goo blog サービス終了のお知らせ 

ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

性懲りも無く

2007年09月22日 | スポーツ関連
惚れた身の弱さか?はたまた駄目な子程可愛いという親心か?ジャイアンツ優勝の夢は捨てているなのに、昨日は性懲りも無く「ジャイアンツv.s.ベイスターズ」の試合を観に行ってしまった。東京ドームに到着したのは2回裏だったが、場内をグルッと見回して「観客が余り入っていないなあ。」と感じてしまった。取り敢えずは優勝争いに絡んでいる試合だというのに、この時点での入りは7割程度という状況で、1塁側(ジャイアンツ側)外野席ですらそこそこの空席が。ファンとしては寂しい限りだ。スタメンを確認すると、ジャイアンツ側に阿部慎之助選手の名前が無い。「故障発生か?それにしても攻守に渡って彼が居ないのは、ジャイアンツにとって痛手だなあ。」と不吉な予感が。先発はジャイアンツが高橋尚成投手、ベイスターズは寺原隼人投手。

3回表に仁志敏久選手がホームランを放ち、ベイスターズが1点を先制する。一発は食らったものの、理解不能なリリーフ登板から中2日で先発した高橋投手は粘っこい投球でベイスターズ打線をしっかり抑えていた。そしてそれ以上に良かったのが寺原投手。ジャイアンツ打線は彼の変化球に梃子摺り、6回裏が終わった時点で谷佳知選手が放ったヒット1本だけに抑え込まれていた。(小笠原道大選手はそれ迄の2打席、共に良い当たりを放つも相手野手の正面を突くアンラッキーさ。)「このままずるずると行き、0対1でジャイアンツが敗れそうな雰囲気だなあ。」と益々不吉な予感が頭を過る

しかし好投を続けていた寺原投手が、7回裏に突如崩れを見せる。絶妙なコントロールが影を潜め、連打を浴びて逆転。挙句に阿部選手の代わりに捕手を務めた加藤健選手に痛恨の3ランを浴び、5対1とジャイアンツが4点をリード。厳しい言い方かもしれないが、あれだけ好投を見せ乍らも突如崩れてしまう所に、「勝ち数と負け数が最終的にほぼ同じになってしまう投手の哀しさ。」を寺原投手には感じてしまう。良い素質を持っているのだから、一層の奮起を望みたい。

8回表を三者凡退で打ち取った高橋投手。一緒に観戦していた友人の「球数も少ないし、点差&今日から6連戦という状況を考えても、このまま最後迄高橋投手に投げさせるだろうね。」という言葉に、いや、原監督は間違い無く上原浩治投手を抑えに使って来るよ。一昨日の試合(19日)でタイガースに10点差を付け乍らも上原投手を抑えで起用した様に、彼の頭の中には『総力戦=どんな状況でも抑えに上原投手を起用”しなければならない”。』という妙な美学が在る様だから、どれだけ疲労度が蓄積されていようが、次の対戦相手がドラゴンズで在ろうが、上原投手を万全な状態で持って行くなんて思考は頭の片隅にも無いだろうし。と返した自分。「流石の原監督も、そこ迄硬直した思考ではないんじゃないの?高橋投手のままで行くと思うけど。」と友人は譲らなかったが・・・。

5対1のままで迎えた9回裏、原監督は”案の定”上原投手を抑えとしてマウンドに送った。確かに4点差は決してセーフティー・リードとは言えないし、一昨日の10点差での起用よりは未だ理解が出来るものの、マウンドで試投する上原投手の球の上ずりが非常に気になった。「かなり疲労が蓄積されているなあ。これだと滅多打ちに遭う可能性は低く無さそうだし、彼を抑えとして送り込んだ以上は例えピンチを迎えたとしても、逆転される迄は次の投手に継投出来ないだろう。それよりも何よりも上原投手で抑え切れなかったら、今後のジャイアンツの闘いに影を落としそうな気が・・・。」という思いが湧く。

結果的に「打ち込まれた」という程では無かったが、2死1&2塁というピンチを迎える等、上原投手の出来は好調時に程遠い内容。上原という”名前”で抑え切ったという感じだった。5対1でジャイアンツが勝利を収め、苦労人の加藤選手がヒーロー・インタビューの場に呼ばれたのは嬉しかったが、原采配には相変わらず疑問を感じたし、今後の展開に更なる不安が・・・。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
« クライマックスシリーズ | トップ | 放送休止日 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (oumo)
2007-09-22 21:06:11
今日も勝ちましたね。

上原は今日投げませんでした。
いろいろベンチ内であるのでしょう。

かげながら応援するしかないですね。

CSどこまで戦えますかね。


頑張れ ジャイアンツ

ファームは優勝したぞ
返信する
>oumo様 (giants-55)
2007-09-22 23:48:01
書き込み有難う御座いました。

「家貧しうして孝子出ず」なんて諺が在りますが、パウエル投手や姜投手、門倉投手といった開幕直後に先発として期待していた投手達が総崩れし、林投手や金刃投手、豊田投手迄が使えない苦しい状況下で、野間口投手という”孝子”が出現した事に喜びを感じています。G+で二軍戦の模様もしばしば視聴していたのですが、二軍戦での彼は滅多打ちに遭うケースが多く、ハッキリ言って一軍の戦力としては全く期待していませんでした。申し訳ないけれども、期待していなかった分余計に喜びは大きいです。

今日の試合も「まさか上原投手を抑えに引っ張り出さないだろうなあ。」と不安一杯でしたが、流石に今日は起用せずホッとしました(笑)。このまま勝ち進んで行くと確信していたタイガースが5位のスワローズに連敗するという番狂わせが在った一方で、ドラゴンズは確実に勝ち星を積み重ねています。終盤になって中村(紀)選手の存在感が増しているという感じでしょうか。

現段階でもジャイアンツの優勝は極めて難しいと思っておりますが、もし明日のベイスターズ戦にも勝利を収め、且つ次のドラゴンズ3連戦でジャイアンツが勝ち越す事が出来たら、優勝確率は5割位になるかもしれません。選手達を信じて応援したいと思います。

二軍は優勝を決めましたね。一&二軍共に優勝を決めた場合には、2000年以来という快挙になるそうです。この年は日本シリーズでON対決が実現し、ジャイアンツが4勝2敗で日本一に輝いた年ですが、今年はどうなる事やら。
返信する
病気なんです (Honeywar)
2007-09-23 00:49:27
 ご無沙汰しております。

> あれだけ好投を見せ乍らも突如崩れてしまう所

 寺原投手の病気なんですよ(苦笑)。序盤は、「こいつ、一生打たれないんじゃないか?」という圧倒的な好投を見せながら、中盤・6回か7回に集中打を浴びるという。

 それはともかく、今季は空前絶後の優勝争い。giants-55様としては、いろいろ文句もあるでしょうが、ジャイアンツの戦いぶりはすばらしいですよ。うらやましい限りです。(^^

 横浜もぜひ優勝争いに参加したかったのですが。今は部外者として楽しませていただいております。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。