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【パ・リーグ勝敗表 9月20日現在】
1位 ファイターズ
(総得点:466、総失点:448、総得失点差:+18)
2位 ホークス
(総得点:547、総失点:454、総得失点差:+93、首位とのゲーム差:2.5)
3位 マリーンズ
(総得点:575、総失点:483、総得失点差:+92、首位とのゲーム差:4.5)
【セ・リーグ勝敗表 9月20日現在】
1位 タイガース
(総得点:485、総失点:504、総得失点差:-19)
2位 ドラゴンズ
(総得点:566、総失点:508、総得失点差:+58、首位とのゲーム差:0.5)
3位 ジャイアンツ
(総得点:651、総失点:531、総得失点差:+120、首位とのゲーム差:0.5)
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前にコメント欄で書かせて貰ったが、セ・リーグの優勝チームがタイガースとなった場合は非常に珍しい記録が誕生するかもしれない。と言うのも、「歴代の優勝チームで総得失点差が最も小さかったのは、1999年に王貞治監督率いるホークスの+10。」で、その記録を更新するばかりか、マイナスで優勝したチームは初めてとなるからだ。そしてパ・リーグに目を向けると、このままファイターズが優勝した場合には、やはり上位3チームでダントツに総得失点差が小さいチームが優勝という可能性が出て来る訳で、そうなれば「両リーグ共に(上位3チームで)最も総得失点差が小さいチームが優勝。」となり、これは極めて珍しい記録と言わざるを得ない。ファイターズ&タイガース共に、接戦を確実に勝っているという事になるだろう。
タイガースの場合は「JFK」というリリーフ陣が鉄壁なのも大きいが、岡田彰布監督の采配をもっと評価して良いと思っている。確かに前半はかなり苦戦していたが、理に適った采配を続けていたと思うし、それが在ったからこそ今の首位が在る。そして戦力面のみならず精神面に於いても、金本知憲選手の存在は大きかったろう。
時期的にはオールスターゲーム辺りだったと記憶しているが、金本選手のコメントをスポーツ紙で目にした。チームは大きな借金を抱えている状況だったが、「こんな短期間にこれだけの借金を抱えたという事は、逆に同じ位の短期間で借金を返済し、それ以降は貯金生活に入れる可能性が充分在る訳で、優勝は全く諦めていませんよ。」という趣旨のコメント。「このプラス思考は凄いな。」と思った。敗戦後に「明日から気分を切り替えて頑張ります。」という精神論的なコメントを繰り返すだけの”駄目監督”よりも、「○○だからXX。故に大丈夫。」と具体例を挙げて語れる人間の方が遥かにチームを鼓舞出来るだろう。こんな凄い選手が居るタイガースだからこそ、必ず盛り返して来るとは思っていたが、よもや優勝争いの最右翼に迄なるとは正直予想外では在った。ジャイアンツの監督が平均レベルの采配が揮える人物だったなら、今頃はジャイアンツが優勝を決めていたと思うが、”たられば”を言っても虚しいだけなのでこれ以上言うまい。
タイガースの大躍進に付いて、OBのエモやんが面白い事を語っていた。曰く「クライマックスシリーズの影響で在る。」と。「昨年迄ならば前半であれ程大きな借金を抱えてしまうと選手達は優勝を諦めてしまうものだが、今季からクライマックスシリーズが導入された事で、『2位又は3位になれば、取り敢えず日本シリーズ出場の”可能性”が出て来る。何とか3位迄には入れる様に頑張ろう。』という切り替えが出来、Aクラス入りというターゲットに向かって闘っていた結果が今に結び付いている。」と言うのだ。これは結構的を射ている様に感じた。
【パ・リーグ勝敗表 9月20日現在】
1位 ファイターズ
(総得点:466、総失点:448、総得失点差:+18)
2位 ホークス
(総得点:547、総失点:454、総得失点差:+93、首位とのゲーム差:2.5)
3位 マリーンズ
(総得点:575、総失点:483、総得失点差:+92、首位とのゲーム差:4.5)
【セ・リーグ勝敗表 9月20日現在】
1位 タイガース
(総得点:485、総失点:504、総得失点差:-19)
2位 ドラゴンズ
(総得点:566、総失点:508、総得失点差:+58、首位とのゲーム差:0.5)
3位 ジャイアンツ
(総得点:651、総失点:531、総得失点差:+120、首位とのゲーム差:0.5)
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前にコメント欄で書かせて貰ったが、セ・リーグの優勝チームがタイガースとなった場合は非常に珍しい記録が誕生するかもしれない。と言うのも、「歴代の優勝チームで総得失点差が最も小さかったのは、1999年に王貞治監督率いるホークスの+10。」で、その記録を更新するばかりか、マイナスで優勝したチームは初めてとなるからだ。そしてパ・リーグに目を向けると、このままファイターズが優勝した場合には、やはり上位3チームでダントツに総得失点差が小さいチームが優勝という可能性が出て来る訳で、そうなれば「両リーグ共に(上位3チームで)最も総得失点差が小さいチームが優勝。」となり、これは極めて珍しい記録と言わざるを得ない。ファイターズ&タイガース共に、接戦を確実に勝っているという事になるだろう。
タイガースの場合は「JFK」というリリーフ陣が鉄壁なのも大きいが、岡田彰布監督の采配をもっと評価して良いと思っている。確かに前半はかなり苦戦していたが、理に適った采配を続けていたと思うし、それが在ったからこそ今の首位が在る。そして戦力面のみならず精神面に於いても、金本知憲選手の存在は大きかったろう。
