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「『米国の肥満が世界を滅ぼす』 英研究チーム、食糧危機に警鐘」(6月20日、SANKEI EXPRESS)
世界の人々が米国民と同じペースで肥満化すると、9億人分以上の新たな食料が必要になり、限られた地球の食料資源にとって重大な脅威となる。ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チームが、食料危機を警告する論文を纏めた。AFP等複数の海外メディアが6月19日迄に報じた。此れ迄、アフリカ等途上国の人口爆発が、食料資源の重大な脅威と指摘されて来たが、研究チームは、先進国に蔓延する肥満も深刻で在ると強調している。地球の存亡は、米国等先進国の肥満防止に掛かっている!?
論文によると、体重が重くなれば、食料から摂取するエネルギーの必要量も増大する。全ての国で人口に占める肥満者の割合が米国並み(30%超)になると、世界の人口は平均体重の人に換算して9億3,500万人増えると試算。其れだけ、エネルギー必要量も増大する事になる。
又、2005年時点の世界の15歳以上の人口を46億人とし、平均体重を62kgと推定。肥満の人の体重の総重量は350万トンに上り、平均体重の人の5,600万人分に当たるとしている。
論文の共同執筆者のイアン・ロバーツ氏は「貧しい国の人々は子供が多過ぎると指摘されるが、そうした批判は間違っている。豊かな国の肥満人口も問題にしなければならない。」と、警鐘を鳴らす。
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マイケル・ジャクソン氏の曲「Beat It」(動画)を、アル・ヤンコヴィック氏がパロった「Eat It」(動画)が好き。「Beat It(叩きのめせ)」というタイトルを「Eat It(食え)」に変えたセンスも凄いが、余りにも馬鹿馬鹿しい詩も凄い。動画は、何度見ても笑えるし。先進国に蔓延している肥満者達は差し詰め、「Eat It」という“内なる声”に責め立てられた人達・・・な訳は無いだろうが。
「肥満対策の一環としてニューヨークでは来年3月から、映画館等で大きいサイズの炭酸飲料水やジュースの販売の禁止を検討している。」というニュースが先達て報じられた様に、アメリカでは肥満が社会問題となっている。肥満者が増大している事で、其れに関連する疾病が増加し、延いては医療費の増加が止まらないと。「此の儘で行けば、国家の財政破綻を招き兼ねない。」と言われ続けて来たが、「全ての国で人口に占める肥満者の割合が米国並み(30%超)になると、世界の人口は平均体重の人に換算して9億3,500万人増える。」という試算を目にすると、改めて肥満がアメリカのみならず、世界的な問題になっている事を認識させられる。
自分も痩せないと・・・。
「太った人が多いと思う。」と言えば、ロシア人もそんな感じがします。ロシアの若い女性は本当に綺麗な人が多いのだけれど、一定年齢を超えると何故かブクブクと太り出してしまうケースが目立ち、「あんなにも綺麗だったのに、マトリョーシカみたいな姿になっちゃって・・・。」と驚いてしまう事が。
私は現在160センチ・80キロ(元来は筋肉質のため、成人後のデフォルトは56㎏だったのですが…)で、「コーカソイドやアフリカン・アメリカンだったら、こんな人大勢いるのに~」と言ったところ、相手からは「あなたは東洋人、ここは日本」とばっさり返されました
「人種によって、体質は大きく異なる。」という話は、良く見聞しますね。有名な所では、「日本人は他の人種に比べて、アセトアルデヒド分解酵素の働きの無い人が多いので、日本人は概して酒に弱い。」という説。自分の場合は、少数派の体質の様ですが。
先日、テレビ番組を見ていた所、面白い話を耳にしました。自分の場合は酒を飲んでも飲んでも顔が赤くならない性質なのですが、顔が直ぐ赤くなる人はそうじゃない人に比べると、概して食道癌になり易いのだとか。「酒に含まれる悪い成分を摂取し易いが為に、顔が直ぐに赤くなる。」という事でした。とは言え、顔が中々赤くならない体質の人は、他の面で悪い要素も在ると聞きますし、何方が総じて良いのかは判りませんが。