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「殆どの人が実は間違って使ってた日本語ランキング」(5月23日、gooランキング)
1位:爆笑(185票)
[正]大勢が笑う。
[誤]大笑いする。
2位:フレンチ・キス(144票)
[正]舌を使った熱烈なキス。
[誤]軽い唇だけのキス。
3位:敷居が高い(138票)
[誤]高級過ぎたり上品過ぎて、入り難い。取っ付き難い。
4位:元旦(121票)
「正]元日の夜明けから明け方。
[誤]元日。1月1日。
5位:微妙(120票)
[正]趣深く、何とも言えない美しさが在る様子。
[誤]良くも無く、悪くも無く、今一。
6位:姑息(109票)
[正]一時凌ぎ。
[誤]卑怯。
7位:性癖(104票)
[誤]性的嗜好。
8位:辛党(103票)
[正]甘い物より酒が好き。
9位:複雑骨折(97票)
[正]骨が折れて、皮膚を突き破った状態。
[誤]複雑に骨折して、骨が粉々になったり、潰れた状態。
9位:割愛(97票)
[正]「惜しい!」と思い乍ら、省略。
[誤]単に省略する事。
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9位迄に入った項目で言えば、5位の「微妙」以外は全て、正しい意味を知っていた。でも、「フレンチ・キス」や「姑息」、「複雑骨折」は、うっかり誤った意味で使ってしまったりする。言葉の意味合いは時代と共に変わって行く物だから、本来の意味合いから離れ、誤りとされる今の意味合いが、軈ては「正しい。」とされる日が来るかもしれない。
で、唯一正しい意味を知らなかった「微妙」だが、ずっと「良くも無く、悪くも無く、今一。」という意味合いで理解していた。此の意味合いだとマイナスなイメージが強いけれど、正しい意味合いの「趣深く、何とも言えない美しさが在る様子。」となると、全く逆にプラスのイメージとなるのだから、実に面白い。「何故、全く逆の意味合いとして広まってしまったのか?」が気になる。