時期的にはオールスターゲーム辺りだったと記憶しているが、金本選手のコメントをスポーツ紙で目にした。チームは大きな借金を抱えている状況だったが、「こんな短期間にこれだけの借金を抱えたという事は、逆に同じ位の短期間で借金を返済し、それ以降は貯金生活に入れる可能性が充分在る訳で、優勝は全く諦めていませんよ。」という趣旨のコメント。「このプラス思考は凄いな。」と思った。敗戦後に「明日から気分を切り替えて頑張ります。」という精神論的なコメントを繰り返すだけの”駄目監督”よりも、「○○だからXX。故に大丈夫。」と具体例を挙げて語れる人間の方が遥かにチームを鼓舞出来るだろう。こんな凄い選手が居るタイガースだからこそ、必ず盛り返して来るとは思っていたが、よもや優勝争いの最右翼に迄なるとは正直予想外では在った。ジャイアンツの監督が平均レベルの采配が揮える人物だったなら、今頃はジャイアンツが優勝を決めていたと思うが、”たられば”を言っても虚しいだけなのでこれ以上言うまい。

タイガースの大躍進に付いて、OBのエモやんが面白い事を語っていた。曰く「クライマックスシリーズの影響で在る。」と。「昨年迄ならば前半であれ程大きな借金を抱えてしまうと選手達は優勝を諦めてしまうものだが、今季からクライマックスシリーズが導入された事で、『2位又は3位になれば、取り敢えず日本シリーズ出場の”可能性”が出て来る。何とか3位迄には入れる様に頑張ろう。』という切り替えが出来、Aクラス入りというターゲットに向かって闘っていた結果が今に結び付いている。」と言うのだ。これは結構的を射ている様に感じた。

私は、神戸生まれで物心ついたときからの
阪神ファンです。
エモやんが言っていた、CSがあったから
今の阪神があるという意見は同感です。
選手だけでなく、ファンも、あの12ゲーム離された時、CSがあるので全くあきらめてなかったと思います。私自身は、横浜がいずれ落ちてくるであろうと予想していたので3位は充分狙える。できれば2位まで行ってほしいと交流戦後に感じていました。まさか優勝争いをするとは思っていなかったので今の状況は夢のようです。
もしCSが無ければ、選手より先にファンがあきらめていたのではないかと思います。昨年、球児が甲子園で涙を流したときのように。
ちなみに私はCSによって巨人戦の視聴率が低迷しているのではないかとも感じています。ライトな巨人ファンの方々はCSは見ると思います。というか見てほしいなと思っています。きっと盛り上がるでしょう。
盛り上がってほしいな。
でも結果そうなってしまうところが凄いところ
クライマックスシリーズが出来て確かに消化試合的な試合ってのが最期まで少なくなりましたね。
原采配の駄目さ加減を痛感し続けていましたので、首位に居てもいずれは落ちるだろうという不安はずっと在ったものの、「よりによってジャイアンツが首位を走っている年からCS導入って、本当に運が悪いなあ。」という思いも持っていました。それが今や「公式戦で優勝出来なくても、CSが在る分少しは楽しめそうで良かった。」と自分は思っているのですから、ファンの思いなんて本当に好い加減なものです(笑)。
「Aクラス入りすれば何とかなる。」という思いから先ずは目先の試合一つずつを勝って行き、それが積み重なって行く中で気付いたら首位に立っていたという面がタイガースは強かったのでしょうね。選手個々が自分の役割を理解し、TPOに応じ柔軟にプレーしているタイガースだからこそ、一旦波に乗ってしまうと強烈に勝ち進んで行ける。これはドラゴンズにも言えますし、両チームが優勝戦線に残っているのは決して偶然では無く必然だったと思います。
上でtak_123様が金本選手の発言に付いて「具体的だが論理的では無い。」と書かれていますが、これは正にその通りでしょうね(笑)。最悪な状況下に在る場合、どうしてもマイナス思考になってしまうし、そうなると「論理的な主張よりも、論理的では無くてもすっと心に響く(頭に入り易い)具体的な主張」の方がベターだと思うし、精神論を打つよりは遥かに有益な気がします。
CSは盛り上がって欲しいですね。三つ巴の優勝争いという凄い状況なのに、関東圏では地上波による中継が殆ど無いという酷さ。CSが盛り上がる事で、野球中継を見放したTV局の人間達に一泡吹かせて欲しいでものです。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
で、地上派中継で思い出したんですが、今年の高校生ドラフトは地上波での野球中継から撤退した、「いい時だけのCX」が中継するらしいです。
なにか釈然としないものがあります。
松井秀喜選手がヤンキースに移籍した際、最もワールド・チャンピオンの座に近いチームという事で、日本人選手初のワールド・チャンピオンの一員に彼がなるだろうと期待していました。しかし、その後にメジャーに移籍した日本人選手が次々にワールド・チャンピオンの一員になって行く中で、ヤンキースがその座に就けないままでいるというのは何とも皮肉ですよね。
クライマックスシリーズ、「一体どうなるのだろうか?」という関心を最後迄繋ぎ止めるという意味で評価はしているのですが、古い人間の自分としては「レギュラー・シーズンで優勝したチームが、日本シリーズに進出出来ない可能性も在る。」というのは何かシックリしない感じを持ち続けています。ジャイアンツが優勝出来ずに万が一日本シリーズに進出したとしたら、嬉しい気持ちが全く無いというのは嘘になりますが、でも何かシックリ来ないでしょうね。