名曲「燃えよドラゴンズ!」が生まれた時代、当時名古屋に住んでいた自分はジャイアンツ・ファンで在り乍ら、ドラゴンズの試合に心を浮き立たせていた。1974年に2度目の優勝を成し遂げた瞬間は、名古屋人として非常に嬉しかったし。
スワローズ: 関根潤三監督時代
決して強い時代では無く、寧ろ弱い時代だったけれど、家族的なホンワカとしたチームだった。
タイガース: 吉田義男監督(第二次)時代
自分が知っているのは最晩年の姿だったけれど、悲壮感を漂わせ乍ら投げ抜く大エース・村山実投手が好きだったので彼が監督だった時代を挙げたいのだけれど、吉田監督が率いた1985年のあの凄さは外せない。「天下無敵」とは、あの年のタイガースを指すと思う。
カープ: 古葉竹識監督時代
ジャイアンツの次に好きなチームがカープ。“貧乏球団”と揶揄され乍らも、知恵と努力でチーム力を上げ様と頑張っている姿には、本当に頭が下がる思い。後に監督を務めたホエールズ時代にはボロボロだったけれど、カープの監督だった頃の古葉監督は誰が何と言おうと「名将」だった。(ジャイアンツの)藤田監督時代と同様、投打のバランスが非常に良いチームという印象が在る。
ベイスターズ: 近藤貞夫監督時代
「スーパーカートリオ」等、斬新なアイデア&奇抜な策が魅力だった。
【パ・リーグ】
ファイターズ: 大沢啓二監督時代
“大沢親分”、そして江夏豊投手という強烈な個性の2人が在籍した1981年~1983年の3年間が特に好き。
ゴールデンイーグルス: 野村克也監督時代
何しろ球団発足から6年の歴史しかないチームなので、選ぶとしたら昨年2位に迄押し上げた“ノムさん”しか居ないだろう。
ホークス: 王貞治監督時代
ジャイアンツの監督時代は面白味の無い野球だったけれど、福岡の地で生まれ変わったのだろうか、大胆な策が見られる様になった。弱小でファンから生卵をぶつけられた時代から、常に優勝争いに加われるチームへと変えて行ったのは非常に感動的。
ライオンズ: 広岡達朗監督時代
ライオンズ黄金期の礎を作った。上記した1983年の日本シリーズは、此れ迄リアル・タイムで見て来た中で最も印象的で、此の時の監督が広岡氏だった。
マリーンズ: 金田正一監督時代
ボビー・ヴァレンタイン監督の時代も捨て難いが、矢張りハチャメチャな“カネやん”が監督の時代が一番面白かった。唯、見ている側としては非常に面白かったけれど、仕えていた選手達は半端じゃ無く大変だったろう。
バファローズ: 上田利治監督時代
特に第一次政権(1974年~1978年)が印象的。「玄人好みのチーム」作りが上手かった。
大阪近鉄バファローズ: 仰木彬監督時代
伝説の“野武士軍団”を思わせる“いてまえ打線”を作り上げ、「10.19」や「10.12」等の名勝負を見せてくれた。
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自分の場合はこんな感じなのだが、さて、皆様にズバリ聞きます!「貴方が御贔屓のチーム、乃至は貴方が御贔屓だったチームに関して、『此の監督の時代が、特に好きだった。』のは?」

御贔屓にしているチーム、乃至は御贔屓にしていたチームに関して、「此の監督の時代が、特に好きだった。」というのが在るだろう。其処で今日は、ジャイアンツ及び既存の11チーム、そして今は亡き大阪近鉄バファローズの合計13チームに関して、「此の監督の時代が、特に好きだった。」というのを挙げてみたい。尚、紹介する順番は昨年の順位に従わせて貰う。
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【セ・リーグ】
ジャイアンツ: 藤田元司監督時代
投打のバランスが実に良かった。1983年の日本シリーズ等、手に汗握る名勝負が多く、今でもリアルに試合内容が思い出せる。
ドラゴンズ: 与那嶺要監督時代
名曲「燃えよドラゴンズ!」が生まれた時代、当時名古屋に住んでいた自分はジャイアンツ・ファンで在り乍ら、ドラゴンズの試合に心を浮き立たせていた。1974年に2度目の優勝を成し遂げた瞬間は、名古屋人として非常に嬉しかったし。
スワローズ: 関根潤三監督時代
決して強い時代では無く、寧ろ弱い時代だったけれど、家族的なホンワカとしたチームだった。
タイガース: 吉田義男監督(第二次)時代
自分が知っているのは最晩年の姿だったけれど、悲壮感を漂わせ乍ら投げ抜く大エース・村山実投手が好きだったので彼が監督だった時代を挙げたいのだけれど、吉田監督が率いた1985年のあの凄さは外せない。「天下無敵」とは、あの年のタイガースを指すと思う。
カープ: 古葉竹識監督時代
ジャイアンツの次に好きなチームがカープ。“貧乏球団”と揶揄され乍らも、知恵と努力でチーム力を上げ様と頑張っている姿には、本当に頭が下がる思い。後に監督を務めたホエールズ時代にはボロボロだったけれど、カープの監督だった頃の古葉監督は誰が何と言おうと「名将」だった。(ジャイアンツの)藤田監督時代と同様、投打のバランスが非常に良いチームという印象が在る。
ベイスターズ: 近藤貞夫監督時代
「スーパーカートリオ」等、斬新なアイデア&奇抜な策が魅力だった。
【パ・リーグ】
ファイターズ: 大沢啓二監督時代
“大沢親分”、そして江夏豊投手という強烈な個性の2人が在籍した1981年~1983年の3年間が特に好き。
ゴールデンイーグルス: 野村克也監督時代
何しろ球団発足から6年の歴史しかないチームなので、選ぶとしたら昨年2位に迄押し上げた“ノムさん”しか居ないだろう。
ホークス: 王貞治監督時代
ジャイアンツの監督時代は面白味の無い野球だったけれど、福岡の地で生まれ変わったのだろうか、大胆な策が見られる様になった。弱小でファンから生卵をぶつけられた時代から、常に優勝争いに加われるチームへと変えて行ったのは非常に感動的。
ライオンズ: 広岡達朗監督時代
ライオンズ黄金期の礎を作った。上記した1983年の日本シリーズは、此れ迄リアル・タイムで見て来た中で最も印象的で、此の時の監督が広岡氏だった。
マリーンズ: 金田正一監督時代
ボビー・ヴァレンタイン監督の時代も捨て難いが、矢張りハチャメチャな“カネやん”が監督の時代が一番面白かった。唯、見ている側としては非常に面白かったけれど、仕えていた選手達は半端じゃ無く大変だったろう。

