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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

青春の思い出

2014年08月24日 | 其の他

大の好きなので、昨日は「第10回相模大野もんじぇ祭り」に足を運んだ。初めて参加したのが2年前で、今年で3年連続の参加となる。土曜日及び日曜日の2日に亘っ開催される此の祭、過去2回は共に日曜日に参加したのだが、今年は土曜日を選択。其の理由は、中村あゆみさんのライヴが在ったから。

 

【中村あゆみさん】

 

伝説の「バックスクリーン3連発」【動画】が飛び出し、タイガース日本一に輝いた年。そして、余りにも悲惨な「日本航空123便墜落事故」が起こった年。今から29年前の1985年、1曲の歌が大ヒットを記録した。中村あゆみさんが歌う「翼の折れたエンジェル」【動画】が其れで、当時は歌番組のみならず、街中でも良く耳にしたもの。別段彼女のファンでは無かったけれど、其の頃に付き合っていた彼女との遣り取り等、此の曲を耳にすると“青春の思い出”がまざまざ蘇って来る。

 

29年という時を隔てて、比較的至近距離で彼女のライヴに参加する自分。彼女が「翼の折れたエンジェル」を歌った際は、隣に立っていた女性(アラフィフ?)が涙声で一緒に歌っていたけれど、自分も釣られ涙してしまった。

 

話はガラッと変わるが、“夏の甲子園”も佳境に入り、今日は準決勝を迎える。「負けたら御仕舞。」という背水の陣で闘っている球児達のプレーには、毎年心が打たれるし、忘れられないシーンも少なく無い。今年も記憶に残るシーンは幾つか在ったが、一番忘れられないのは「8月13日に行われたサヨナラゲーム」でのサヨナラ・シーン。

 

詳細此方に記されているが、「1対1」の同点で迎えた12回裏、13塁の大ピンチで、相手チームの打者が放ったゴロ2塁手の前に。2塁手は好守備で鳴らしていた選手だけに、「『4-6-3先ずは2塁に投げ2アウト、そして1塁に投げて3アウトでチェンジ。)』を狙うか?、其の場合、併殺が取れなければサヨナラ負けになってしまうので、先ずはバックホームで3塁ランナーをアウトにし、其れから1塁に転送して併殺を狙うか?」と思って見ていたら、2塁手は何故か1塁に送球し、其の間3塁ランナーがホーム・ベースを踏んで、まさかのサヨナラゲームとなってしまった。

 

の2塁手、状況及び取るべきプレーは確りと頭に入っていたのだが、ゴロが目の前でイレギュラーバウンドした事も在り、一瞬にして頭の中が真っ白になってしまったそうだ。パニック状態になってしまうのは良く判るし、敗戦の責任を一身背負ったかの様に泣き崩れる2塁手の姿が堪らなく可哀想で、自分も涙してしまった。

 

青春の思い出は、楽しい事許りでは無い。彼の場合、此のプレーが苦い青春の思い出として、ずっと忘れられない事だろう。

 

以前、中年に入った元球児が語っていた話が、今も忘れられない。甲子園でプレーした際、自身のミスによってサヨナラ負けを喫してしまったそうで、其れ以降は数数え切れない程、此の時のシーンを夢で見ては、魘されて目が覚めるのだとか。“仲間達”への申し訳無さや後悔綯い交ぜとなり、身体中が汗びっしょりになる事も。

 

恐らく件の2塁手も、“悪夢”に苛まれる事だろうが、1日も早く立ち直って欲しい。「過去」は絶対に変えられないのだし、「だけの辛い出来事を体験したのだから、もう何も怖い物は無い。」といった前向きな切り替えをして、将来的には自分のミスを笑って話せる位になってくれればとも思う。Don’t mind


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