バファローズ: 上田利治監督時代
特に第一次政権(1974年~1978年)が印象的。「玄人好みのチーム」作りが上手かった。
大阪近鉄バファローズ: 仰木彬監督時代
伝説の“野武士軍団”を思わせる“いてまえ打線”を作り上げ、「10.19」や「10.12」等の名勝負を見せてくれた。
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自分の場合はこんな感じなのだが、さて、皆様にズバリ聞きます!「貴方が御贔屓のチーム、乃至は貴方が御贔屓だったチームに関して、『此の監督の時代が、特に好きだった。』のは?」

阪神の場合は、giants-55さんもおっしゃるように1985年の吉田監督時代ですね。真弓、バース、掛布、岡田といった打線は、相手にうむをいわせぬ破壊力でした。4、5点リードされていても安心して見れました。次は、JFKのいた岡田監督時代です。6回まで1点でもリードしていれば勝てました。
あと、ひねくれた見方ですが、藤田平監督時代も忘れがたいです。ある意味阪神らしい、ダメ虎、暗黒時代の象徴みたいです。
ジャイアンツ・ファンの自分ですら1985年のタイガースの印象は強烈に残っているのですから、タイガース・ファンならば一層の事でしょうね。あの年のタイガースはどうしても打線に目が行き勝ちだけれど、何気に投手陣も良かった。
藤田平監督時のタイガースは、仰る様に「暗黒時代の象徴」といった感じがしました。選手と首脳陣のトラブル等、御家騒動が定番だったタイガースを集約した様な時期だった様に思います。
と書かれていたのが
(g-55さんが書かれた理由も、勿論承知です)
何とも、残念です。
各球団、ニックネームも
大事にして欲しいものですね。
※バファローズといえば、西本さんも
入れたいですねえ。
上田監督を「バファローズ」という括りにしてしまう事は正直躊躇が在ったのですが、形式的には「阪急バファローズの流れを継いでいるのがオリックス・バファローズ。」という事になっていますので、今回の様な表記にさせて貰いました。申し訳御座いません。
「オリックス・バファローズと阪急ブレーブスは別物。」という思いを持たれる方が居られるのは、心情的にも良く判ります。「西鉄ライオンズと埼玉西武ライオンズは別物。」という思いを持っておられる方も少なくないし、阪急からオリックスに移り変わった時のゴタゴタ、そしてファン軽視の姿勢等を考えると、余計に其の思いは強いでしょうね。
野球は文化で在り、仰る様にニックネームも大事にして欲しい。
あの「江夏の21球」に描かれた、カープとの日本シリーズ最終戦、僕は
「江夏、もうええやろ。阪神の時に出来なかった、リーグ優勝出来ただけでも十分やろ。」
と思いながら見ていました。21球目が投げられた時、放心状態になりました。
セ・リーグでは山内監督時代のドラゴンズですね。山内さんが好きだから、ということではなく、
「一番田尾が塁に出て、二番平野が送りバント、三番谷沢がタイムリー、四番モッカがホームラン」
の頃のドラゴンズが一番好きだったのです。他にも宇野、大島、木俣、藤波、愛媛の今治南高出身の「華麗な守備の正岡」など、いい選手がいっぱいいましたね。もちろん、小松、郭、都ら投手陣も忘れてはいけません。
愛媛県人の誇り、西本投手が中日に加入した時は本当に嬉しかったです。
giants-55さんの嫌いなあのひとが監督をしていた時期も、好きでした。ソン・ドンヨルが忘れられません。Jリーグの広島にいたノ・ジュンユンともども、韓流ブーム以前に、韓国を身近に感じさせてくれた人です。
野村監督が以前、
「監督というのは、自分の現役時代の監督を手本にするもんや。」
と語っていました。
「森、広岡の手本は川上管理野球で、仰木の手本は三原魔術、ワシの手本は鶴岡野球や。」
ということですが、今の「オレ流ドラゴンズ」も、山内監督時代に似ていますね。アジアの剛球投手がいるし、打線は強力だし、不動のリリーフエースがいるし。
仰木氏と三原氏の関係は判りませんが、少なくとも「広岡氏と川上氏」、そして「野村氏と鶴岡氏」の関係は水と油で有名ですね。其れも半端な水と油の関係では無く、共にボスだった川上氏&鶴岡氏に敵意を露骨に表し、其の結果チームを追われる事になった。そんな不倶戴天の敵とも言える人間だけれど、自身が監督になった際にはそんな相手の野球観を色濃く受けた采配を揮うというのは、非常に面白くも在ります。
悲運の監督として語られる事が多い西本監督だけれど、自身の信じる道を貫く頑固さが悲運さを招いてしまった感じがします。でも、其の頑固さが自分は好きだった。一度だけでも良いから、日本一にさせて上げたかった監督の一人です。
自分が大嫌いなあの御仁ですが